自慢のゲーム友達
僕の人生で欠かせないのがネットゲーム
中学生の時にお父さんのパソコンで始めたアメーバピグを境にネットゲームにどハマり。
今回はそんなネットゲームで出会った自慢の友達を僕の生きた証としてここに記します。
たくさんの友達に恵まれましたが、今回はその中から3人ピックアップしてみました。
1人目:10年来の友人
友人Mさん:年上の男性
Mさんとの出会い
高校2年生だった僕は、Aliance of Valiant Arms(通称AVA)というFPSゲームにハマります。
一人でランクマッチをしていた時、4人組とマッチング。
たまたま僕が活躍できたこともあり、一緒にやろうと誘いを受けPTを組みます。
ここで初めてVC(ボイスチャット)をSkypeで行うことに。
当時の僕は知らない人とVCなんてしたことがなかったため、簡易マイクの付いたイヤホンでVCをつなげるもド緊張。
4人組は全員成人しており、16歳の僕は何を言えばいいかわからずほとんど話せなかったと思います・・・
ですが、この日初めて顔も名前もわからない人とVCをして遊ぶ楽しさを知り、また遊ぶ約束をして終了。
その日以降、何度か一緒にPTを組んでAVAを遊びました。
人生最大の嘘
ある日、みんなと同じクランに入りたいと悩んでいました。
当時クラン未所属だった僕にとっての憧れであり、みんなの輪の中に入れてほしいとひそかに願っていました。
僕は勇気を振り絞り、加入したい意思を伝えた所・・・
「このクランは成人済みオンリーだけど大丈夫?今〇〇くん何歳だっけ?」
え??!!!
頭が真っ白に。
しかし、どうしても加入したかった僕はとっさに
「21歳です!」
と大嘘をつきます。
ごめんなさい。
高校2年生でも大人っぽい人はたくさんいます。
でも僕は当時声変わりこそしていたものの、子供特有の幼さだらけな世間知らずのくそがきでした。
思い返すと恥ずかしくて顔が赤くなるw
なぜ騙せると思ったのか・・・。
ところがなんと、なぜか加入が許されたのです。
当時の僕は内心大喜び。
そのまま毎日のように遊ぶも、リアル事情でゲーム忙しくなったり子供ができたり、不倫騒動が起きたり・・・紆余曲折あって今でも関わりのある友達は4人組のうち1人(Mさん)となってしまいました。
Mさんとの思い出
Mさんと毎日遊んでいく中で、大学生となった僕は突然年齢を打ち明けます。
僕「実はまだ大学生で未成年なんだ。」
Mさん「知ってるよ」
しっかりバレていました。クラン加入当時から、こんな子供みたいな大人いるわけ無いとバレバレだったそうです。
それでも、親戚の子供みたいでかわいいからと何故か加入を許されていました。
嘘ついて本当にごめんなさい。
そんなこんなでMさんとは当時ほど一緒に遊んではいませんが、今でもたまにVCをしています。
ちなみにMさんは僕より18歳年上ですが、彼女がほしいと言い続けながら11年経った今も独身です。
早く結婚しろ。
Mさんは某国立大学薬学部出身なこともあり、大学生時代はよく数学を教えてもらっていました。
就職活動のため東京に行ったときに初めて直接会い、肉寿司を奢ってもらったこともあります。
懐かしい。
初めて都会で食べた肉寿司に僕は感動したことを覚えています。
Mさん「次会うときは○○の給料でご飯な」
なんて言われることも多々あり。
ある日、就職して初めてもらったボーナスで焼き肉を奢ろうと一緒にご飯に誘います。
