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【読書感想文】続 おもしろすぎない おとぎ話 

 私のフォロワーさんは、ほぼ御存じと思います。「へいたさん」が文学フリマ岩手9に出店していました。私が購入したのが『続 おもしろすぎない おとぎ話』になります。

 ちなみにサムネ画像は昨年開催されたの「文学フリマ岩手8」で撮影したものになります。今年は「へいたさんのブース」を撮影する余裕がありませんでした。

 で正直な気持ち、へいたさんの作品を読むたびに思うのです。
「へいたさん、ずるいなぁー。なんだよ『おもしろすぎない』って、面白いよ。凄いよ、巧いよ、素敵だよ。もう、敵わないですよ。俺は書くのを辞めようかな」
とか思うのです。へいたさんの作品は、ウィットにとんで苦みと酸味と甘みがあり、しみじみ美味しいのです。地味なようでいて滋味豊かな、心が満たされる作品なのです。

 それを何ですかタイトルにある「おもしろすぎない」って、謙虚を通り越して嫌味とか嫌がらせレベルですよ。と、感じてしまうのです。
※個人の感想ですが、実際に読んでいただけたら納得していただけると考えています。

 私と交流が長い方は御承知と思いますが、私は基本的に「マイナス発言」はしないように心がけています。「ちょっとどうかなぁ」と思う時は触れないようにしています。
 一方、
「好きなことを 好きなときに 好きなように書く」
は揺るぎなく維持していますので、「嘘の好き」は投稿もコメントも書かないです、数字欲しさに嘘は書かないです。ちょっとした意地であり誇りです。
 という矜持を持つ私ですが「続 おもしろすぎない おとぎ話」は諸手を上げて賞賛します。
「タイトル詐欺だよー、この本」
と言いたくなります。

 って書いてきまして、感じたのが「デジャヴ」です。あれ、こういう話を前にも書いた気がする。ということで過去の投稿を検索しました。

 おいおいおいおいおいおいおいですよ、メディアパルさんに乗せられて、前にも書いていましたよ「へいたさん」の関連の記事。今回と同じような話をしながら、けど、だけど、前の投稿の方が面白い気がしますよ。

 あー--悔しいなぁ。俺、全然成長してないじゃん。

 でも、まぁ、へいたさんの「続 おもしろすぎない おとぎ話」を楽しめた分、去年から今年まで、生きててよかったとも思うのです。そして
#何を書いても最後は宣伝
 「おとぎ話」というのは英語で「フェアリーテイル」というらしいですね。ちょっと前まで「フェアリーテイル」を「妖精の尻尾」と考えていましたのは内緒にしてください。
 「絶対内緒にしてね」と言われていたはずの、平成のフェアリーテイル「銀山町 妖精綺譚」がこちらです。

 読者を裏切り続ける展開、話が二転三転四面楚歌、五臓六腑が痛んで七転八倒七転八起、応えに窮した主人公がどんな答(とう)を出すのか?

 妖精が現れるのかは内緒ですが、最終盤には名前を言ってはいけないあの人が登場します。

 楽しんで書きましたので頑張って読んでいただければです。

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