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ゲーム連動コーヒーミルを作りました(仕組み解説編)

現実のミルで豆を挽いたら、ゲーム内でコーヒーができる!?

こんにちは。ゲーム制作サークル、ヘビサイドクリエイションです。

先日リリースしたインディーゲーム「東京珈琲パンデチカ」(現在20%OFF!!)はリアルなコーヒーづくりを楽しめるゲームなのですが、その中の「ミルで豆を挽く」部分が、現実のミルによって進行するガジェットを作りました!


こちら、先週の「東京ゲームダンジョン6」で試遊いただき、ゴリゴリと豆を挽く手ごたえと、そこから出るコーヒーの芳香に、大変好評をいただきました!!
今週日曜11/3の「デジゲー博」でも同様に触っていただけますので、ぜひご来場ください!

このガジェットについての解説を記事にて行っていきます。
こちらは仕組み解説編で、作り方解説編は後日投稿します!

ガジェットの仕組み

元々のゲーム

「東京珈琲パンデチカ」では、コントローラの右スティックを回転させると、それに応じてゲーム内の手の位置も回転し、ミルによって豆が挽かれ、進行します。

ゲーム内でのミル挽き中の様子

専用ガジェット

用意した専用ガジェットでは、コントローラ(の基盤)の右スティック部分が、ミルの回転と連動して動くようになっています。
これによって、現実世界のミル回転⇒コントローラの右スティック回転⇒ゲーム内でのミル回転 という繋がりが生まれています!

ガジェット全体図(プレイヤー側)
ガジェット全体図(運営側)
詳細① ミル回転部分と木軸の連結部分
詳細② 木軸はミルの底面を貫通
詳細③ 木軸とコントローラ連結部分
詳細④ 木軸とコントローラ連結の拡大写真 


豆の投入

また、手ごたえと香りを体感してもらうため、実際にお客さんに遊んでもらう際、回転させる前にコーヒー豆をミルへ入れています。
普通の豆をそのまま入れてしまうと硬すぎて大変なので、程よく粗めに砕いた豆を使います。

上から豆を投入
入れる豆。いい感じに粗目に挽いてある
豆の大きさ調整用ミル。とくに改造なし


ゲーム側の調整

専用ガジェットの作成に伴い、ゲーム側でも調整を入れています。
・ミルの箇所のキーヘルプ表示はコントローラの、それ以外はキーボードのものを表示
・豆の抵抗により回転スピードが遅くなるため、ゲーム内で目指すべき「ミル挽き適正速度」を、半分程度の値に調整
・1回の試行中にミル内の豆が尽きてしまわないよう、ミルを回すことで引ける豆の量を倍程度に調整
を行いました。


まとめ

以上の仕組みにより、本当のコーヒーを作っているがごとき体験を、イベントで皆様に提供することができました!!


最初の繰り返しになりますが、今週日曜11/3の「デジゲー博」でも遊べますので、ぜひご来場ください!

また、「東京珈琲パンデチカ」は専用ガジェットなしでも、リアルなコーヒーづくりと、過去になりつつあるコロナ感のノスタルジーを楽しめるゲームになっております!
こちら、11/3まで20%OFFで購入可能ですので、合わせてよろしくお願いします!!


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