僕がお会計をして喜ばせようと企むも、気づいたら会計時にさりげなくクレカを出されてしまい僕の分までお支払い。
これが大人の気遣いか・・・!と驚かされました。悔しい
一言
出会ってから11年、僕は27歳になりMさんは45歳。
今は数ヶ月に2、3度連絡を取るくらいなので、僕の病気のことをMさんは知りません。
なんて言い出せばいいのかわからないですが、このまま死ぬまで黙っておくわけにもいかないので、いつかさり気なく言ってみようと思います。
きっと
「俺より先に死ぬなんて許さんぞ~ご飯奢る約束忘れたのか~」
なんて冗談交じりで笑い飛ばすでしょう。
次もし会えたら、クレカは僕が先に出すからな。
2人目:FF14で出会った不思議ちゃん
友人Pっち:年上男性
Pっちとの出会い
25歳になる頃、FinalFantasy XIV(ff14)をメインに遊んでいました。
ネットゲームとVCが世間的に普及しており、当たり前の世の中。
ララフェル使いだった僕は友人(Aさん)づてで一人のララフェルのオス(ララオス)、Pっちと出会います。
※ララフェルとはFF14における種族、小柄なことが特徴。
Pっちとは初めて知り合った日からVCをしました。
VCの経験は増えたが恥ずかしがり屋の僕は、初対面の人といきなりVCなんで考えられず。
緊張しすぎて何を話したかさっぱり覚えていません。というかまともに声もだしてません。失礼でゴメン
Aさん、Pっちと遊ぶ機会が増えたある日、FF14とは別でモンスターハンター サンブレイクをしたことがきっかけで、Pっちがリーダー的立場でみんなが集まるコミュニティに招待されます。
そこでは10人以上のララオス使いたちがみんなで仲良く遊んでおり僕はびっくり!
早速僕も仲間に加わりますが、当時FF14に飽きていた僕はモンスターハンターで遊びまくる日々が始まります。
サンブレイクの操作性が快適なこともあり、毎日ひたすら怪異化モンスばかり周回していました。
今思い出すとよくやったなあれ・・・
不思議ちゃんPっち
Pっちとはほぼ毎日遊んでいましたが、彼は不思議ちゃんで何を考えているのかよくわかりません。
あまり感情を表に出さないタイプなのです。
もしPっちが何かに怒っていたとしても、僕は絶対に気づくことができないと思う。
それでも、僕が冗談を言うと軽く笑ってくれたり、時には言い返されたり、煽り煽られたり、優しさに甘えたり。
しかし、中身は間違いなくしっかりとした成人男性です。
ここぞというときはとても頼りになります。
最初は〇〇さんと呼んでいたはずが、いつの間にかPっちと呼ぶように。
少しは仲良くなれたかな。
Pっちと過ごす日々
遊びたいときはDiscordのチャットで雑に呼びつけます。
これに対しPっちの返事は
等など。基本そっけない一言で返ってきます。これもまたPっちらしい。
僕はPっちにかまってもうらうのが大好きです。
そのためにイタズラをしたり、僕のゲームの下手プレイを動画で切り取られて笑われることもあります。
そんな楽しい毎日。
2人で話す機会も多いけれど、10分以上お互い無言で自分のやりたいことに集中することも多々ありました。
しかし、気まずいと感じたことはありません。僕にとっては居心地のいい人なんだろうな~。
そしてPっちはなんといっても、イラストがとても上手。
かわいいララフェルを、より可愛く描いています。
SS(スクリーンショット)を撮るのも上手で、XではPっちが他に仲のいい友人とよくSSを撮ってアップロードしています。かわいい!!!
