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逢瀬がある街 郡山

 先日、「ふくしま逢瀬ワイナリー」のスタッフの方と話をしていた際に
逢瀬町って名前が良いですよね。日本らしいというか、趣があるというか。ワイナリーも逢瀬という地名も活かしたいと考えているのですよ」
 というお話をされていました。全く同感です、男女の出会いといいますか、ちょっと大人な感じがする「逢瀬」という場所にある、ワイナリーというシチュエーションは、少しドキドキします。
 
 そして、かなり特殊な場所になるのですが、その逢瀬町の中でも、筆者がお気に入りの幻想的な場所が、「御霊櫃峠」という峠の山頂になります。2枚の写真をアップします。

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 この写真が面白いのは、ほぼ同時刻、ほぼ同じ場所で、山頂から東側と西側を撮影したものなのです。
 記録では、2015年の6月29日19時くらいに撮影した写真ですが、おそらく今でも同じような美しい景色が存在していると思います。

 街の夜の始まり、大自然の夕焼けが出会う 不思議な場所でした。

 実は、この時、人生初のロードバイクを購入したばかりの筆者は、定時で仕事を終えるや否や「練習、練習」と呟きながら、ロードバイクにまたがり直線距離で10数kmある、この「御霊櫃峠の山頂」を目指し、19時には山頂にいるという快挙を果たしたのでした。
 そして、写真を撮影し「暗くなる前に帰宅しなければ」と、峠を下りはじめたのですが、道路を横断するグレージングの段差により、峠を下りる前にパンクに見舞われました

 そういう時に限って、替えのチューブを準備していないのも不思議です。そして、自宅まで約3時間をかけて、ロードバイクを押しながら帰宅したのです。
 途中でタクシーを呼ぶかとも考えましたが、場所を案内するようなお店や施設も無い、ド田舎ということ、ロードバイクを積むことができるかという不安もあり、テクテク歩くことを選択したのです。もちろん、心はいつもの

だけど僕らは挫けない 泣くのは嫌だ笑っちゃお 進めー

という歌と共にありました。
 そんな訳で、この美しい景色は、筆者の哀しい思い出とともに在るのです。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 公タマ伝もよろしくお願いします。
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