
【エッセイ】(親子関係)まぁいいかー、必要な時には、親の愛情はちゃんと伝わっているじゃないか!
こんばんは!
心の「共育ち家族」構築メソッド
占いカウンセラーの深野タラニです。
今日はプライベート失敗経験談です。
お楽しみ下さい。
息子の想定外な出来事
実は中学3年生の一年間に彼の人生には大変化が度々ありました。
まず、中学3年の4月に自家の父が我家に引越して来ました。父が来てからというもの私と息子は、父がコルサコフ症候群で徘徊してしまう度に行方を捜すことになりました。
6月に私は独立自営業を始めました。そして多忙になり家を毎日空けるようになり、お昼ご飯は自分で手作り
また、以前から民泊のゲストの家の出入りはあっていたものの、9月には私にパートナーができ家族が増えるという変化もありました。
そんなことがあったので、経験の少ない息子君には何かしらの影響があって、集中して勉強がしづらい面もあったかなと思います。でも、長い目で見れば、いい経験ですね。
私は息子の高校受験までの過去5年間、自分の手足のように密着していた息子を切り離し、個人として尊重しながらも信頼関係の絆を強められてきました。
例えば、好きな投資のことは「止めて勉強しろ」などとは言わず好きなようにさせながら、家庭教師も塾にも一切なしでした。
面接の練習も本音と建前があることを伝え、
睡眠時間は朝の5時から14時で昼夜逆転
ゲームを止めることも一切なし、
ただ、彼が彼らしく堂々と楽しくオンラインでお友達とつながっていることに感謝して、この子は自己肯定感を持っていると確信しています。
母子家庭でマンパワーが十分ではないにしても、愛情は言葉や態度にしてきたつもりです。もちろん、たまには否定的に表現したり、話しを最後まで聞けなかったこともありましたが、そこは家族らしさかなと思って、彼が幸せの方向に導かれるように陰で念をこめてカバーしてきました。
息子の気持ち
翌朝に、ベットにいる息子に高校不合格は残念だったけど、今は「どんな気持ち?」と聞くと
気持ちを表す言葉ではないのですが、「勉強していないから当り前だよ。合格しなくてよかったよ。天狗になるから。」
とサラリと言いました。
そう言えた息子に私はすごい達観しているなっと感心しました。
息子には怒ったり悲しんだりと動揺する様子は微塵もなく
「2次募集に参加する」と言いました。明後日にその2次募集を探します。
自分で考えて決めている様子に、親馬鹿で偉いな~って感心しました。
また、パートナーにも相談すると「話があれば自分から言ってこれる子だから大丈夫だよ」と言ってくれました。
私も息子には私の愛情が十分に伝わっていると思うし、息子の支えになっていると思います。
今朝は、「お母さん、ありがとう。」という言葉も小さく聞こえてきました。亡くなった夫に心の中で息子の成長を報告しました。感謝。
試練の生い立ち
息子にとって7ヶ月のときから病気で10歳の時には父親が他界し遠い存在になっていたので、本当に不幸で残念だけど、どうしようもない仕方のないことだと思うしか有りません。
その上、彼の不幸は重なり不安な母親の私をかばう役目をさせられていました。まさしくヤングケアラー、まれに見る幼すぎるケアラーで気の毒なことでした。
まだ、小さい息子には自分の存在を愛してくれる親はいるけれど、現実的には守り導いてくれる親がいないと同然でした。だから、彼は自分でリードして成長をここまで遂げてきました。
母親の私としてはこんなに立派に子どもに育ってくれていることに感激の思いですが、不合格は私の結果と現実的に受け止めて、反省点はあらため、もっと親としての教養も心得えも学びを続ける覚悟なんですよね。
不登校から、外へと飛び出す絶好のタイミング
今回の受験は彼なりの頑張りを見せたけれども第一希望には及びませんでした。
けれど、そのことで私が落ち込んだり影響を受けすぎたり、する必要は全くなく、息子の人生が希望通りにいかなくなることはないと分りました。
最初はショックでも、息子も私も自分たちができることを精一杯したのでこれが最善の結果になっていると肯定的に受け止められています。
今まで息子も私も社会に飛び出す心の準備はもうできています。
本当に内側に没入した分、外の世界でも貢献できる力のある私たち。
後は、行動を起こして足りないところは補っていく感じなんだろうと思っています。
春からは私はPeachMoonTreeHouseで社会貢献継続し、
息子には相応しい居場所で高校生をスタートします。
後少しだけ、誠意をこめて見守り続けようと思います。