天使のつぶやき
公タマ伝・書籍化までの道のりで、心が折れそうな時に、周囲の方の言葉に救われたことが何度かありました。
言葉を発した方にしてみれば、深い意味はなく、なんとなく出た言葉なのだろうと感じていますが、感謝の気持ちを込めつつ、振り返ってみます。
1 儲けるつもりが無いのなら、noteに投稿してはいかがでしょう
この一言がなければ、note界に入ることもなく、原稿の充実も無かったと考えています。「儲けるつもりがない」という筆者の想いを理解し、導いてくれた言葉です。
筆者は直ぐに「そうします」と応えましたが、実は、この時点では
「一度もnoteを観たことがありませんでした」
Netの記事などで「無料の投稿サイト」程度の認識はありましたが、「全く知りません」に近い状態でした。
あれから4ケ月、「公タマ伝」の原稿化・書籍化という、当初の目標を果たした今も、こうしてnote界を流離う日々です。
2 届くと良いですね
noteで投稿を始めたものの、閲覧も増えなければ、「スキ」もいただけない日々で「やはりニーズはないのか」と、悶々としていた時にいただいた言葉です。
「公タマ伝は一人のために」という軸がハッキリした瞬間でした。
そもそも「数字に拘る必要はない」と考えながら投稿を始めたはずなのに、他の方と比較してしまい、凹んだり、迷ったりしてしまいましたが、この言葉で、あらためて「数字の多少じゃない。一人でも読んでいただけるのなら、投稿を続けよう」という意志を強くすることができました。
4月の投稿は「スキ 0」なんて投稿がごろごろしていたのに、挫けなかったのは、この方のおかげです。
3 「公タマ伝」読んでいますよ
職場に内緒で、コッソリ・ヒッソリ始めた「公タマ伝」でしたが、書籍化に向けて、少し現実(リアル)でも動き始めた頃、あまり交流のない、後輩が電話で言ってくれた言葉です。
この時期『公務員のタマゴに伝えたい話』という電子書籍を発行したいという言葉を枕に、書籍用原稿を渡して「感想を聞かせて」と動いていましたが、現実の世界では「公タマ伝」という言葉は存在せず、noteだけで展開していた言葉でした。
ところが、この後輩は、書籍用原稿を読んだ上で、note界を探索し、筆者の投稿を読み、そして、「公タマ伝」という略称を知り、「読んでますよ」と、伝えてくれたのです。親しくないオッサンに話すことは「勇気」が必要だったと思います、そこも含め、凄く嬉しいことでした。
社交辞令としての「面白い」「良かった」ではなく、「関心を持ってくれた」という事が伝わり、とても有り難いことでした。
4 1,000円でも買いますよ
これは、額面どおりの言葉で、シンプルに嬉しい言葉です。
もちろんリップサービスが含まれていますから「話半分」としても、「500円の価値はある」と、胸を張って宣言する根拠にしています。
5 若い友人にプレゼントしたい
筆者が紙本の発注数をミスしてしまい、フェイスブックで嘆いた時にいただいた言葉です。
この言葉を贈ってくださった方は、noteも本編の原稿も読んでいない状況だったのですが、「タマゴやヒヨコに伝えたい」という筆者の想いを理解していただき、エールを贈ってくださいました。
「海のものとも、山のものとも知れぬ本を応援してくださる方がいる」、「内容がわからないにも関らず筆者のことを信頼してくれている」と思うと、心が震えました。発注ミスの嘆きなど、海まで吹っ飛びました。
と、ほんの一部ですが、筆者を支えてくれた「エール」を御紹介させていただきました。
こうして「筆者」を名乗らせていただいていますが、何度か同じ話を繰り返しますが、公タマ伝は「自分で書いた気がしないのですよ。様々な力をいただき、書かせていただいたギフト」という気持ちなのです。
筆者には、これらの原稿を産み出すような「力」は無かったはずなのです。「天佑」という言葉を感じます。
そんなこともあり、「公タマ伝」で得られた「利益」を「筆者一人のもの」とすることなく、未来への投資にしたい、と考えています。
長文をお読みいただいた皆様にも感謝です。
そして、久しぶりに使います。
この本は面白い、500円の価値はあります。(できれば、お知り合いの方にお勧めしてください。)