タイトルが思い出せない #2 「唾かけなんちゃら」
今日も今日とて、本のタイトルが思い出せない。
あぁ、もどかしい。
Question
その本について覚えていることは以下の通り。
日本の小説
唾かけババアみたいな渾名つけられた大学生Aが登場する
大学生Aは男性・主張強めキャラ・リーダーシップ取りがち(ただし適性は低い)
仕事中「自分唾飛ばして話しがちだなあ」と思ったはずみで、このくだりがぽんと頭に浮かんだ。
Answer
『死にがいを求めて生きているの』 朝井リョウ/著 中公文庫 2022
記憶していた部分
記憶内容の補正
「唾かけババア」→「妖怪唾吐き」
この章の語り手である安藤与志樹は注目を浴びるのが好き。
「主張強め」「リーダーシップ」云々のイメージがあったのは、自分への注目を集めたいがゆえに、ビブリオバトルに積極的に参加したり、学生運動の代表になっていたから。
なお、与志樹はこの小説における主人公ではない。
ついでに唾関連で、もうひとつ印象に残っていた部分を引用する。
補足すると雄介は主人公の一人。
なんのこっちゃ分からない人は、とりあえずこの本読んでみてほしい。説明するの面倒。解説するのは野暮なので。
Comment
検索にかけることなく、20分ほどで思い出せた。
自分の記憶力を褒めたい。
『死にがいを〜』は、螺旋プロジェクト内で連載された小説のひとつ。
(このプロジェクトをご存じの読書好きはいるだろうか?)
シリーズの中で一番好きだったので、文庫化を待って購入したのだった。
ところで、この文庫本の奥付裏に「特報 螺旋プロジェクト第2弾始動」とあるけど、その後どうなったのだろう。
調べたけど分からなかった。誰か情報求む。