【詩】或る医ケア児の詩
光を映さないきみの目は
きっと誰よりも
お顔をかわいく見せている
音を知らないきみの耳は
きっと誰よりも
お顔をチャーミングにしている
酸素を使うのが下手な
きみの呼吸は
きっと誰よりも
力強い
ほとんど何もできない
きみの身体は
誰よりも僕たちを優しくさせる
ぬくもりに満ちている
光を映さないきみの目は
きっと誰よりも
お顔をかわいく見せている
音を知らないきみの耳は
きっと誰よりも
お顔をチャーミングにしている
酸素を使うのが下手な
きみの呼吸は
きっと誰よりも
力強い
ほとんど何もできない
きみの身体は
誰よりも僕たちを優しくさせる
ぬくもりに満ちている