前回書いたこちらの記事に登場したイラスト色紙をくれた友人もこの人です。
この色紙は入院中の僕を励ましてくれた、宝物の1つ。
そんな平和な毎日を過ごしていたのですが、心臓の病気により僕は元気に遊ぶことが制限されてしまいました。
いつか
Pっちは僕の心臓病を知っています。
休職を余儀なくされ、退院後も自宅で痛みに耐えながら辛い毎日を過ごしていると。。
気遣ってくれているのか、仕事の合間に僕のお喋り相手になってくれました。
不思議ちゃんPっちは直接感情を言葉に出すことはあまりないけれど、優しさが態度ににじみ出ています。
退院後、最低限動けるようになった今ほぼ毎日Pっちや仲間のみんなと遊んでいます。
こんな日が少しでも長く続くといいな。
僕の小さな夢は、Pっと2人でSSを撮ることです。
実は長い時間一緒に遊んでいたのに、撮ったことが1度もありません・・・
1度くらいPっちと2人でSSを撮ってみたいな。そのままXに載せてもらえたりしたら嬉しいな~。でも今更言い出すのは恥ずかしい!仲が良いからこそってやつです。
僕の体はどんどん弱っていくけれど、後悔しないよう毎日楽しく遊ぶぞ
いつか一緒にSS撮れるかな。
そのときは変なエモートするなよ!
3人目:兄貴分なRちゃん
友人Rちゃん:年上男性
Rちゃんとの出会い
RちゃんはPっちのコミュニティにいた1人。
Pっちとほぼ同じタイミングでRちゃんに出会います。
出会った当時はAさんやPっちとたくさん遊んでおり、Rちゃんとは雑談したりみんなでゲームするとき一緒にいる人でした。
しかし、Rちゃんは何と言っても声と性格が素敵なのです!
低めで落ち着いた声でありながら、時には笑いのツボに入り10分以上笑い続けることも。
そんなRちゃんとVCで話すのは大好きでした。
きっかけ
Rちゃんと仲良くなったきっかけは僕の失恋です。
26歳の時、僕は当時ネットゲームで知り合いお付き合いしていた人と別れました。
初めて本気で恋愛をした僕にとって、唐突に別れを告げられ絶望の底に突き落とされた気分になります。
どうしようもなくなった僕は、元彼と共通の知り合いだったRちゃんに相談。
快く相談にのってくれたRちゃんに対して僕は、別れた辛さを全てぶつけてしまうも・・・
ひたすら話を聞いてくれて、時折励ましてくれました。
Rちゃん「〇〇は十分頑張ったよ」
この一言に僕は堪えていたものが爆発し、号泣します。
27歳の男が友人の前でいきなり号泣するなんて、今思えば恥ずかしい・・・
しかしこの日を境に僕の中の心は少しずつ晴れ、Rちゃんを慕うようになりました。
Rちゃんと過ごす日々
RちゃんがMarvel好きということを知った僕はMarvel作品を観てみたくなり、なんとなくRちゃんを誘うとOKを貰えることに。
それからというもの、空いた時間を見つけてはアイアンマン1からアベンジャーズ/エンドゲームまで、欠かさず全ての作品を一緒に観ました。
鑑賞し終わったあとに感想を言い合うあの時間は、僕にとって大切な思い出です。
今となってはMarvel作品、及びアイアンマンの大ファンになってしまった僕。
続きのドラマもたくさんあるけど、時間的にすべて見るのは難しいかなあ・・・
機会があったらまた一緒に観られるといいな
Rちゃんと2人でFF14をすることはあまりなかったかな?
レイド攻略の時くらいでしょうか。
ちょうど飽きかけていた時期に一気に仲良くなったのでしょうがないですね。
マンダウィルウェポン作りやルレ等、稀に2人で遊ぶこともあったかな!雑談メインだった気がするけど・・・w
FF14に飽きた時期は、LoLで一緒に遊びました。
ランクが既にプラチナ以上のRちゃんに対し僕はアイアン~ブロンズ。
なかなか上達できない僕はアドバイスを貰いながら、Rちゃんや周りのみんなと狂ったようにサモリフに篭りました。
いつかゴールドになって驚かせてやりたいな。
僕が一人でカラオケに向かい、Discordを通してカラオケ配信をしたこともあります。
更に、最近練習中のアコギで弾き語りを披露することも。
どうしても聴いてほしかった僕は、Rちゃんの好きなコブクロの蕾やスキマスイッチの奏を演奏しましたが、初心者なので聞くに耐えない歌だったでしょう。
次回までにもっと練習しておくぞ
なぜかRちゃんの夢をみることがあります。
うん、全く意味がわからない。
報告するとだいたい鼻で笑われるか冷静にツッコまれます。
謎だらけです。
Rちゃんには僕と同い年の弟がいるそうで、まるで僕に弟のように親身になってくれます。
そんな優しさにたくさん甘えました。もっと甘えたい。
もしお兄ちゃんがいたらこんな人だといいなあ。
僕の宝物
Rちゃんはイラストがとても上手です。
ララオスやポケモンを中心に描いていますが、どれもとてもかわいい!!
