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独自指標作成によるデータ分析を用いた新たな地方創生の方法論の提案【データサイエンス|最優秀賞作品】

始めましての方は初めまして!
どうも たぬぽん です!

私は、地方創生に関する研究を高校2年生の頃から現在まで、約2年間続けてきました。この研究を通して、大学レベルのデータサイエンスを学び、実際に地方自治体との連携もしました。
各種コンペティションにも参加させていただき、日本一を3度、世界大会推薦権を2度頂くなど、高い評価を頂いています。


▽この研究発表・たぬぽんについて▽


本研究は、今までにないデータの分析を用いた地方創生の新たな方法論を提案するものです。

具体的な特徴としては…

多角的観点かつ市区町村単位のよりミクロな地域比較を可能にする
・各地域の特徴を示す4つの観点を導く
・各地域の特徴を観点ごとにスコアを用いて評価
・スコアが算出された要因分解を元にして詳細な地域分析が可能
・公的オープンデータを用いることで、多年度比較経年利用を可能とする仕組みを確立
・地域比較のみならず、経済圏の把握も可能


なお、本研究は今もなお発展途中であり、まだまだ実用化には至らない部分も多いかと思われます。

本研究の意義と新規性
地域比較と経済圏把握について

しかし、兵庫県統計課の課員の方からの助言を頂きながら研究をしていおり、市区町村単位での地域比較ができる点経済圏の把握を行える点で評価を頂いています。また、更に精度を向上させることができれば、県政のKPIとしても活用していけるとの評価を頂いております!


提案した「農産物サブスク」という施策

そして、この独自指標を用いた分析結果から、京阪神都市圏を更なる活性化に導く施策も提案しており、こちらの施策は、兵庫県農林水産部総合農政課の課員の方から、実現可能性の評価を実際に頂いております!


経済効果の算出

ちなみに、事業例を立てて利益を計算したり、兵庫県産業連関表を用いて兵庫県内の経済効果の算出を行ったりもしました。


本研究を通して、データサイエンスとはただデータの分析を行って、その結果から闇雲に解決策を提示するのではなく、研究対象のバックグラウンドを適切に把握すると共に、何が求められているのか、実現可能性はあるのかなど、実際の肌感とのすり合わせを行うことも非常に重要だと感じました。

高校生の間に培ったこの力は、非常に有意義で貴重なものであると感じています。


本研究は、一人でも多くの方に知ってもらい、フィードバックを通じて改良していくことで、実際の地方自治体に利用していただけるところまで持っていくのが目標です。

そこで、実際に第9回高校生国際シンポジウムでの発表で使用したスライドを元に、どういう研究をしたか説明させていただきます。文字も添えて、比較的詳しめに解説をしています!

もしよろしければ、実際にご覧になって頂き、評価やアドバイスを頂けたらなと考えています。

もしくは、今後も研究を続ける予定ですので、応援というか形でご支援いただけると非常に嬉しいです。




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