【詩】息子の詩
妻からの視点で2篇
*
学校から帰ってくると
誰々くんと遊ぶ約束した〜って
嬉しそうに言う
どこで、何時に待ち合わせ?
わたしが念のため確認すると、
わかんな〜いって
こともなげに言う
それじゃあ会うこともできないじゃん
そんなふうにして小学生が始まったね
*
まだ入りたてのサッカーチームで
練習試合
そう! そこだ! いけー!
って、わたしが応援すると
よく聞こえなかったきみは
ママなに〜?
って、ボールそっちのけで
保護者席めがけて走り寄ってきたね
保護者一同 癒やされました