【創作SS】ゼミ長レポート #毎週ショートショートnote
(ゼミ長の提出レポートから抜粋)
『響く礼節をペンペンしてみる』という問いに対して、私なりの解をまとめるにあたり、一つの思考であり試行として、問いを分解してみる。
「響く」の本質は「振動」である。
「礼節」の本質は行動様式であり概念である。また「礼節」と表記した場合、それは全体では無いが全体を表すものであり、実存する礼節の一部である。
「ペンペンしてみる」の本質は、手の平で軽く叩くということである。そして「叩く」という行為は結果として振動を生む。
分解した問の本質を合わせると「礼節という文字を手の平で叩く」という行為が『響く礼節をペンペンしてみる』に繋がるものである。
が、これは言葉遊び、詭弁、常識的な解であり実存の解では無い。
教授の「善い答えにはカニを御馳走します」を踏まえて私が提出すべき解は
『教授、カニが食べたいです』
となるものである。
教授はゼミ長を満面の笑みで労った。
「エクセレントです。よくぞ実存にたどり着きました」
(本文ここまで)
この記事の続きです。
たらはかにさんの
#毎週毎週ショートショートnote
裏お題【響く礼節をペンペンしてみる】
https://note.com/tarahakani/n/nddd8459aff4b
に参加しています。やっつけ気味でお題を深堀りできていませんが『参加することに意義がある』です。
この慣用句の背景には「冷戦と平和の祭典」があると聞いていますが、それは常識なんでしょうか。
#地には平和を人には愛を
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