おやすみ前の終わらない話
子供たちが小さかった頃の思い出。
当時 mixi に書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。
※ユースケ7才(小学2年生)のころのお話
=2008.05.27の日記=
「おやすみ前の終わらない話」
仕事が早く終わった日と休みの日にユースケを寝かしつけるのは私の役目。
絵本の読み聞かせが終わると、灯りを消します。暗くはなるけど、すぐに寝てしまうわけではないので、時々おしゃべりもします。
ぽつりぽつりと話す言葉は、普段話せないようなことが素直に出てくるときがあって、生意気盛りの小学2年生といえどやっぱり子どもなんだなあと、かわいく思えます。
ところが、そんなふうにほのぼのした雰囲気にならない夜もあります。そんなときは妙に盛り上がっちゃったりなんかして(^^)。
発端は「さよなら」の語源でした。
どういうわけかそんな話になり、私が説明しました。
(私)さよならって左様(さよう)ならのことでね、左様っていうのはそのとおりとか、そのようっていう意味。だから左様ならというのは、今の言葉で言えば、それならばって感じかな。
(ユースケ)さよならが、なんでそれならば、なの?
(私)ほら、友達と別れるとき、それじゃまたとかいうよね。あれと同じだよ。それならばとそれじゃあ、は似てるよね。
(ユースケ)そっかー。
この辺でやめとけばいいものを、さらに話を続ける私。
(私)さよならを佐賀弁で言うと何か知ってる?
(ユースケ)何?
(私)「そいぎんた」。
(ユースケ)「そいぎんた」って何それー\(^○^)/
言葉のインパクトに盛り上がる二人。
(私)これも語源はそれじゃまた、と同じだと思うんだけどね。昔パパの先輩に佐賀の人がいてね、その人から教えてもらったんだよ。
なぜか昔話を語りだす私(^^)。
(ユースケ)じゃあママもそいぎんた、って言うの?
(私)ママは言わないよ。佐賀の人みんなが言うわけじゃないよ。方言だからね。言う人もいれば言わない人もいる。
今度はユースケが聞き返す。
(ユースケ)方言って何?
(私)方言ってのはね、その地方でしか話さない言葉。だから北九州弁とか大分弁とかもあるよ。
(ユースケ)大分弁ひとつだけでいいから教えて。
(私)「よだきい」。
(ユースケ)「よだきい」って何それー。
(私)「よだきい」って言うのはね・・
と、こんな感じできりがありません。
寝なきゃいけないのになかなか眠れない(^^;)。このままでは学校の勉強よりうんちくのほうが増えそうです。それでいいのか小学2年生!
で、「よだきい」って言うのはね・・
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