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国連WFPイベントに初参加🌐

国連WFPのオンラインイベント「Will For Peace~食料支援と平和への道~」に初めて参加させていただきました。
ナイジェリア事務所の松元さんは9AM、
シリア事務所から石井さんは11AMから
オンラインでつなぎお話を聞きました。

ためになるお話がたくさんあったので、感想と考えたことも一緒に書こうと思います

目次
●ナイジェリアの様子
●松本さんが現地で行ったプロジェクト
●シリアの様子
●石井さんに質問
●日本にいてもできること
●感想


ナイジェリアの様子

日本とは真逆で若い人が多く、高齢者は3%と若い国!
ナイジェリアといえばサッカー!毎日サッカーしている人がどこにでもいる国。

2014年、反政府軍が女子学生を誘拐したニュースが話題となった
これは毎年ひどくなっているそう。
さらに、メッセージアプリ(LINEみたいなもの)で
「今、銃声が聞こえたから防空壕に逃げて!」というメッセージが入る。
でも日常茶飯事過ぎて慣れてしまったそうです。
それくらいまだ深刻な現状のようです。


松元さんが現地で行ったプロジェクト

食糧をそのものをお渡しするのではなく、現金やクーポン(食糧引換券)などを渡すことで、
自分たちの好きなものを手に入れることができる仕組みを作った
これは地域のお店にも貢献できる効果がある!!

さらに雨季になると、降水量がすごくて海みたいに水浸しになってしまうそうです。
食料をそのままトラックが走れなくてお届けできないので、
そういったときに現金やクーポンからの配給ができる。

また、女性の大半が携帯を持っているので(驚き😲)、携帯電話を通しての現金支給や電子クーポンをとして食料にたどり着けるようになる
(以前までの食糧引換券は紙だった)

世界全体でのテクノロジーのあり方によって、こういった国でも普及してくるんですね。
具体的には指紋認証とか顔写真による生体認証など。


シリアの様子

シリアでは現在ラマダンがちょうど終わったところですね

チグリス川が流れる歴史ある地域。
ダマスカスは世界からいろんな人が集まってきていることもあり、パルミラ遺跡は観光地として有名です。

さらに初めて知ったのが、日本に負けないおもてなし文化だそうです!
お店ではいろんなサービスがあり、本当に人間の歴史を感じられるそう。

現像のシリアは、10年にわたる紛争の痕跡がすごい。
町の8割が崩壊してしまい、物価の高騰で食べ物の値段は去年の3倍にも。
失業率も高く、人口の半分が自分の家族を養えない状況。
ガソリン不足なども続いている状況だそうです。
ほとんど紛争は収まってきたけど、人口の6割が食料を必要としています。平和を取り戻した中でも課題はなお残されているのですね。


ダマスカスの家の前を通ると、子供が笑っていたりパンのにおいがしたり、小さな幸せがあふれている。
豆や小麦を家族ごとにパッケージして、明日も生き延びるちょっとの希望をお手伝いするお仕事です。身近な当たり前に感謝するようになったようです。


石井さんに質問

Q. 現地の方はそのようなプロジェクトを行っていることをどうやって知る?
A. ラジオやNGOなどの地域コミュニティを通じて知っていく。自分たちのことを支援してくれている人がいる、忘れられてないんだって感じたことで希望を見いだせた。と現地の方の声

Q. COVID-19による支援の変化はあった?
A. 小麦や牛肉の値段が高騰し、輸出制限がかかってしまったので商品が届くのが遅れる。マスクや消毒の不足が長引いてた。

Q. 今後はどんなことをしていくべきですか?
A. いついかなる時も、何があっても、食料を届けることが第一優先。
定期的に私たちが行くということが現地の方の心の安定にもつながるし、
その時にさらに課題を見つけて次につなげていくことも大事。


日本にいてもできること

①知ること、広めること
正しい情報を得て、理解し、広めることで多くの日本国民も支援に携われる一歩につながる。

②参加すること
「WFPチャリティーエッセイコンテスト」
テーマに沿ってエッセイを考える。応募1作品につき1給食が与えられる

「ゼロハンガーチャレンジ」
食品ロスを減らすアクションを、SNS1投稿につき120円寄付される
※今年もまた開催されるようですが、リンクは去年のもの

「レッド・カップキャンペーン」
レッドカップマークがついた商品を買うと、売り上げの一部が学校給食に役立てられる。
例:チキンラーメン、ポテトチップス、水、お菓子など

このマークがついた商品が目印です

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③寄付すること
WFPが主催するオンラインで寄付ができるプラットフォームがあります。1000円から寄付可能。

Share the Meal(ダウンロード無料アプリ)
¥85から寄付可能。どこの誰に寄付するか選択できて、寄付金額も選べる。自分の寄付金が届いたことが目に見えてわかる◎


感想

今回、シリアとナイジェリアの現地から実際に働かれている人のお話を聞くことができました。
遠い国の人のために、こんなにも真剣に働いている人がいることが素晴らしいなって感じたし、さらに興味を持つことができました。

こういった国際協力に興味があって、何かしたいと思っていたのにもかかわらず、何も知らないでいた自分が醜く感じてしまいました。

国際協力は他人事ではない。

自分は日本にいるし。じゃあなにすればいいの?
って思っていたけど、できることはあります。
ペットボトル1本でも、募金100円でもできます。

自分にできないと思ってたことにもチャレンジしてみようと思いました。

同じ地球に住む同じ人間なのだから、世界中の人が同じ生活をして幸せになっていいはずだ!!

私の興味あることやりたいことはこれに近いような気がするし、
もっともっとたくさん勉強していきます。


おわり ありがとうございました🌻




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