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登山にも返報性の原理がある?山への恩返しがしたい【登山道整備】【前編】

こんにちは!踏青工作室です。
登山をしていると、ときどき登山道の整備をされている方や団体に出くわすことがあります。ありがたく通していただくのですが、一体どういう方々が実施されているのか、どのように活動を運営・維持しているのか(主にお金の面が)ずっと気になっていました。

各地で整備をされている方々の、その規模や背景はさまざまだと思いますが、今回私は、耳目を集めている登山道保全活動ワークショップに参加してみることにしました!「北杜山守隊」です。


動機

私がホームにしている山域は神奈川県の丹沢で、一時期はまりにはまって、あちこち歩き回っていました。知りたい気持ちや好きという気持ちが高じると、今度はその対象を守りたくなるものなのですね。丹沢ではクライミングの岩場を守る活動(清掃、登山道整備)に参加しています。

では、今回なぜ北杜山守隊なのかというと、雑誌やX(旧Twitter)で見聞きすることが多く目立っていたということ、またその中で、台湾の団体と交流されている様子を知ったからでした。プラス、活動場所がそこそこアクセスしやすい場所だったというのも大きいです。


ワークショップ参加の前に

今回私は、自分のホームではない山域での登山道保全活動に参加しますので、「北杜山守隊」が活動している場所がどのようなエリアなのかを調べてみました。

北杜市はどこにあるの?

北杜山守隊の活動場所は、山梨県北杜市。まず北杜市がどのような場所なのかGoogle mapで調べてみました。

北杜市は、東京から見ると、甲府と諏訪(長野県)の間に位置しています。とても大きな自治体で、市の真ん中(やや西より)を甲州街道が走っていおり、甲州街道で市のエリアを東西に分けると、東側には八ヶ岳(赤岳)・瑞牆山などが、西側には甲斐駒ヶ岳(南アルプス)があります。

北杜山守隊の主な活動場所は、西側の甲斐駒ヶ岳やその麓の日向山です。

南アルプスエコパーク

南アルプスの山がお好きな方ならすでにご存じかと思いますが、南アルプスは、ユネスコのエコパークに指定されています。エコパークとはなんぞや?というと、

生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的として、ユネスコが開始しました。

南アルプスユネスコエコパーク

ユネスコの世界自然遺産では、手つかずの自然環境を守ることを求めているのに対し、エコパークでは自然と人間社会の共生を目指しているようです。

北杜市の西側も、この南アルプスユネスコエコパークに属しています。


北杜山守隊の活動

北杜山守隊は、甲斐駒ヶ岳七丈小屋の管理をされている花谷泰広さんが始められた登山道保全活動です。

こちらでは、定期的にワークショップを開催されています。自治体や企業とのコラボ企画もあるようですね!

さて、実際にワークショップに参加してみた様子については、【中編】【後編】でお伝えできればと思います。現場では一体どんなプログラムが用意されているのでしょうか?とても楽しみです!!

つづきはこちら!


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