Xデザイン学校の学び #11 発表準備と振り返り
マンガ好きのUXデザイン勉強中のへいちょーと申します。
Xデザイン学校ビギナーコースでの学びをまとめています。
第11回目の今回は最終発表に向けた準備といままでの振り返りでした。
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前回は、ストーリーボードの作成を行いました。
半年間通してのワークテーマとして、協力企業に対する新規事業立案のコンサルティングをしています。
前回までで、担当者・エグゼクティブインタビューを経て、アート思考でビジョン・ビジネスモデル・サービスを考え、ユーザーにインタビューして、上位下位関係分析を実施して、構造化シナリオを作成、ストーリーボードを作成しました。
今回の講義は、いままでの総括でした。
💡学んだこと/気づいたこと
以下、講義で学んだこと/気づいたことです。
💡UXの5つのコツ
これまでの講義の内容をまとめ、下記の通りUXの5つのコツとして再度振り返りました。個人的にはかなりありがたかったです。
💡①コアとコンテクスト
会社は、コアとコンテクストにわけて考えることができます。
コアとは、自社が何屋か、コンテクストとは、その構成要素です。
コアの部分をデジタルで再定義すると、プラットフォームになれるが、コンテクストの部分をデジタル化しても、デベロッパーにしかなれない、というのは儲けを出すうえで、重要な観点だなとあらためて思いました。
💡②ビジョンとパーパス
ビジョンは、つくりたい未来であり、パーパスは、存在意義です。
ビジョンが自分の理念である一方で、パーパスは他者からの評価である点が大きく異なるんですね。
ユーザー・株主・クラウドファンディングの出資者などのステークホルダーから、「この会社/サービスならやってくれるよね」と思ってもらえないとダメなんですね。
💡③エスノグラフィと行動観察
新規事業開発を行う上では、まずジブンゴトの熱い想いをもってアート思考で考え、次に人は何が幸せなのかデザイン思考で考える、この順序が大事だと理解しました。
💡④ストーリーとナラティブ
ストーリーとは一方通行の物語、ナラティブは聴き手が解釈する物語です。
聴き手に「あるある」と思わせるナラティブの要素は、サービスのコンセプト・シナリオづくりに重要です。
ストーリーは手順が決まっているので身につくのがはやいが一度手順から外れると対処しづらいのに対し、ナラティブは応用はきくが時間がかかる、とのことでした。
手塚治虫が「マンガづくりは映画などで勉強しろ、マンガから勉強するな」といっていたように、「UXをやるのにUXの勉強してはいけない」、広く教養を身につけよう、という話もありました。
この講義のnoteを書く中でも、UXの文脈でいうコレって、マンガでいうとこうじゃないか?とか置き換えると発見がありました。
関係なさそうなことでも、そういえばこうじゃないか?と関連付けて理解していくことで、複合的な視点をもって考えられるようになりたいですね。
💡⑤ユーザー調査とユーザー評価
ユーザー調査からサービスをつくり、つくったサービスをユーザーに評価してもらいます。
ユーザー調査では、行動観察ののちに、インタビューをすること。ユーザー評価では、ユーザー体験を検証したのちに、人工物の操作を検証すること。この要素はどちらも欠けてはいけないうえに、順序が大切です。
なかなか実務で行動観察をできていないので、自主的にやってみようと思いました。
🤔その他雑多な感想
ビジネスの起点は、ビジョン(=自分がどのような未来をつくりたいか)であり、自らの志に基づくものです。
さらに、対象となる集団に自らも入って行って、一緒に準メンバーとして日々を過ごすことで、深い共感を得ます。
このジブンゴトと準メンバーをいったりきたりすることが、新規事業開発においては、大切なことと教えてもらいました。
この話の流れで、特に今日の講義で印象的だったのは、「興味が深まれば、好きになる、さらに知りたくなるよね」という話でした。(いきなり好きになれ、というのも難しいけれど…ともおっしゃってましたが)
もともと、信念めいたものが強くないほうで、実現したい未来をセットすることや、それに向かって頑張ることが、なかなかできていないことに最近悩んでまして…
自分は、好奇心はあるほうかなと思うので、まずは興味を持つことかなぁと気づきを得ました。よかったです。
⭐次にやること
知って、興味をもち、また知って、好きになっていく
物事を自分の興味に関連付けて考えてみる
準メンバーとして、コミュニティに入ってみる
⏰次回講義
次回は、最終回です!
諸事情で最終回に出席できないのが残念ですが、録画視聴の予定です。
以上!最後まで読んでくださりありがとうございます。
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