聞き間違い
わたしは聞き間違いが多い方だと思う。
そして、そもそも人の声を聞き取る力が若干弱いという自覚もある。
だから、会話するときはものすごくエネルギーを使うし、わりと確認したり、聞き返したりすることが多い。
そんなわたしの今日の聞き間違いはというと…
やば、忘れた。
何を聞き間違えたのかは覚えてるけど、なんて聞こえたのかは忘れてしまった。
ただ、とにかくありえない聞き間違いをしたのはたしかで、大笑いした記憶はある。
「サプライズ」と「チョコレート」くらい、なんの韻も踏んでいない言葉だった気がする。
別にどうでもいいことではあるんだけど、そういうポンコツな自分を責めず、一緒に笑ってくれる人が好きだ。
そして、聞き取れなくて「さっきなんて言いましたか?」とうかがったとき、もしくはそれを口に出そうとしたとき、変な汗が出ない人が好き。
自分ではあまりそういう人のことがわからないけど、二度同じことを言うのを嫌う人もいるから、そういう人に対しては、人一倍神経を使って、ヘトヘトになってしまう。
だから、わたしは聞き間違いとか、聞き取れなかったときに笑いあったり、なんでもないことのように振る舞えるような関係性を築ける人じゃないと、結構厳しい。
相手が年上だろうと子どもだろうと、そうじゃない人は「うっ」となってしまうのだ。
仕事柄、人に何かを教えたり、聞かれることが多いから、わたしは同じことを聞かれようとも、どんな聞き間違いをされようとも、笑顔で返すように心がけている。
とはいえ、その笑顔とか笑いが繊細な誰かをかえって傷つけてしまってはいないだろうか、と気にすることもある。
会話って、難しい。
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