リモートワークで「注意するべき健康面」と「家に一緒にいる人たちへの理解」の話
今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の件でリモートワークをする方が増えるかと思います。
私も当面リモートワークをおこなう予定です。
リモートワークにおける課題はいろいろとあります。
技術的な話もあれば、全員がリモートワークという環境での働き方に関する話、そして自宅の環境についての話もあると思います。
私は昨年、2ヶ月のフルリモートをおこないました(その時の記事は次のとおりです)。
その時の経験をふまえて、「健康面」と「一緒にいる人たちの理解」ついて書いておきたいと思います。
労働時間の増加
通勤がなくなり、仕事の開始と終了の判断(仕事のオン・オフ)が難しくなります。
会社に出社する場合は、会社のシステムで入退室が管理されているケースはあると思います。
それにより、働きすぎないように止めることは出来ますが、リモートワークの場合、主に自身で労働時間を管理する必要があります。
その結果として、労働時間が長くなってしまうことがありえます。
何時から何時まで働いたかの記録はつけておくことは重要ですし、自分の中で何時から何時まで働くと決めるだけでなく、オン・オフになるように仕事の前後に散歩の時間を入れるといったことが良いかもしれません。
運動(歩数)の減少
通勤があれば、その往復で歩きます。
また会社にいれば、トイレにしろ食事にしろ何かしら歩く機会はあります。
しかしリモートワークで家で仕事をしている場合は、どうしても歩く機会が減ります。
スマートフォンで歩数を取れるケースが多いと思うので、それで確認をしてみるのが良いと思いますが、リモートワークの場合だと歩数が少ないのがわかると思います。
なので、何かしら散歩をするタイムをもうけるなどをしたほうが良いと思います。
(普段から意識的に運動している人は大丈夫だとは思いますが)
不規則な食事
会社にいるときは座席で食事をしていたというケースはないですか?
リモートワークをしていると、同僚と外にランチをしに行くというケースもなくなりますし、いつも以上に食事に対して雑になることがありえます。
また机にお菓子などをおいて、間食が増えるといったこともあります。
会社にお菓子箱がある人は、会社より間食が減るケースもあるでしょう。
会社にいても、気づいたらランチを食べずに15時だったみたいな人もいるでしょう。
リモートワークでそれが加速してしまうおそれがあります。
(ある程度)決まった時間に食事をとるように意識しておくことは大事です。
一緒にいる家族の理解
IT業界ではリモートワークをすでにおこなっているところは多いので、家族がそのようなところで働いている場合は理解されることも多いとは思います。
しかし、まだまだリモートワークが一般的なのは少ないのが現状です。
家族からしたら、家にいて仕事をしているということに慣れないでしょうし、働き方もよくわからないと思います。
特に子供の場合、親が家にいて仕事をしているということは慣れてないケースも多いと思います。
その結果として、働いている時間帯に「なにかしら誘ってきたり(テレビやゲームやその他)」「定期的に何かしらお願いをしてきたり」「子供が遊びに来たり」といったことをすることもあるでしょう。
仕事といえ、その場にいるので普段家にいるのと変わらない感じで接してくることもおおいにあります。
単に「リモートワーク」だからという言葉だけでは伝わらないこともおおいにあります。
自身がどういうふうに仕事をしていて、仕事中はどうしていてほしいかをちゃんと共有しておくことが大事です。
ただし子供の場合は、それでも仕事をしている部屋に遊びに来てしまうこともあるでしょう。
それは「息抜き」と思って遊んでしまうしかないかもしれないですし、現れたタイミング次第ではミーティングに子供が突如現れてもしょうがないでしょう(なお私はリモートワーク時のMTGで子供が突如現れたことが何度かあります)。