【年齢別】子育ての悩み15選!心が軽くなる解決策を紹介
子どもを授かり、ワクワクでいっぱいだったはずなのに、
出産後の子育ては楽しいことばかりじゃありませんよね。
子育て中は、子どもの年齢ごとにいろいろな問題や不安に直面し、
自分の子育てが正解なのか悩みが絶えません。イライラしてしまったりうまくいかない自分を責める気持ちになってしまったりすることもあるでしょう。
今回は、年齢別の子育てのよくある15のお悩みを紹介します。みんな同じ悩みを抱えています。ひとりで抱え込まず、悩みをどう解決したらよいかのヒントにしてみてください。
年齢別の子育て15の悩み
子育てで悩んでいるのは決して自分ひとりではありません。以下では、子育てでパパやママが直面する15の悩みを年齢別にご紹介します。
自分の悩みと重なるものは、解決していくためにどう向き合ったらよいか、ぜひ参考にしてみてください。
~乳児期~
・ミルクを上手に飲めない
・寝かしつけがうまくいかない
・夜泣きで寝不足がつらい
~イヤイヤ期~
・突然の癇癪の対応がわからない
・人見知りが気になる
・トイレトレーニングがうまくいかない
~幼児期~
・保育園・幼稚園選びがわからい
・子どもが2人以上になった時の対応がわからない
・子どもの偏食が気になる
~学童期~
・他の子との発達・発育の差が気になる
・子ども同士の関わりが気になる
・メディアの向き合い方が気になる
~思春期~
・子どもとの関わりがわからない
・不登校への不安
・子どものSNSの対応の仕方がわからない
乳児期
乳児期とは、出産直後の新生児期を含む1歳未満の赤ちゃんのことをいいます。
赤ちゃんと過ごす毎日は、赤ちゃんにとっても、ママにとっても初めてのことばかりでとまどいも多いのではないでしょうか。
ミルクを上手く飲めない
ご飯を食べるまでの赤ちゃんは母乳またはミルクで栄養をとっていきます。
特に新生児期は、ミルクがしっかりと飲めていないのではないかと不安になりますよね。
健診の際に体重が増えていなかった時や授乳をしてもすぐに
眠ってしまった時などに、ミルクが足りないのではないかと心配になるかと思います。
赤ちゃんは、乳首をうまく咥えれなかったり、吸う力が弱かったりする子もいます。
また、お母さんの抱き方や乳首の形など、原因が母親側にあることもあります。
原因が自分にある時は、自分を責めてしまうお母さんも少なくはないでしょう。
哺乳瓶で飲ませる場合も、直接母乳を飲ませる場合も、赤ちゃんに合わせた乳首が
売ってます。助産師さんや産婦人科の先生、看護師さんに相談をしながら試していくと良いでしょう。
産後1か月ごろまでは、心配な場合は週に1回の体重測定で体重の増えをチェックして
みると良いでしょう。1か月健診までに標準体重内であれば、安心して大丈夫です。
ひとりで悩まず、出産した病院に相談していきましょう。
寝かしつけがうまくいかない
24時間が昼も夜もなく、寝たと思って布団に降ろした途端に泣き出してしまうと
疲労が蓄積してしまいますね。
寝かしつけに時間がかかると、赤ちゃんが寝た後にしようと思っていた家事がすすまなかったり、ママ自身がゆっくり休めなかったりと精神的な悩みにも繋がってしまいます。
寝かしつけが大変な時期は、生後6か月~9か月ごろが最も多く、次に1~2歳、
そして新生児期が多いです。寝かしつけの工夫は、できるだけ1日のリズムを整えることや、寝かしつけの前に入眠に適した環境づくりなどがあります。他にもできる工夫はたくさんあるので、月齢に合わせて試していくと良いでしょう。
寝かしつけはママだけの仕事ではないので、体力的にきつい場合は
パパや家族など自分以外の人に任せるのもよいでしょう。また、保育園の先生に
相談したり、ベビーシッターさんを頼ったりするのも良いと思います。
夜泣きで寝不足がつらい
昼夜問わず赤ちゃんのお世話があるママにとって、今まで寝ることができた夜間に眠れないことは体力的にもとてもツライことですね。
赤ちゃんの1日のサイクルは、授乳、排泄、寝るを数時間おきにひたすら
繰り返します。大人のように、まとまった時間寝るようになるまでは、少し時間がかかります。
しっかりミルクを飲ませることや、日中と夜間の環境づくりを変えることで、
少しずつ体内時計を整えていくと良いです。月齢が進んでいくと、発達と共に
1日のリズムも整っていきます。
新生児期は、慣れない育児の中でママ自身も頑張ってしまいますが、赤ちゃんが
眠ってくれた時間は少しでも自分の身体を休めることに集中していきましょう。
赤ちゃんのお世話以外の家事などは、パートナーや周囲の頼れる人に協力して
もらうといいと思います。
イヤイヤ期
イヤイヤ期は、「魔の2歳児」と言われるように、2歳ごろにピークを迎えます。
