春風と呼ぶにはあまりに激しい夜の日記

連日風が強すぎて参っている。
強風が部屋の窓に直撃して家が揺れるのでよく眠れない。
それでも夜、静かにベッドに横になっていると、
風の轟音に紛れて地元のヤンキーがマフラーをふかしながら走る音も聞こえてくる。
あいつら、冬場はおとなしいのに毎年暖かくなると走り出すな。
啓蟄感あるな。

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GW断捨離祭りと称して、PCに保存している約10年分の写真データを少しずつ削除しているのだけれど、あまりに振り返りたくない過去ばかりが思い出されて削除作業の後は必ず気分が悪くなる。

振り返りたくない過去の中にも「あ、これは残しておきたいな」という写真がたまにあるものだから、なかなか一気に消すことが出来ずに一枚一枚確かめながら消している。だから時間もかかる。

やっとのことで280枚を削除したが、残り枚数を見たらあと9900枚とあって一気に胃がもたれてきた。

今が常に一番良いと思ってずっと生きてきたので、当時も確かに一番良かったはずだが、今見るとまったくそんなことない。

それだけ自分が日に日に良い調子で人生を送っているのだと解釈しているが、こんなに振り返りたくない過去だらけだと、未来の私からしたら今この時も「振り返りたくない過去」になってしまうのかな。

少しくらいは「嗚呼あの時はよかったなあ」と振り返れる過去があると良いなあ。そうじゃないと、最期も胃をもたれながら死ななきゃいけなくなる。
それは嫌だなあ。

今一番幸せなのにな。