【進捗報告 銀山町妖精綺譚】#シロクマ文芸部
この企画に参加です。以下、本文です。
変わる時は今かもしれない、と考えたわけです。これまで何冊かのkindle出版してきましたが、小さな拘りとして紙書籍の定価は「1,000円」に抑えてきました。これは大きな意味があった訳ではなく、出版代行社さんの「4万文字なら定価です、越えたら追加料金」という規定を踏まえて「4万文字以内」で出版したら印刷コストが800円台でしたので、キリ良く1,000円にしました。(公務員のタマゴに伝えたい話は別な設定です)
しかし、次作の「銀山町 妖精綺譚」は追加料金を覚悟でいろいろ遊んでおりましたところ、出版代行社さんから
「印刷コストを考えると定価は1,400円以上に設定する必要があります」
との連絡をいただきましたので「銀山町 妖精綺譚」の紙書籍のAmazonでは定価1,500円を設定する予定です。拘りを辞めて変化を選択します。
かなり高い商品になりましたので、紙書籍を買わないようお願いします。
さて、全国で2人くらいは発売開始をお待ちいただいているであろう「銀山町 妖精綺譚」ですが、昨日4月6日(土)に出版代行者さんからkindle出版用のデータが納品されました。昨日のうちに「写真レイアウト」の変更を依頼し本日は校正した後の修正を依頼し(なんと、まだ誤字が三字ありました)、本日夕方に修正データを納品していただきました。
明日4月8日11時半にAmazonにデータをアップロードする予定で、審査で問題がなければ、それから72時間以内に販売開始となる見込みです。
電子と紙を一緒にアップロードすると電子版が先に審査終了し、唐突に販売開始になったりします(販売開始後にメールで連絡がきます)。電子版は今までどおり250円で販売予定です。
しかしながら御注意していただきたいのですが、仮に4月8日以降に電子版が販売開始されたとしても、電子書籍を買わないようお願いします。
前振りが長くなりました。
電子書籍「銀山町 妖精綺譚」は販売開始後、数日以内に「無料ダウンロードキャンペーン」を行う予定です。なので繰り返しになりますが「電子書籍を買わないようお願いします」。kindle unlimitedに加入されている方は積極的なダウンロードをお願いします。そして、ここ大事なのですが内容の良し悪しに関わらず、まず最後までページをめくりまして、それから表紙に戻りゆっくり楽しんでいただければです。
なお「銀山町 妖精綺譚」の無料ダウンロードキャンペーンと併せて、「元宮ワイナリー 黎明奇譚」も無料ダウンロードキャンペーンを行う予定ですので、お持ちでない方はこの機会に併せてダウンロードしていただけたらと存じます。
キタンシリーズ3部作(関連性は全くありません)をお読みいただき忌憚のない感想を寄せていただけたら嬉しいです。「会津ワイン」は前回の無料DLCから期間が短いため今回はキャンペーンに参加させられないです、すいません。
このキタンシリーズ、関連性は全くありませんが「主要登場人物が公務員」という無理矢理な共通点があります。元宮ワイナリーと銀山町は架空の都市の「公務員が主人公」で「会津ワイン」は主人公2人を転がすような「公務員」が登場します。
また「元宮ワイナリー」と「銀山町」はともに
「無茶振りされた職員が二転三転四面楚歌五臓六腑を痛めつつ、七転八倒七転八起窮地脱出、答を出す」
という話の骨組みは全く一緒と言えます。そういう展開が好きなのです。
こちらの「恋する旅人」に収録している「水商売を始めた役場の話」も同じような骨組みになります。
似たような骨組みに、どのような異なる肉付けをしているのか読み比べていただくと作者冥利に尽きるというものです。「元宮ワイナリー」を書いてから4年以上経ちますので、私の成長も読み取っていただけたら嬉しいです。
なお、東京近郊・盛岡近郊にお住まいの方には別途ご連絡があります。
5月19日の文学フリマ東京38、6月16日の文学フリマ岩手9に出店を予定しています。その際に「銀山町 妖精綺譚」の紙書籍を持参しますが、会場限定・20冊限定ですが「1,000円で販売予定」です。
なので、「妖精綺譚の紙書籍」を手元に置いてくださる方がいらっしゃいました場合は、文学フリマでお買いいただければと思います。
文学フリマで1,000円で販売すると1冊売れることに500円の赤字(税抜き)が確定する訳ですが、無料ダウンロードキャンペーンも含め、赤字とか黒字とかの枠を越えて、福島太郎を応援していただいている方々に「妖精の恩返し」をしたいと考えているところです。
引き続き仲良く交流していただきますようお願いします。
#何を書いても最後は宣伝
とは申しましても「ロイヤリティが欲しい」身でもありますので、無料ダウンロードキャンペーンの前にkindle unlimitedでお読みいただけたら有難いです。その上で面白いと感じていただけたら無料ダウンロードをお待ちいただければです。
その他の本はこちらからです。
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。