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字体が持つ影響力!~高輪ゲートウェイ駅~
こんにちは!植村賢太郎です。
文字で情報を伝える時は内容も大事ですが、字体も大事です。
字体が違うと、同じ言葉でも大きく印象が変わってしまいます。
そして鉄道の駅でも、駅名の字体が話題になった駅があります。
2020年3月に山手線の30番目の駅として、新たに開業した高輪ゲートウェイ駅です♪
品川~田町間にあり、建築家の隈研吾氏が「和」をテーマにデザインされた駅舎で一部の材料は杉材を使用するなど、デザイナーの拘りが感じられるところが多くある駅舎ですが、駅名の字体が開業当時大きな話題となりました。
駅舎の駅名の字体が明朝体!!
駅舎の駅名で大事なのは何駅なのかがすぐ分かるように、視認性が大事だと思います。なので、ゴシック体で表記するのが一般的です。
しかし、高輪ゲートウェイ駅では明朝体が採用されました。
理由は「和」がテーマである駅舎と、字体を調和させたい意図があったようです。
確かに、明朝体の方が和のイメージには合っています。
ただ、今回は駅舎の駅名です。私はプロのデザイナーではないので、専門的なことは分からないのですが、大事な目的は利用者に駅名を伝えることだと思うので、視認性の高いゴシック体を採用する方が個人的には良かったかなと思います。
ガラス張りのデザインで綺麗な駅舎ですが、字体に違和感を感じるだけで駅舎全体のイメージにも影響してしまい、改めて字体の持つ影響力を実感しました。
新たなことにチャレンジしたときは、違和感があるのはよくある事だとも思います。なので、数年後には明朝体で良かったと思う日が来るかも!しれません。
以上
植村賢太郎