2024年11月20日(水)から、10回シリーズのZoom講座を行います。 講座のタイトルは、 例文で覚える中国語の語順 です。スタートしてから、隔週の水曜日19:30-20:30にレッスンがあります。 詳しい内容は、次のページでご確認ください。 語林中国語教室ー特別授業 今回の講座の特色は「例文」にあります。授業イメージとしては、多くの会話形式の例文を先に示してから、その文法的な意味、関係性を解説します。このやり方は、「パターンで外国語を覚える方法」とも言えます。 例
私の教室「語林」は東中野という場所にあります。では、「東中野という場所」は中国語で何と言うのでしょうか。 じつは、言い方は二つあります。 ここでは、両者の使い分けを見てみましょう。 1)の場合は、「東中野」を知らない人に話すときに使いましょう。 たとえば、いきなりに“我的教室在东中野。”という時、相手は「東中野ってどこなの?」と戸惑うことがあります。この場合、次のように話すと、親切でしょう。 2)の“东中野这个地方”は、東中野をすでに知っている人に使います。たとえば、
1 「できる」の“可以” 中国語の“可以”と言えば、‟会、能、可以”(可能を表す助動詞)の三兄弟の一員と知られている。とくに「許可」を表すことによく使われる。 ところで、“可以”の使い方はもうひとつある。 2 勧める”可以” (~してみたらどう?) 同じ売り場で、次の使用例をみてみよう。 もし、店員さんが使った“可以”を「していい」(許可)と理解すれば、お客さんはイラっとするのだろう。なんで偉そうに言ってくるの? この“可以”は「提案する、勧める」の意味。使い方から
離合詞は難しい。 例えば、“散散步”“散完步”はよく言いますが、“散一个小时步”に対して半分のネイティブが違和感を覚えています。 書き言葉では、むしろ“每天散步一个小时”と言います。 なぜ、“散步”は“说话”などの離合詞と違うのでしょうか。 それは“散歩”の語源と少し関係あるかもしれません。 “散歩”の語源についてご自身でググってください。(曹操の後妻の息子である大学者何晏と関係ある) 要するに、「薬の熱を発散させるために歩く」という言葉からきたのです。もともと「歩く」と