【駄文】図書館にある著書
kindle出版をする際に、1つを除き、電子書籍だけではなく紙書籍も発刊しています。
いろいろ理由はありますが、一つの有難い効果として
「図書館に蔵書として保管していただける」
ということがあります。
以前「水蝸牛さん」も、紙書籍を図書館に寄贈している記事を投稿していた記憶があります。その記事が探せなかったので、固定記事を貼ります。
で、私の記憶が確かならば、水蝸牛さんは
「著書を図書館が受け入れてくれるか」
を不安に感じていたようです。ほんと、そうですよね。商業出版じゃ無い本を受け入れていただけるのか。
多分、法律とかのオフィシャルルールとしては、図書館に「拒否権」はなく、受け入れなければならないと思うのですが、何故か「ローカルルール」がある世界に生きております。
かくいう私も、紙書籍を図書館にいくつか寄贈しております。ただ、受け入れていただけるか、は、結構不安でおります。贈った後、「蔵書として受け入れていただけましたか」と、図書館に確認できるような強い心がありません。
しかし、素晴らしきかな「IT社会」。かなりの図書館で「蔵書検索サービス」をインターネット上で展開しています。で、当者調べによりますと
・国立国会図書館(公タマ伝)
・郡山市立図書館(公タマ伝)
・千葉県立図書館(公タマ伝)
・二本松市図書館(夢見る木幡山・光流るる阿武隈川)
・会津美郷町図書館(会津ワイン黎明綺譚)
・西川町図書館(山形県)(恋する旅人)
が、ヒットしました。ということで、いつ消えるかわかりませんが、現状、5作品が6公立図書館に蔵書として保管されています。(また、千葉県立と図書館については、noteで交流している2020年夢中の旅さんが図書館にリクエストしていただいたという、夢のような軌跡の成果です。夢中の旅さん、あらためて感謝です)
残念ながら「黒田製作所物語」、「元宮ワイナリー黎明奇譚」はありません。著者としては、
「メインの舞台となった市町村の方に読んでいただきたい」
という、ささやかな願いがあります。そういう意味では二本松市と会津美里町はコンプリートです。西川町はメイン作品ではありませんが「恋する旅人」に収録している「水商売を始めた役場の話」という作品の舞台です。
二本松市さん、会津美里町さん、西川町さん、受け入れていただき、ありがとうございました。おそらく、貸出を希望する住民はいないと思いますが、その機会を与えていただきましたこと、心から感謝いたします。
なお、私の創作手法として、「メイン舞台となる場所の図書館を取材として訪問する」ということをしており、地元の図書館に著作を寄贈するのは、
「取材でお世話になったことへの御礼」
という思いもあります。付け焼き刃ではありますが、図書館で、その町の町史や郷土資料などを読ませていただき、作品に活かしたいと考えています。
そういう意味で「二本松市図書館」さんには、大変大きな知見をいただきましたことを感謝しています。
「マンモス」の話なんて、考えてもいない表現でした。郡山市図書館さんでは、なんの調査もしていません。また、会津美里町図書館さんでは、
「新鶴村の郷土資料がない」
と、慌てましたことも報告しておきます。
ただ、もしかしたら、もしかしたらですが、図書館に「新鶴村の郷土資料が無い」ということは、拙著「会津ワイン黎明綺譚」は、世界で最初で、唯一の「新鶴村を舞台とした作品」なのかもしれない。
と、ひとりでニヤニヤしているのです。新鶴村の皆さんに読んで欲しい作品です。
#何を書いても最後は宣伝