子どもの自我や自立心、自己主張が芽生える時期で一般的には1歳半~3歳ごろに直面します。これは、成長過程での自我が芽生えた証でもありますが、対応に悩むことも多いです。
突然の癇癪の対応がわからない
子どもが自分の思い通りにならなくて大声で騒ぎ立てる、泣きだしてしまうなど、
子どもの突然の「癇癪」の対応が分からず困ってしまうことは少なくはありません。
どんなになだめようとしても泣き続けたり騒ぎ続けることに周囲の目が気になって
しまい、ついつい厳しい言葉で叱ってしまうこともありますよね。
子どもはまだ言葉にならない感情をうまく伝えられないため、感情を泣くことや
態度に出すことで表現します。乳児期までは、泣くことで対応してもらえたことが、
成長するにつれて親に「これはダメ」と拒否されることが増えることで
伝わらないことへの反抗という見方もあるようです。
子どもの「癇癪」は、訴えを表しているため、何に対して「嫌だ」という感情が起きているのか、冷静に向き合ってあげることも大切です。泣きやまない時は、気分転換を図ってみたり、落ち着くのを待ってあげたり親が冷静に対応することで解決していきましょう。
人見知りが気になる
ママが楽しみにしていた大切な友人との時間や、乳児検診のような大切な場面で、子どもが人見知りで泣きだしてしまうと困ってしまいますね。
いつもはニコニコ笑顔なのに、急に機嫌が悪くなってしまい、せっかく人に会っても
ママも楽しめなくなることもあるかもしれません。
イヤイヤ期の赤ちゃんは、ママやパパ、祖父母など周囲の人の顔がわかるようになり、知らない人の認識ももてるようになってきます。
そのため、人見知りを発症し、急に泣きだしてしまったり、イヤだと癇癪に繋がったりするのです。
子どもはその日のコンディションでも素直に態度に出てしまいますし、人の認識は、成長過程でも大切なものです。慣れるまで気分転換をしてあげることや、予定を立て直してみるなど、ママの気持ちの楽な方へ転換してみるのもよいでしょう。
トイレトレーニングがうまくいかない
2歳~3歳くらいになると、トイレトレーニングを意識するママも多いのではないでしょうか。個人差があるものとはわかっていても、「ほかの子はおむつを外せているのに…」と気持ちが焦ることもあると思います。
トイレトレーニングは、初めからうまくいくことはないので、子どもがトイレを嫌がらないように工夫をしながら進めていくのがポイントです。「できた」ことに目を向けながら、ご褒美シールなどで習慣にしていきましょう。
何よりも、「そのうちできるようになる」とママ自身が気持ちにゆとりを持ち、子どものペースで進めてあげられることが大切です。保育園などの利用があれば、どのような対応をしているか相談してみるのもいいと思います。
幼児期
幼児期は、一般的に1歳を過ぎた頃~就学前の時期のことをいいます。
保育園や幼稚園に通うようになることでのお悩みや、下に子どもが産まれる等の時期にもなりやすい為、お悩みの内容も変化してきます。
保育園・幼稚園選びがわからない
離乳が進んでくると、仕事復帰や社会復帰のママも増え、保育園や幼稚園を検討する方も多いのではないでしょうか。
子どもにとって最善の環境を与えてあげたい気持ちもあり、保育園や幼稚園選びは、
慎重になりますよね。
保育園は認定保育園と認可外保育園に分かれています。認定保育園は、市町村の管轄定員の関係で自由に選択できないこともあります。しかし、希望は出せるため、事前の見学などはしておくと良いでしょう。
幼稚園は、未就園児(満3歳を迎える歳)から受け入れるところも多くなり、希望した幼稚園に願書を提出することで入園が決まるということが多いです。
どちらにせよ、事前の見学や体験入園はしておくと良いでしょう。
園により、環境づくりの違い、大切にしている教育方針等が違います。
・送迎の場所や時間の問題
・環境づくり
・先生方の雰囲気
・教育方針(大切にしていること)
このあたりは確認してみるのをオススメ致します。
子どもが2人以上になった時の対応がわからない
子どもが2人以上になったとき、子どもが1人だけの時とは異なる悩みが増えてきますね。
はじめての子育てに比べると赤ちゃんへの対応や生活リズムは随分と慣れて楽に感じることも多いと思います。
しかし、コミュニケーションや対応の中でどうしたら良いのかわからなくなることはありませんか?親として、どちらへも愛情はありますし、最善の対応をしてあげたいですよね。
例えば、下の子はまだ手がかかる時期だとすると、「上の子のことが後回しになってしまう」、「どちらの対応を優先してあげたら良いかわからない」。また、兄弟ゲンカになってしまった時に、上の子ばかり叱ってしまうなどがあげられます。
