妖精綺譚の始まり #シロクマ文芸部
こちらの企画に参加です。
(以下、本文です)
始まりは何だったのだろう。
kindle出版として新作となる「銀山町 妖精綺譚」の表紙・挿絵・本文・写真・あとがきなどの素材が揃いましたので、本日「出版代行社さん」に発注しました。
サムネ画像は「表紙」の一部になります。
この3ケ月、楽しく遊ばせていただきました。物語のモチーフとなる金山町を始めて訪問したのが昨年12月30日でしたので、ほぼ3ケ月間この物語と遊んでおりました。
12月30日の時点では「創作物語」を書くつもりは無く、Facebookに頻繁に登場するようになった「金山町」を一度見てみたいくらいの感覚でした。そこで町の美しさに心を魅かれ、「妖精美術館」という施設があることを知り「何でそんな施設があるの」という不思議さに惹かれ、金山町を再訪し歴史を調べたりしながら話しの種を集めました。構想を練り「物語として書いてみよう」と考えたのが1月14日だったようです。
しかし、物語の始まりと考えると、その前からの「mikuji58」さんとの交流になると感じています。私がKindle出版している作品は基本的に「リアルな展開」+「お仕事」みたいな感じでしたので、「妖精」なんて世界とは全く関わりが無いのです。
しかしnote街でmikuji58さんのファンタジーを拝読し、加えてmikuji58さんから「南会津にある大内宿に行ってみたい」というお話をお聞きし、私の興味が南会津、奥会津に向かい「金山町」と向き合うことになりました。
そういう意味で「銀山町 妖精綺譚」という物語を生み出すきっかけはmikuji58さんで間違いないのですが、「始まりはいつ」と具体的に考えるとわからず、行き詰まることになります。
そして、物語は「書いて終わり」ではないことを今回はヒシヒシと感じております。kindle出版に向けて表紙・挿絵・写真・あとがきと多くの方に力をお借りしました。
本編そのものの「粗原稿」を恥ずかし気もなく公開し、はそやmさん、豆島圭さんを始めnote街で交流している方々からアドバイスをいただきブラッシュアップを重ねました。
福島文学とは交流と挑戦から生まれる 変化・成長
という意味で、本作は「福島文学」の真骨頂であり、現時点での「最高傑作」と自負しております。Kindle版を皆さんにお読みいただけることを切に願うところであります。
さて、物語は「kindle出版して終わり」というものでもありません。本作はPOD(プリントオンデマンド)での「紙書籍」の販売も予定しています。
さらに「紙書籍」を「文学フリマ東京東京38(2024年5月19日)」で出店販売も目論んでおります。過去3回出店した文学フリマでは、kindle出版している全書籍を持ち込みましたが、東京38、岩手9は「銀山町 妖精綺譚」と間に合えば「もう1作」だけを販売する予定です。
本の制作が文学フリマに、間に合いそうで安堵しています。逆に言えば、そこに間に合うように逆算して作業を進めておりました。順調に進んで良かったです。
また「銀山町 妖精綺譚」には「英国」というキーワードが散りばめてあります。アーサー王しかり、シェイクスピア作品しかりです。この英国ということについては、note街のクリエイターであり英国在住の「コノエミズさん」の影響を受けております。
作品を通じて「コノエミズさん」に、これまでの交流とエールに対する感謝の気持ちを伝えたいという想いが執筆の原動力になったようにも感じます。
ということで、何が言いたいのか支離滅裂ではありますが
「銀山町 妖精綺譚」 制作快調!
皆さんに感謝、感謝です。
と伝えたいだけの稿でした。
#何を書いても最後は宣伝
福島太郎の過去のKindle作品はこちらからです。
サポート、kindleのロイヤリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれんつふぉーらむ福島」さんに寄付しています。 また2023年3月からは、大阪のNPO法人「ハッピーマム」さんへのサポート費用としています。 皆さまからの善意は、子どもたちの未来に託します、感謝します。