桃カクテル
筆者が大ファンである「ふくしま逢瀬ワイナリー」にて、期間限定で「桃カクテル」を販売しているとのことで、お試ししてきました。なお、味についての知見を有しておりませんので、素人の感想です。
「なんだこの贅沢」
というのが第一印象でした。
そもそもが「旬の果実」というだけで贅沢な味なのですよ。
そもそもが「桃のリキュール」というだけで贅沢な味なのですよ。
リキュールそのものが、桃を醸し、蒸留し、純粋な美味しさと香りを結晶化させたような作品なのですから。
しかも、ここの桃は「市場で売れない桃」を原料としているのではなく、スタッフが農家さんを巡り、美味しい桃を直買いし原料としているのです。
その「果実」と「リキュール」を掛け合わせて、さらにシロップや香草などで、味を調えて提供するのですから
「どうして美味しくないはずがあろうか、いや、そんなことはない」
ということになるのは、ある意味当然と言えば当然な話です。
しかも、カクテルにすることにより、単品としての「桃のリキュール」の弱点である「飲み方が少し難しい」ということをクリアしているのです。
「桃のリキュール」単品でも美味しいのですが、アルコール度数が少し高めのため、人によっては「ストレートでは飲みにくい」、ソーダや氷で割ると「甘み」や「香り」のバランスを整えるのが少し難しいという弱点がありました(弱点ではありますが、その難しさも含めて、自分好みを見つけるのも、一つの楽しみではあります)。が、そのような「弱点」に対する「一つの解」が、この「桃カクテル」なのだろうと思います。
また、このカクテルが生まれたバックストーリーに「味わい」があるのですが、関係者の承諾を得ておりませんので、それを得てから、機会を見て御紹介したいと考えています。
街の活性化には
「バカモノ、ヨソモノ、ワカモノ」が必要だと言われていますが、まさにそれを体現したような作品であるとも言えます。
「桃カクテル」は「期間限定」「ショップ限定」ですが、桃リキュールやワインなどはオンラインショップで購入できます。
今年は「期間限定」「ショップ限定」での「桃カクテル」のようですが、「いずれ県内の飲食店で楽しむことができたら良いのに、県を代表する「特産品」になれる」というポテンシャルを感じ、その実現を夢みたいと思います。
そんな訳で、この投稿を終えたら、本日も「桃カクテル」を嗜みにワイナリーを訪問してきます。「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」という販売戦略に弱いのです。