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「勝ちたい」なら、勝とうとしないこと。
こんにちは、白井です。
勝ちたい。
これは誰もが思うことだと思います。
負けたくない。
そんな、思いを持っている方もいます。
結論から述べると、勝つためには勝とうとしないことが重要です。
もちろん、部活動や受験といった、同じ土俵で戦話なければならない戦いには勝とうとしなければなりませんので勘違いしないようにしてください。
※あくまで今回は、ビジネスシーンにおける話です。
戦わないこと。
勝ちに行かないのに、どのように勝つのか。
それは戦わないことです。
言い換えると、同じ土俵で勝とうとしてはいけません。
ビジネスシーンにおいて、人や組織を評価する上で1つの大きな指標となるのが、希少性です。
戦わないという選択肢が、楽して勝つための秘訣です。
誰もやっていないことに、希少価値が生まれる。
希少価値とは、生まれ持った才能やこれまで積み重ねてきたものはあまり関係ありません。
重要なのは、その人だけが持っている特徴であるということ。
そこに能力の高低はありません。
たとえば、IT業界で活躍している人は、IT知識があって当たり前。どんなに努力をしても、上には上がいる。
これでは勝てない相手も出てきます。
ですが、その人が地方のまだまだIT活用が進んでいない企業(業界)へ行ったらどうでしょうか?
システムに関することは、その人の独壇場。
一人勝ち状態になります。
このように、社会全体だけでなく、一組織内であれば希少価値を出すことは難しくはありません。
自分の強みは何なのか。
ここで考えるべきなのが、自分の強みを活かすこと。
よく陥りがちなのが、自分の強みを人と比べてしまうことです。
同じ土俵で戦うのであれば、確かに他者と比較して自分の強みが他者に劣っていたら磨く必要があります。
逆にいえば、戦う土俵を変えれば、自分の強みを自分自身の基準だけで判断することができます。
ひつようなのは視点をほんの少しだけ変えること。そうすれば、冷静に自分を見つめることができます。
他者と比較せず、フラットな目線で自分の強みを分析してみましょう。
きっと、今までとは違った気づきが得られると思います。
勝つこととは、敵がいないこと。
とにかく努力をして誰にも負けない能力を身につけることも素晴らしいことです。
ですが、その熱を少し別の方向へ向けるだけで、その努力から生み出す成果をより大きくすることができます。
ズル賢いと思うかもしれませんが、勝ったもん勝ちです。
自分の強みをどう活かすか?
という観点で、いろいろなことに取り組んで行きましょう。
次回もお楽しみに!