下の子がまだ言葉や状況がわからない年齢の場合は、状況に応じて上の子を優先してあげてください。上の子は、すでに自我が芽生えてきているためママの愛情の確認をしていることがあるからです。
また、あきらかに上の子に原因があった場合、叱ったあとに愛情表現を忘れないようにしてあげると、ママは愛情のうえで叱ってくれたということが伝わると思いますよ。
子どもの偏食が気になる
子どもに偏食がみられると成長に必要な栄養バランスが大丈夫なのか、不安になりますよね。子どもの偏食の多くは、2つのパターンがあります。
1つ目は、離乳食期ごろからみられ、生まれつきの感覚機能が関係していると考えられます。また2つ目は、離乳食期は食べられていたのに1歳を過ぎた頃から食べなくなる場合です。これは成長に伴う脳の発達に関係しています。
生まれつきの感覚機能からの偏食は、口の中の舌触りが苦手など感覚が人よりも過敏であることが考えられ、改善が困難なことがあります。それに比べ成長に伴った偏食は、年齢とともに克服できる可能性があります。
栄養面での心配や不安はあると思いますが、健康面に影響が出てないようでしたら、少し長い目で様子をみていくことが大切です。
無理に食べさせてしまい、食事を楽しめなくなることは避けましょう。子どもに苦手な食材や食事へ良い記憶を与えてあげることで少しずつ改善していくと思います。
学童期
学童期とは、子どもが小学校に通う期間にあたります。学童期は、子どもの発達や生活習慣などの悩みが多くなります。
他の子との発達・発育の差が気になる
小学校に上がった途端、他の子との発達や発育の差を感じてしまうことがありますよね。
幼児期までは、年齢と共に成長するものと思っていたことが、思っていたようになっていない場合に考えられます。
これは、小学校に上がったくらいからこれまでの発達や発育のスピードが緩やかになり、
「このままで大丈夫かな?」という不安が出てくるからです。
例えば、身長などの身体的な発育では、身長がなかなか伸びないなど特に男の子の親は心配になるのではないでしょうか。また発達面では、学習面や集団での他の子との違いを感じてしまうこともあります。
身体的発育が気になる場合は、小学校の養護教員や小児科の先生に相談してみると良いでしょう。発達面では、担任の先生との相談や市などの保健師などにも相談窓口があります。
子ども同士の関わりが気になる
小学生の年齢になると、子どものお友達同士の付き合いもどんどん増えていきます。
家庭内でのルールは設けていても、お友達との関わり上うまくいかないと感じることや心配も出てきますよね。
例えば、お友達とのトラブルがあった場合です。学校などで親同士の繋がりがあれば、一緒に共有もできますが、そうでない場合もあり対応に困ったりどこまで関与すべきか迷うこともでてきます。
子ども達だけで解決できることなのか、そうでない状況なのかは年齢によっても異なります。学校内でのトラブルであれば、学校の先生にも相談し一緒に解決に導いてもらいましょう。
子どもの個性や性格には違いがあります。家庭内でも、このような時はどうするべきか、子どもと一緒に考えていくと良いでしょう。日頃から親になんでも相談できる環境づくりも大切ですね。
メディアの向き合い方が気になる
テレビやYouTube、ゲームなどのいわゆるメディアとの向き合い方も課題になることが多くなります。メディアへの執着のしすぎなのではないか、使用時間など心配になりますよね。
心配事としては、
・視力に影響があるのではないか
・学力に影響があるのではないか
・寝る時間が遅くなっている
などがあげられるかと思います。
現在の小学生のメディアの平均使用時間は約80分くらいが多いようです。
放課後の学習時間や食事などの時間もあるため、寝る時間が遅くなったり、学習時間が減ってしまったりなども影響として出ているようです。
また、テレビ画面、パソコン、スマホなどのデバイスからはブルーライトの影響で視力低下なども考えられます。家庭でメディアの使用時間や寝る前1時間前までは使用しないなどのルールを設けておくのも大切ですね。
メディアへの依存を減らす方法として、読書習慣をつけることや習い事をするのもオススメです。家で過ごす時間が多いとどうしてもメディアに依存しやすくなるためです。
家庭内でルールを設けたり、他の事にあてる時間を増やしたりなどして、メディアと上手に向き合っていきましょう。
思春期
思春期とは、明確な年齢があるわけではありません。子どもから大人への移行期である中学生~18歳ごろまでが思春期にあたります。早い子で小学生高学年ごろから傾向はでてきます。
子どもとの関わり方がわからない
子どもが大きくなってくると、幼い頃と違いなんでも話してくれなくなり、何を考えているかわからないことで関わり方で悩むことはありませんか?
