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オキシトシンが足りない(妄想モード)

※前回の記事を読んでから読むことをオススメします。

【前回のあらすじ】

コロナ禍のいま世の中に足りなくなってるのは" 幸せホルモン "と呼ばれるオキシトシンではないか?という仮説。人と人との隔たりが、親しい人と触れ合うことで分泌されるオキシトシンの分泌を妨げている。日常を支障なく送りながらも、その裏側で 幸せを感じるオキシトシンの量が全世界で危機的に減っているのではないか?

こんなことを書いたのでした。自分なりに解決策を考えていると妄想が止まらなくなったので、前回記事のラストから別バージョンとして妄想編を書くことにします。では続きをどうぞ ♪


なんとかしなければ、手遅れになる前に。(ここから妄想編スタート)

" 握手会 "ってどーかな? 手を握り お互いの目を見て 短い言葉を交わす握手会。"幸せホルモン" であるオキシトシンの分泌もハンパない気がします。コロナ禍のいま自粛せざるをえないけど、もし握手が安心安全にできるとしたら?

これはビジネスになる。そう直感しました。

足りないものがあれば飛ぶように売れるのが資本主義の世の中です。安心安全が保証されるなら " 握手会 "はそれ自体が商売になる。目的はオキシトシンだから、別にアイドルである必要はありません。

" 握手会 "という職業の誕生です。

" 握手会 "というお店が全国のいたるところにできるはず。イケメンの店舗もあれば、祖父母の面影を求めるおじいさん・おばあさん専門の店舗があってもいい。バラエティに富んだ構成になるのは想像に難くありません。

ユーチューバーのように有名になる人も出てきます。この人と握手するとなぜかハッピーな気持ちになりその後の人生もうまく行く、そんな口コミが広がり全国からその人を訪ねる時代が来るかも。子供の将来の夢は「ぼく大きくなったら" 握手会 "の中の人になる」だったりして。

全国のあちこちで自然発生的に生まれた" 握手会 "ですが、クラスターの震源地と見なされ取締りが強化されます。しかし" 握手会 "を切実に求める国民も多くその声に押されるようにして、政府は安心安全な" 握手会 "のモデルの制定と認可を行うことを決定します。政府公認の" 握手会 "の誕生です。

そして" 握手会法案 "が成立されることになりました。

" 握手会 "の中の人には国から厳重な管理が求められますが、幸せを手渡しする使者として使命感を持つ人も多く、再び人気職業となります。

親しい人との触れ合いがオキシトシンの分泌を促すので、お店は完全予約制で2週間前の事前アンケートが必要です。お客さんの人柄をアンケートを使って事前に知ることで、心のこもった握手が可能になります。握手をしながら目を見て言葉を交わす約十分間の体験は、お互いのその後の人生にプラスの作用をもたらすことになるでしょう。

お客さんは直近2週間の体温記録と行動履歴の提出が必須。そして握手の時間が終わったらPCR検査や抗原検査を受けるスペースに移動します。検査が終わったら、連絡先を確認した上でお店を出るという一連の流れが待っています。感染不明者を出さない措置です。握手会にかかる料金も決して安いものではありません。

お客さんと " 握手会 "の中の人、
それぞれここにいたるまでの思いがあるはずです。

" 握手会 "をめぐって悲喜こもごも のドラマがここに始まります。


いかがでしょうか? 半分冗談で半分まじめ。こんな未来があってもおかしくないと思いませんか? 

コロナ禍でいま起きている様々な出来事を、この" 握手会 "というフィクションのハコに放り込んだら いくらでもお話ができそうです。そんなドラマが見たいと思って妄想を書いてみました。誰か作ってくれないかな?

P.S.  オキシトシンをめぐるビジネスのアイデアも誰か実現してください。

【まとめ】
そして" 握手会 "は "アクシュカイ"という言葉で、日本発の安心安全なシステムとして世界に広がりましたとさ(^^)。

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