工作の時間
当時ブログに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
=2008.01.09の記事=
「工作の時間」
年賀状のアイデアを考えてる時にふと思いついたのが、写真の立体化。
写真の立体化とは、映画館のロビーに飾られてる宣伝用の等身大POPみたいなもの。背景の手前で人物が飛び出てるようなPOPを見たことないでしょうか?あんなイメージです。
試しにつくったら面白かったので作り方をご紹介します。
※自己流なのでもっといいやり方があるかもですが(^^;。
1.まず写真を用意します。素材としてはポートレート写真が適してます。その写真を2枚用意します。1枚は背景用、もう1枚は切り抜き用です。その際 切り抜き用は少し大きめにプリントするのがポイントです。
2.次に切り抜き用写真から、人物をハサミで切り抜きます。あまりキレイに切り抜かず、大まかに切り抜いたほうが 出来上がりは面白いと思います。※大きく切り抜くことで背景用写真の人物を覆い隠す狙いもある。
3.さて仕上げです。この切り抜いたものを背景用の写真に貼ります。でも立体化というぐらいですから、そのまま貼っても意味がありません。切り抜き用と背景用の写真の間に、ダンボールなど厚みのあるもので挟みます。それをノリでくっつければ完成です。
切り抜いた人物が背景から飛び出して見えます(^^)。そりゃそうだ。
セロテープをクルっと輪っかにすると即席の両面テープができますよね。ダンボールのかわりにこれでもOKです。輪っかの厚みができるからGood!これだとセロテープだけで厚みができて貼れて一石二鳥。お手軽なのでオススメです。
単純だけど、実際に手に取ってみるとインパクトありますよ。
部屋に飾るだけならこれで十分ですが、残念なことに写真に撮ると立体に見えにくい。撮影向きではなく、実際に手に取って見るほうが楽しいです。
簡単にできるので、ぜひお試しください(^^)。
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こちらがオリジナルの画像(^^;
まとめ
年賀状に使おうとしたけど、立体に見えなくなるのでは意味がないので最終的にこのアイデアはボツになりました(^^;。
(おまけ)ボツになりましたがこの後 立体っぽく写真に映る工夫も考えてみました。立体感を強調する方法です。参考になれば。
こちらが立体感を強調した作品 ↓
*立体感を強調する方法*
1.背景用写真の1辺または2辺を短くカットしてトリミング。
切り抜き用写真をはみ出させる。
2.背景用写真の色調を20~30%落として淡くすることで、
背景と切り抜きの彩度にメリハリをつける。
3.光の当て方を工夫することで切り抜きと背景の間に影をつくる。
2次元の写真だけど立体っぽく見えてるでしょうか?(^^;