小学校高学年ごろから、自分と人との比較からの劣等感や親から自立したいという精神的成長があり反抗的な言動が見られることがあります。反抗的な態度をとられるとどうして良いか迷うこともありますよね。
「エリクソンの発達段階」でも、この時期は、自己探求時期に入ると考えられています。
他人と自分を比較したり、学校や友人や社会の影響を受けながら自分の価値観や信念を探求する時期です。そのため劣等感が生まれたり、自分の考えに対しての混乱が生まれたりします。
このような時期は、感情的にも不安定になりやすいため、特に親には反抗的態度が出てしまうのです。しかしこれは、親への甘えや信頼から起こるものです。まずは子どもの考えや思いを聞いてあげられる環境づくりを心がけ、寄り添う姿勢が自己肯定感を育み大人への成長ができるでしょう。
不登校への不安
自分の子どもが不登校になってしまったとき、子どもの心配はもちろんですが、
親としてどう対応していけば良いかの迷いや不安がありますよね。
だいたいの親は、学校に行かせないといけないのではないかという社会的心配と、子どもの学習面への不安を先に考えます。子どものことが心配なはずなのについつい「学校にいきなさい」と声をかけてしまいます。
不登校の原因は、友達との問題、学習への意欲低下、学校や担任への不信感など環境的要因と、成長ホルモンの影響で行きたくても身体の不調が現れる場合とあります。一度休んでしまうと行きづらくなってしまい不登校へ繋がるケースも多いようです。
学習面の対策や、将来的な不安を解決する方法は、フリースクールや〇〇などがあります。まずは子どもに寄り添い、どのような時も親が味方であることが子どもにとってはすごく重要です。
自分の子どもがどのようなことで悩み、何が原因で学校に行けなくなっているのか、子どもの立場になって考えてあげましょう。
子ども自身が、不登校の悩みを安心して誰かに相談できる環境作りが大切です。そのためには、幼い頃からのコミュニケーションによるなんでも話せる環境づくりは大切ですね。
子どものSNSの対応の仕方がわからない
子どものSNS使用はどうしていますか?使用制限をつけていても、友達同士の関係性でSNSを使用する頻度が高まってくると対応をどうすべきか迷いますよね。
1人1台スマートフォンを持つのが当たり前の時代となり、子どもも携帯電話としてスマートフォンを使用するケースは増えてきました。親からするとすぐに居場所や連絡がとれることは便利です。しかし便利な反面、トラブルが多いのも現状です。
トラブルの原因は、LINEやInstagramなどのSNSです。連絡手段として便利なSNSですが、
グループトーク内でのトラブルや、仲間外れなどが目に見えない場所で起こっています。スマートフォンが普及する前では考えられないことで心配になりますね。
SNS上での子ども同士のトラブルは、学校の先生なども介入が難しいです。トラブル回避手段は、親である私たちが利用制限や使用方法を一緒に考えていきましょう。
子育ての悩みを解決する3つの方法
子育ての悩みは、尽きないと思いますが、精神的負担を軽くするために少しでも軽減していきたいものですね。ここでは、子育ての悩みを解決する方法を3つご紹介します。
1人で悩まず周りを頼る
子育てのことで壁にぶつかったり、悩んでしまったりしたときに誰かに相談できていますか?「母親は自分なのだから」と、なかなか相談できずにひとりで抱え込んでしまってはいませんか?
