中園めぐみの人生遍歴【会社員とフリーランス】
私の周りに、クリエイティブな友人がいます。
独自のセンスと技術があり
それぞれの売りを活かした雑貨や写真を自分で作って販売していたり。
そんな友人達の姿を見て
自分の好きな事で、型に縛られない形で収入を得るなんて夢のようだなと
憧れていました。
が、エステティシャンの私はそれを自分ごととしては考えたことは
全くありませんでした。
思いつきもしなかったのかも?
なんとなく
社会に出る=正社員=安定
周りの大人が言うから、学校の友達もそうだから、とかで
働き方に疑問を持ったことなんてありませんでした。
ただ、
思い返せば会社に勤めている私はいつも生きずらかったです。
【より良いを追求=自分勝手なこと】
私が勤めていたエステサロンは担当制ではなく
毎回入るエステティシャンがランダムに変わるシステム。
なので、全員接客レベルを合わせる必要がありました。
例えば…
下半身シェイプで通っておられたお客様。
今日は便秘しているご様子。
「いつものお手入れは下半身中心だったけど
時間配分して少しお腹のお手入れを入れて排泄を促してみましょう!」
なんてことを一人がやり始めると
お客様は
「前は○○さんはやってくれたのに」
となってしまいトラブルの原因になるので
基本的にオーダーメイドなことはタブー。
なので、本当はこうしてあげられたら。ということを飲み込んで仕事をすることが多かったです。
これが自分の中で結構なストレスでした。
右へならえ!を求められることは会社員として当たり前で
それができなかったり意見を言ったりすると
我が強いとなってしまい
(私も上手な伝え方ができていませんでした。)
正直、息苦しい日が多かったです。
ある時、一緒に働いているエステティシャンから
「若狭さん(旧姓)、エステで独立とか考えてないんですか?」
と言われたことがありました。
「いやいや…私なんかができるはずないですよ〜」と
咄嗟に返しましたが
後々になって
アレ?本当にできないことなのかな?
もしかして無意識にできないって決めつけてる?
と初めてフリーランスの働き方を考えるようになりました。
もし、会社に属さない形でエステティシャンができるのであれば
もっと自由な形で
お客様へ合わせたお手入れができるようになるんじゃないだろうか。
この事がきっかけで
常識を疑うことで開ける道もあると知ります。
このコロナ時代でも思いますが
安定って一体なんだろうなと思います。
結局この世界は自分一人で食べていける力があるか否か
全員がそうじゃないと思いますが
私はフリーになってから自分でなんとかしなきゃいけない力が上がったので
生命力が高まった気がします(*´-`)
次回は独立を目指すようになってから行動した事を書いてみます。