終わりを決める

社会人になってからは、終わりを意識する機会が減った。

学生までは卒業式とか、部活の引退とか、明確に終わりを示すものがあった。

近い将来に終わりが明確に見えていて意識するからこそ、その終わりに向けて全力になれるのだと思う。

社会人になってからは、明確な終わりが見えない。もちろん、締め切りがあってそこに向けて仕上げるということはある。感覚としては、小さいゴールがいくつもあって、そこに向けて同時並行で進めるイメージ。

ただ、学生の時ほど強く終わりを意識するかと言えばそうではない。もちろん、タスクの締め切りに追われていくのは今でもあるし、そこまでには終わらせます。

逆に言えば、自分で強く終わりを意識すると生活にメリハリがつくのかなとも思う。「今月末までにはブログのデザインを完成させる」とか。

立場も環境も変わって、学生の頃みたく時間がたっぷりあるわけではない。学生は全集中で一気にやり切るということも可能だった。でも社会人はまとまった時間を取ることが難しい。学生の頃に聞いてはいたけど、それを実感する。

だからこそ、細かい時間で小さく進めていくというのが社会人なりの努力の仕方なんだと思う。そして、明確に終わりを意識することで、そこに向けてやり切ろうという気持ちになるのだと思う。

今月末までにdockerの講座を終わらせる。

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