特に、夏をテーマしたララオスのイラストは僕のイチオシです!
※許可を撮っていないので画像は貼りません。
そんなRちゃんがある日唐突に、僕のキャラクターをイラストで描いてくれました!!!
とっても嬉しい。Xのアイコンやスマホの壁紙に設定していつでも目に入るようになっています。
僕の宝物です。家宝としてこれからも僕の中に大切にしまっています!
毎日の幸せ
僕はRちゃんと会話することが大好きです。
時にはお昼から朝まで、ひたすらゲームや雑談をすることも。
時間が過ぎるのは一瞬です。
LINEを交換してからは、ほぼ毎日やり取りをしています。
内容の大半は僕が夢の中でおきた話や唐突に思いついたダジャレ、くだらない写真や動画を送ったりと、Rちゃんにとってはどれも迷惑な話だったと思うけれどw
それでも、笑って聞いてくれたり時には流されたり、そんなRちゃんの反応が大好きで、今日もまたLINEの送信ボタンを押してしまいます。
Rちゃんは、僕の12個離れた中学3年生の弟とも仲がいいです。
定期的にLINEでやり取りをしてるようで、兄としても嬉しい。
心筋梗塞で倒れてしまった時は、弟を通じて逐一状況を把握してくれており、とても心強かった。
意識を取り戻した僕が、最初に連絡をした相手がRちゃんでした。
呼吸すらしんどかったけど、どうしてもRちゃんには伝えておきたかった。
万が一僕に何かあった時、寂しがりやな弟1人を残すのはとても辛いです。
でも、Rちゃんがたまに相手をしてくれるなら僕も安心かな。
笑顔
どうして僕がこんな目に。
もっと生きたい。
もっと名前を呼ばれたい。
寝たらそのまま目を覚まさないんじゃないだろうか。
怖い。
誰かに助けてほしい。
こう思う日が続きます。
歩けば足が痛み、寝返りや咳をすれば手術後の胸が痛いです。
退院後1ヶ月程度で落ち着くと言われましたが、それまで耐えるのが本当に辛い・・
身体中痛くて、傷の痛みなのか別の病気の痛みなのかわからないことも多いです。
何より、自分のせいで周りの人達に余計な心配をかけさせてしまうことが一番辛い。
元気になってみんなと遊びたいのに、それができない自分が悔しい・・・
普段は元気だけが取り柄な僕も、大病を患い落ち込む日が続きました。
けれども、そんな辛いこともRちゃんと話したり遊ぶことで忘れられます。
いつもありがとうな!
でもこれを直接本人に伝えてしまうのは野暮な気がする。
なので、誰も知らないこの場所に、ひっそりと書き残そうと思います。
人気者なRちゃんは忙しく、最近は会話する機会が少しずつ減ってきた。
でも、毎日Rちゃんが楽しく遊んでると思うと僕もいっぱい元気が出ます。
また一緒に話せるその日を待ちながら
今日も僕は必死に生きる。
おはよう!とLINEで挨拶をして、また1日が始まるよ。
今日は何をして笑わせようかな!
余談
思い出の証として書き始めるも長くなりすぎちゃいました。
他にもたくさん書ききれないネットゲーム友達がいます。
病気は辛いけれど、充実した毎日で後悔は一切ありません!
僕にとっては毎日が大切な思い出です!
これからもあそんで遊んで遊んで遊びまくるぞ