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美術館めぐりがもっと楽しくなるアプリ「コトバコ」の便利な活用法を紹介したい。

先日森美術館で「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」という展示が開催されていた。AIを活用する身としては興味のそそられるテーマだと思ったので、暇を見て美術館を訪れてみることにした。

普段はあまり頻繁に美術館に通うことはないので、ワクワクしていた。滅多にこない六本木の駅前をうろうろと散歩して過ごしていた。そして時間になり、展示会へ参加した。

フロントでチケットを購入して部屋に入ると、この展示会は専門用語が多く、それらを知っていた方がより楽しめるとのアナウンスがあった。

そしてそこにあったのが…

この大量の説明文!

興味のある言葉があっても、なかなかこれだけの情報を一気に覚えられるのは難しい。そこで今回はこのような場合に役立つ便利なメモ帳アプリ「コトバコ」を紹介したいと思う。

コトバコとは

コトバコとは言葉の記録に特化したメモ帳アプリである。詳しくはこれまでにいくつか記事を書いているので、そちらを参照して欲しい。ここではざっくりと「そういうメモ帳アプリがあるんだなぁ」程度に捉えて頂ければと思う。


便利ポイント①: 忘れてしまう前にサクッと記録

さて、今回私がこの用語集のなかで興味を持ったのは「テクノスフィア」という言葉である。ここでは「人間の技術が地球を覆い尽くす」という概念のことと説明されている。

気になったので調べてみると、どうやら「自然環境(バイオスフィア)」に対して人工物を表す総称として使われることが多いことがわかった。

さて、新しく覚えたことを覚えておきたいものだが、私は一晩寝てしまうとそのことをすぐに忘れてしまう。そこで活躍するのが「コトバコ」アプリである。

このように覚えた単語を記録することができる。アプリを起動してからワンタップでこの画面へ移動し、ただ入力するだけでOKだ。

こうすることで「いつ」「どこで(引用)」が簡単に記録することができる。実際に触ってみるとわかるが、非常にシンプルな操作で記録することができる。

早く展示の先を見たいので、サクサク記録しておいて後で見直せるのは本当にありがたい。とりあえず言葉だけをメモしておいて、後で詳しく調べるのもいいと思う。

便利ポイント②: 関連ワードと紐づけて保存

関連ワードを設定できるのも便利である。
今回の場合は「バイオスフィア」と「テクノスフィア」のように二つの言葉を知っていた方が理解度があがる。そのため以下のようにする。

このようにして、言葉同士を紐付けながら記録できるのが便利なポイントである。

ツェッテルカステン方式と呼ばれるメモ技法では、メモ同士を互いに関連づける方法が推奨されている。

お互いにリンクすることで情報同士の文脈を後から辿ることができ、それによってアイティアを生み出したり記憶の定着がはかりやすくなるという効果がある。


便利ポイント③: リマインダー機能で復習

それから展示を見終わり、近くのカフェで一息つくことにした。さすがの都会はカフェが沢山あって、どの店に入ろうか迷うくらいだ。

席についてゆっくりしながら、コトバコに記録したデータを眺める。そういえばこんな作品があったな、と後からメモを追記したり、調べたりする時間が結構楽しい。またいつか見返した時に、今の気持ちを鮮明に思い出せるようにと、ついこだわってしまう。

美術館の展示を見終わってから数日が経ち…

AppleWatchとiPhoneへリマインダーが届いた!
そう、このリマインダー機能がコトバコの嬉しい要素の一つである。

指定した時間にリマインド通知を設定したり、アプリ側でランダムに通知を送ってもらうよう指示することもできる。

私は「毎日20時になんでもいいのでランダムな言葉を通知して」という設定しているので、20時になると毎日ランダムで通知が届くようになっている。思い出すきっかけになって、これがとても楽しい。


まとめ

久しぶりの美術館はとても楽しいものだった。興味深い作品をみて考え事をしたり、逆に肌に合わない作品をみて「何が不気味に感じさせる要因なのだろう」と考えさせられたりする。

自分のなかで色々な問いが生まれて、それに対する回答ができる。
それをまたコトバコに記録するという作業がとても楽しかったので、今回はこのような記事にまとめてみた。

興味がある方はぜひ試してみてください!

PS. 都会の駅構内にいたロボット案内員。目が青白く光っていて怖かったのでパシャリ。

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たみな涼介 | シナリオライター/アプリエンジニア
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