地域の人たちが協力しあって子育てをする時代は遠くなりました。現代は核家族が多いために近くに両親や義理の両親がいない場合や、近所の方との繋がりが少ない場合も多いです。そのため、周りに頼ることや相談することのキッカケも少なくなっています。
子育ての悩みを少しでも軽減させる方法は、まずは周囲の人に頼ることです。
パートナー、両親、義理の両親、近所の人だけでなく、保育園や学校の先生、自治体の福祉保健課などどのようなところでも大丈夫です。
特に一番身近なパートナーとは、子育て感だけでなく家事などできることから協力してもらえるようにコミュニケーションをとっておくと良いでしょう。
他の人の子育てと比較をしない
頭ではわかっていてもついつい他の子と比較をしてしまい、心配や悩みに繋がることが多いです。
これは、子どもの発達や発育のことだけでなく、ママ自身のこともです。
「他の人は楽しそうにしているのに」
「うちの子どもは育てにくい」
「私は子育てを楽しめていない」
など、他の人の子育てと比較してしまうと、自分の子育てを責めてしまったり、わが子の成長を不安に思ってしまったりする原因になります。
はじめての子育てがうまくいかないと感じることや、悩みががあることは当たり前です。ママ自身も、子どもと同じくママとして経験を積んでいる最中です。
発達や発育で心配なことは専門家に相談すること、不安なことや大変に感じることは周囲に頼っていきましょう。
イライラのメカニズムを知る
怒涛の1日を終えて、子どもの寝顔を見ながら今日も子どもにイライラしてしまった・・・と自分自身を責めてしまっていないですか?
子育てでイライラしてしまう感情がおきるのはどのような時なのでしょうか?
きっと、時間に追われた時や、やりたいことがうまく進まないと感じた時なのではないでしょうか。何らかの形でストレスがかかった時にイライラの感情が生まれてしまいます。
ママの1日は、時間のサイクルが子ども中心になり、家族に合わせた動きをしなくてはいけないことがほとんどです。ママが考えているように進まないとストレスとして感じてしまうのです。睡眠が十分ではないのも同じですね。
イライラを軽減しながら子育てをするには、「完璧であること」を目指さないことです。
家事や育児を完璧にこなそうとすればするほど、その緊張感が「ちゃんとやらないと」という気持ちを生みます。それがうまくいかないとストレスになってしまうのです。
子どもが1日ぐずって家事がうまく進まなくても、それをダメだと思わず自分を労わってあげてください。ママは1日中子どもたちと家族のために一生懸命動いたのですから。できたこと、やったことに目を向けていきましょう。
子育ての悩みはどんなところに相談できる?
子育てに悩んだとき、誰に相談していますか?ここでは、ママやパパが子育てでの悩みに直面した時に相談できるところを紹介します。
身近な保育のプロに相談
子どもが保育園や幼稚園など、家庭保育以外の場所に関わってきたら1番気軽に相談できるのが、保育園や幼稚園の先生たちです。
乳幼児期の保育の勉強をされている身近なプロです。先生たちは日中の様子を1番近くで見てくれています。発達面や生活面など、他の子どもとの比較やこれまでの経験で相談に乗ってくれることは多いと思います。
離乳食や幼児食などの食事面の困りごとも、園の栄養士の先生に頼ってみると園での取り組みを教えていただけます。
行政での相談窓口
行政での相談窓口は、市町村によって違いはありますが、国や市町村で相談窓口は設けられています。公式ホームページには子育て相談ができる窓口の電話番号の記載があります。
『子ども家庭庁』というホームページでは、各地方の自治体が設置している相談窓口をはじめ、厚生労働省や法務省、警察庁など関係省庁の窓口も掲載されています。
自分が直面している悩みから相談できる場所を見つけるのに良いでしょう。
出典:相談窓口 子ども家庭庁
小児科・保健師に相談
発達・発育について迷ったとき、心配がある時は、かかりつけの小児科や役所に在中している保健師などに相談すると良いでしょう。
小児科の先生には、乳児健診時だけでなく、予防接種などで受診した時でも気になることは積極的に聞いてみましょう。
役所に在中している保健師の窓口は、役所のホームページや問い合わせで確認しておくことをオススメします。発達相談や発育相談など定期的に開催している自治体もあります。
子育てでの悩みはひとりで抱え込まない
本記事では、子育てでパパやママが直面する悩みを年齢別に紹介してきました。子育てでは、子どもの年齢ごとに様々な悩みに直面してしまいます。
そのため、子育ての悩みは尽きないものでもあります。しかし、悩みを少しでも軽減する方法は必ず見つかります。
子育ての悩み解決につなげるためには
・悩んでいるのは自分だけではないということ
・年齢別の悩みに対しどう対応すべきかを知る
・一人で悩まず、周りの人を頼る
・イライラする自分を責めない
・子育ての悩み相談ができる場所を知る
子どもを育てるのが初めての親にとって、自分たちも親として一緒に育っているのです。
完璧な子育てではなくても、目の前の子どもに精一杯向き合っていくことで必ず子どもに愛情は伝わっていくものです。
そして、子育てを経験している人は、周りにたくさんいます。
一人で抱え込まず、自分に直面している悩みと同じ悩みを解決している方法をヒントに実践してみましょう。
悩みが少しでも軽減できれば、子育てが今よりもっと笑顔いっぱいになると思います。