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第40回 7/14のトランプ大統領襲撃と安倍晋三襲撃事件から見える民主主義の限界について

こんにちはたろ坊です。
本日のテーマはトランプ元大統領の襲撃から見えてくる「民主主義の崩れる足音」について私なりの考えをまとめたいと思います。

現在アメリカでは大統領選が行われています。
前回の2021年大統領選挙ではトランプ支持者が国会議事堂を武力で抗議する事件が起こり、約800人が侵入、約30人が逮捕となりました。

民主主義の根本を揺るがす大きな事件で全米に衝撃を与えました。

今回は逆に共和党の候補者であるトランプ氏が襲撃される事件になってしまいました。(犯行は共和党員であり民主党系に献金記録のある20歳の白人青年だそうです)

また、2022年には安倍晋三元首相が襲撃をされ命を落としました。
これまで日本では五一五事件(犬養毅首相)や二二六事件(斎藤實首相)のように青年将校による暗殺がありました。時代背景は違えど、1930年ごろから約100年の歴史を学んでいません。

ちなみに2023年の昨年岸田首相もパイプ爆弾の襲撃を受けています。

1.民主主義と強権的な一党支配の比較とSNSの脅威

私が思うにこれは民主主義の限界が露呈してると考えることができます。

中国での共産党の一党支配や、通算5期目の任期を指導したロシアの大統領の強権的な政治は民衆を強くコントロールが効いています(7/15日経電子版によるとロシアでは国防次官にいとこの娘、内閣人事ではKBG(ソ連)時代の同僚の息子を登用しています)

SNSでの投稿や反対派を圧力で封じ込めています。

これにより民衆は暴動を起こすことで制圧されると思い、ある意味で抑止力が働いていると感じます。

それに対して現在の民主主義はある政党や個人の支持者が自由に意見を言うことができるため、それゆえに言論の対立が起こっているように思えます。

匿名なら自分の意見と違う人を非難していい、なんなら武力でも仕方がない。そのような自らの正義で相手を捌きに行く人が増えているのも原因です。

それはスマホの技術の革新により、SNSの発達により自分の好きで興味のある情報のみを選択してしますことと、それにより複数の情報を比較することをしないことによるバイアスがかかることが原因かと思います。

すでにこの断片的な情報のみで物事を判断する人の増加する傾向は増える一方になると思います。

2.宗教問題と自民党政治の温床について

安倍晋三元首相を襲撃した容疑者である山上容疑者はとある新興宗教により家庭を崩壊させられています。幼い妹がいる中で、自殺した父の保険金や叔父からの生活費の計1億円以上をとある宗教団体に寄付しており、家庭を顧みない人でした。

この宗教団体は自民党に多額の政治献金公的秘書の無償で提供をしており政治と宗教の癒着がありました。そのような政治と宗教の癒着が山上容疑者を犯罪者にしてしまいました。ある意味で宗教と政治が「殺人」を生んでしまったようにも思われます。

ある特定の団体ではなく、一個人(アメリカの今回の事件も含めて)が今では政治や世の中を変えるために人を殺してしまうような「殺人」を生み出す世の中に今はなってしまっています。

それは政治に対する不信感もそうですが、経済や格差などの差が広がることからのうっ憤からの側面もあると考えられます。

また、安倍晋三元首相の政策の評価の賛否はあると思いますが、彼は自民党の精神的支柱だったことは間違い無いと思います。

彼がいなくなり自民党は分裂をしてここの利益を追求するバラバラの政党になってしまった気もします。

また彼のように外交政策を積極的に推し進めた首相も少ないでしょう。日本を取り囲むロシアやアメリカなど多くの国との関係性の今後も彼がいなくなり変わってしまうと思われます。

3.これからの日本の民主主義の在り方へについて

正直一個人としてできることはほとんどないに等しいと思います。

しかしながら、今の自民党政権での不正や事件を踏まえて一度これをリセットする必要があるのではないでしょうか。

やはり政権交代が起きないことには不正や慣れが生じてしまいます。アメリカの事件はこれからの日本社会でも起きうる鏡です。

私たちには選挙により1つの行動をとることができます。これによりよりよい社会を1人1人が作るよう希望をもつ。日本はダメだと絶望するのではなく。

私が思うことを少し書いてみました。
どうもありがとうございました

2024.7.14 たろ坊



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