図書館で借りて読み終えた。
『漢詩の名句・名吟/村上哲見/分類921ム』
「名句」が気になって手にとった本。
◇酔ってみようか?
これはもうのんじゃおうか ワンカップ 気分は旅人
でものみながらは読めない、読むのはしらふで。
芭蕉の句、
李白の一節、
芭蕉も唐詩をヒントに詠んだのかもとある。
旅は人を詩人にする、詩は人に旅を感じさせ
◇背景はドラマチック
漢詩といえば、李白の月だそう。
「一片の月」に私はすっきりな夜空にぽっかり浮かぶ月を想像したよ。
唐詩の翻訳詩集を下地にアレンジされたオペラ「大地の歌(グフタフ・マーラー)」があるというのでYouTubeを見る。んん?感想はいえない。
戦に重ねられよく知られる、これは
757年、杜甫46才のとき安禄山の乱、長安における作。この「春望」を作ったあとに杜甫は長安を脱出。失脚、左遷、官職を捨てる。漂流の旅に出たという。詩の背景の物語はドラマチック。
◇シルクロードの旅愁に、想う
筆者の解説でイメージがわき、どっぷり旅愁、
遊牧民族の風習、ゴビ砂漠の風景、戦いのむなしさ。
読み手に想像させる。自由に感じていいのだ。
漢詩を咀嚼する人たちのセンスよさは学びにあると思った。
漢詩、渋い。酔った気分。
奈良・平安時代をおもう。「なぜなら」
みんな 今もいきている。
日本語、漢字ひらがなカタカナに乾杯
ではでは