中会話テク(1)「Aという〇〇」の言い方
私の教室「語林」は東中野という場所にあります。では、「東中野という場所」は中国語で何と言うのでしょうか。
じつは、言い方は二つあります。
ここでは、両者の使い分けを見てみましょう。
1)の場合は、「東中野」を知らない人に話すときに使いましょう。
たとえば、いきなりに“我的教室在东中野。”という時、相手は「東中野ってどこなの?」と戸惑うことがあります。この場合、次のように話すと、親切でしょう。
2)の“东中野这个地方”は、東中野をすでに知っている人に使います。たとえば、
この言い方を真似してみましょう。
まとめてみると、次のようになります。
さて、「語林という教室」は何と言うのでしょうか。
考えてみましょう。
多くの方は、次のように言いますよね。
はい。「語林」は世間的によく知られていない教室です!
しかし、語林に通っている方、語林のZoom授業や対面講座に参加したことがある方、語林の関心をもつ方の間で「語林という教室」を話すとき、次の言い方を使いましょう。
会話は相手のことを考えながら話すことです。
今日お話ししたように、「Aという〇〇」は相手の状況によって使い分ける必要があります。これは実戦に使える中会話のテクニックのひとつと言えるのでしょう。
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