ARTnews JAPAN「アート業界の大物15人が2024年を大予想! 」の記事を読み解く
ARTnews JAPANの「アート業界の大物15人が2024年を大予想! 」
この記事は参考になるし、興味深い
現代アートに関わっている方々は、うすうす感じてはいただろうけど、去年2023年からマーケットが停滞し、盛り上がりに翳りが見えていたのは明確で、昨今の現代アートブームと呼ばれる盛り上がりは、2022年がピークだったと言える。
市場はピークを超えて冷静になり、通常営業に戻っていくイメージ。
2018年頃からアートを買ったり、現代アートに興味を持ち始めた人々にとっては、あまりに早い調整とも思えるが、いつの時代もアートが活発な時期は短い。
これらの話をすると長くなるので、また別に書くとして
記事では2024年の予測として、キュレーターやギャラリストやコレクターに話を聞いている。
簡単にまとめると
・2024年は調整に入っている(衰退)
・アートフェアの負担が大きい
・価値が明確なものに投資は集中する
・トップとそれ以外という明確な差が生まれる
・若手作家はふるいにかけられていく
・先住民アーティストがトレンドになっていく
・今まで注目されていなかった国のアーティストが注目される
のような感じ。
市場的な話は概ねネガティブな予測が多い。
けど、アートマーケットは外的要因、地政学的なことにかなり影響されるので、どうなるかは本当のところわからない部分もある。
気になったのが
先住民アーティスト、ということを何名かが答えていて、これはもう次のマーケットトレンドを作ろうと動き出しているということだと思う。
北アメリカ先住民だったり、アボリジニのことも含まれるのかな
アフリカ系が長い間欧米でトレンドしてるから、次のトレンドは先住民だったり、メキシコ系とか中南米あたりに火をつけようという感じのようですね。
気になった方は、読んでみてください
YouTubeでもこんな話してるので、見てくださいませ。
アートフェアの負担が多すぎることは共通してる。それと先住民アーティストがトレンドするという見解