「知らなーい、知らなーい」課題の分離
仕事をやっつけたのに・・・
サクサクと仕事をこなす。
自分もそこそこできるヤツなんじゃないかと思えてくる。
しかし、あれ~?なぜかな?
仕事は無くなることなく舞い込んでくる。
周りを見渡すと、周りの皆も忙しそうだけど・・・
でもなんか僕めっちゃ仕事してない!?
仕事はできる人に集まってくる
僕としては必死に命を削るように仕事をしているのだけど、
周囲からはそう見えないらしく、
『任せて大丈夫でしょ』という感じで仕事が増えていく。
「無理だから!」と怒っても「またまた御冗談を~」と流されるのはなぜなの?本当に無理なのに!
と、なかなか思いは伝わらないが、
他の人も『無理』と思いながらも一生懸命に仕事をしているので、
同じ『無理』なら”仕事の早い方の無理の人””仕事ができる方の無理の人”に仕事は舞い込んでくるみたい・・・。
唱えよ、『課題の分離』
「手伝ってほしいなぁ」
そう口に出すか、雰囲気で出してくるか、
さまざまな人がいます。
そして、自分もなんやかんや首を突っ込んでしまう・・・
『こうやったら早いのに・・・』
『〇〇さんに△△ってお願いすれば解決するだろうに・・・』
『その作業なら僕得意だから、僕がやった方が組織としては時間が浮くだろうに・・・』
そうやって首を突っ込んで、自分で首を絞めているところもあるみたい・・・(反省)
そして、そうやっていくと、「これもお願いできる?」と言われたり、雰囲気で出されたりする・・・。
そこで目を覚ますために唱えるは『課題の分離』
・私のことは私のこと(課題/仕事)
・あなたのことはあなたのこと(課題/仕事)
そう考えて、相手に踏み込まない。踏み込ませない。
そうして、雰囲気だけで”どうにかして”と醸し出された時には
「知らなーい、知らなーい」と言って自分のことに集中する(ヤバイヤツダ!って空気になるけど)
ナメられないためにゴネる
相手のためにと色々やってあげると「優しい」とは言われるけれど、それだけなのだ。
優しいからまたお願いしよう、とナメられるのである。
誰かに「これお願いできる?」と聞かれて「分かりました」と即答していては、ナメられ優子(やさこ)ちゃんが誕生してしまう。
全部断る必要はないが、少しゴネよう。
「急ぎですか?今ちょっと〇〇の期限が迫っていて・・・」
「来月の頭までならできると思うのですが、間に合いますか?」
「△△の仕事を後回しにしていいならすぐ取り掛かれますが・・・」
そうすると、
「それなら別の人に頼んでみるよ」とか
「急ぎではないからそれでお願い」とか
「△△の仕事は◇◇さんにお願いするから、こっちやってくれる?」
など、譲歩してくれることもあるし、
『忙しい中やってくれた』と感じてくれたり、『あいつはゴネるからここぞの時以外は頼らんでおこう』とめんどくさく感じてくれるかもしれない。
勘違いしないでお願い
僕を知っている人がこの記事を見たら、
「まさひろ太郎よ…君はそんなことを考えて今までそんなゴネていたのか・・・」と思われてしまうかもしれない。
しかし、「分かりました!やっておきます!」と元気よく答えておきながら全然できないよりも、「自分はいついつまでならできます!それ以外は厳しいです!」と前もって伝えた方が誠実だとは思いませんか?
極力、嘘はつきたくないので、すぐできるなら「すぐできます!」とお答えしますが、そうでないならリアルな見通しを相手に伝えた方が、相手もそれを踏まえて判断ができると思うので、相手のためにもなると思うのです。
そう、だから、お願いだから僕のことは嫌いにならないで欲しい・・・。