58章 魔物。
自分はあの自傷の人が、小学生の頃から石投げられていじめられたり先生は助けてくれなかったりして、親には学校に行けと逆さ吊りにされてまで怒られていたと言われたから同情心やその人の周囲の人に対する怒りが込み上げた。
いや、しかし待てよ。
それって本人が何かしらの落ち度があって、周りがそうするに値する人物だったのではないかと。
あの人は他人に矛先を向ける天才なのではないかと。
自分はあの人が10時間遅刻しても待ち続けた。
10時間ってやばすぎるだろ。正直イライラしたし、それが3ヶ月続いたのち自分はブチ切れた。
だれとでも喧嘩になってきたと言われた。
あれも嫌これも嫌全部嫌で、何もしたくないそうだ。
それは破綻してる。
褒められたら見下されてるみたいでイライラすると言われた。
なんじゃそりゃと思った。
そんなので怒られてたら会話そのものができないじゃないですか。
よって、自分は見捨てるのが最適解だと最終判断を下した。
しかし人物像については興味深いので、また冷静に分析していきたい。
アルコール中毒で手首自傷だらけでODしてて髪の毛自分で引きちぎってて爪噛んでて売春してるというかしてたあの人は、関わると危ないが分析対象としては非常に興味深い人物であると感じた。
しかし未だかつて見たこともない危険人物である。
急に首を絞められたこともある。
ホラーそのものが具現化されたみたいな人物である。
肉まで見えるその腕からは、狂気を感じる。
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