ロイヤリティの御報告
Amazonさんから、電子書籍のロイヤリティ9,300円が振り込まれましたので、地元のNPO法人「しんぐるまざあずふぉーらむ福島」さんに全額を振り込みました。皆様の善意に感謝を申し上げます。
応援いただきありがとうございます。累計で74,637円になりました。御礼を申し上げますとともに、皆様の御健勝、御多幸を御祈念申し上げます。
さて、以下はいつもどおりの駄文になります。お付き合いいただけたら嬉しいです。最初に大事なことを伝えさせてください。
電子書籍は専用端末(電子書籍リーダー)がなくても読むことができます。スマホやパソコンにKindleのアプリを入れれば大丈夫です。Kindleのアプリは無料です。大事なことなので繰り返します。
電子書籍は専用端末(電子書籍リーダー)がなくても読むことができます。スマホやパソコンにKindleのアプリを入れれば大丈夫です。
なお、電子書籍はamazonのアプリからは購入できません。SafariやChromeなどのインターネットブラウザからamazonのサイトにアクセスする必要があります。
さらに駄文。需要があるかどうかはわかりませんが、書籍に掛るロイヤリティの内訳についてご説明したいと思います。こういう話に興味が無い方や好ましいと思わない方は、ここでお止めください。
皆様に御購入いただくと、次のような金額が著者ロイヤリティになります。
公務員のタマゴに伝えたい話 電子書籍 348円、紙書籍 198円
同 第2集 電子書籍 348円
元宮ワイナリー黎明奇譚 電子書籍 348円
恋する旅人 電子書籍 218円、紙書籍、140円
黒田製作所物語 電子書籍 175円、紙書籍 125円
1 電子書籍
電子書籍のロイヤリティについて、Amazonの規約に基づくと電子書籍の場合は、条件により定価の70%か35%を選択できます。私の場合は70%を選択しています。なので、定価を500円にしている本は「350円」になるのですが「データ通信費相当額」2円が減額されて348円となるようです。
2 Kindle unlimited
Kindle unimitedについては「本がダウンロードされて、ページが捲られた最初の1回のみ配当の対象」となります。ダウンロードだけでは駄目です。さらに同じ方が複数回ページを捲ってもロイヤリティにはなりません。その金額は月ごとに変わりますが、概ね1ページにつき0.4円から0.5円くらいです。紙本のページ数とは異なり、Kindleなどで表示される電子書籍用ページ数でカウントされまして、丸まる1冊分のページが捲られると50円~60円くらいになる感じです。
3 紙書籍
紙書籍はamazonの仕組みと1線を画しており、「出版代行社」ごとに設定が異なります。「タマ伝」については、コストが高い出版代行者に発注してしまい、紙本の値段が高くなってしまいました。申し訳ない気持ちです。「恋旅」と「黒田」は「パブフルさん」という、低コストの出版代行社にお願いしたので、価格を「税抜き1000円」で抑えることができました。
なお、ロイヤリティの算出方法は、次の式によります。
「定価×64%-180円(固定費)-(ページ数×2.5円)」
紙本の発刊にあたり、「パブフルさん」には電子書籍とは別に、数万円の費用をお支払いしました。ネットの広告で紙書籍について「初期費用0円」や「格安」を宣伝する出版代行者さんの場合は、経費となる「固定費」やページ単価などの費用がさらに高く設定されており、定価が高くなることで読者の方の負担が大きくなる仕組みです。
また、電子書籍の場合は、amazonから直接お金が振り込まれますが、紙書籍の場合は「出版代行者さん」を通じて支払われることになります。このあたりもちょっとややこしいところです。
ということで、内幕を申し上げますと「Kindle unlimited」が一番稼いでる良いリターンとなります。しかし、公タマ伝と恋する旅人は「自分の手元に紙書籍を置きたい」という、自分の願望のために紙書籍を発刊しました。
黒田は「より多くの方に読んでいただきたい」という、自分の願望のために紙書籍を発刊しました。紙本の製作費は私にとっては安くない金額でしたが、後悔はなく、楽しませていただいています。
去年の今頃は、公タマ伝の書籍化に向けて出版代行者さんにアクセスしたぐらいの時期で、1冊の書籍も発刊されていませんでしたが、1年後に、さも知ったような記事を投稿するのだから、人生ってちょっと不思議で、ちょっと面白いですね。せっかくなので、「おもしろい犬」の話も埋めておきます。
本日は長々と失礼しました。書籍発行に費やした経費とロイヤリティを比較すると、経費の半分も回収できていませんので、
「直接寄付した方がNPOさんは助かったのではないか」
というご意見もあると思いますが、未来に期待していただくとともに、更なるロイヤリティの確保に向けて、皆様のお力添えを切にお願いします。