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なにタリアン?
ベジタリアンになったことある?
私は、フレキシタリアンということにしておく。
体調で食べる物を選んでいて、しばらく野菜にしよーとか、外食でベジメニューがあったらそれを選んだりしてる。
私が人生で初めて出会ったベジタリアンはオーストラリア留学中のホストマザーだった。
彼女はJewishと呼ばれるユダヤ教信者で、そこまで敬虔な信者というわけじゃなかった(お祈りの時間とかなかった)けど、食べる物はベジタリアンって人だった。コーシャーミール(適正な肉類を適正な手順で処理され、調理された物)は機内食以外だと探しにくいこともあって、普段はベジタリアンとして過ごしているみたいだった。
ホームステイを始めた頃は英語もほとんど分からず、家族の中でお母さんと子供4人中2人がベジタリアンって事を理解するまでちょっと時間がかかった。
(子連れ再婚前の同棲家族だった。)
料理をメインでするのはパパさん。
(マフィンとかも焼いちゃうよ。見た目はいかついヒゲのおじさんだから、びっくりしたけど。)パスタソースを作っても、鍋が二つ。
ソーセージはベジタリアン用とその他のメンバー用の2種類。お豆腐やテンペ?みたいのも冷蔵庫にあった記憶がある。パントリーには豆の缶とかもあった。
ある日、ベジタリアンのママさんが、私がフライパンを使おうとすると『そっちのは使わないでね、野菜のだから』と言った。
ふぇ?
フライパンも、決まってたの?…だ。知らなかった。後々知ったけど、厳格なユダヤ教のお宅だとコンロも流しも分けてあるらしい。そんな世界があるなんて、日本の田舎の高校生は知らなかったよ。
宗教がもとになってるビーガンとかベジタリアンの人はこんな感じ。
動物保護や、環境保護の観点からベジタリアンやビーガンの生活を送ってる人は、またちょっと違うのかなぁ。
今ではよく聞くようになったビーガンだけど、ビーガンといえば、あの人!って思うことがある。
当時、別の家にホームステイしてた友達が、週末にすっごい人が来た!って言った。あれもこれも魚も牛乳も卵もはちみつも食べないんだよ!何食べてんの、あの人!(←すごい失礼w)ってビックリしながら言ってたのを思い出す。田舎育ちの日本人高校生にはビックリだったの、本当に。
そんなこんなで、もう20年以上前にベジタリアンと生活してたことを思い出しながら今思う事は、まぁ、お互い妥協点を見つけて一緒に生活すればいいのかなぁといった感じ。正直な話、私は何を食べても食べなくてもいいと思ってる。
誰にでも自分の考えがあって、食べ物を選んでいるんだから。(選べる境遇にいる人は)
ただし、ビーガンやベジタリアンの人の中には思想を押し付けてくる人がいるのも事実。体感としては宗教関係の人より、動物保護、環境保護重視の人達がプッシュしてきている感じ。
保護のためにいい活動をしてるんだから、なんであなたもやらないの?地球にいいことしましょうよ!と言わんばかりに迫ってくる。屠殺場の動画を見たほうがいいって言ってくる人もいる。
正直、個人的には、それは違うと思っている。
肉系は見るのも嫌!って人が多いと、家族全員でベジタリアンしなきゃいけないだろうけど、今は代用品もたくさんあるし、ベジタリアン、ビーガンの製品もたくさんある。化粧品も服も。だから、もしかしたら意外といけるかもしれない。
共存する道は確実にある。
今、韓国に住んでて、サムギョプサルとか、
参鶏湯とかユッケとかいろいろ美味しいお肉料理あるから完全にベジタリアンにはなれないとは思うけど。
キンパや쌈밥(葉っぱに包んで食べるご飯。中身はお肉もあるけど、お肉なくても○)ナムル類もたくさんあるし、韓国も精進料理あるよ。
体がもう消化しきれないようになってきたから、年齢の都合上、時折ベジタリアンになってるってことで。
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