リメンバー・パールハーバーDAY
今日12月8日は太平洋戦争開戦記念日。リメンバー・パールハーバーDAY である。
「リメンバー・パールハーバー」はアメリカにとっての標語だと思いがちだが、日本人にとっても「忘れてはいけない」という意味では同じだろう。
官僚が上司に忖度してデータを改竄し、でたらめな報告書を書く。
トップは何も分かっていない馬鹿で、結果を予想できないし、どんなことになっても責任をとるつもりがない。
そんな「お国」の馬鹿施策を、さらに忖度しまくって民衆にPRし、煽動するマスコミ。
……ああ、あの時代から80年経った今の日本が、まさにそんな感じだなと思い、どんどん虚しく、怖ろしくなる。
あの頃の陸軍省官僚と今の厚労省官僚は、同じような立場で、同じ行動をしているのではないかな。
その結果がどうなるのか……。
『真・日本史』第1巻・第2巻・第3巻発売!
『真・日本史(3) -馬鹿が作った明治』
明治「維新」がいかに愚劣なクーデターであったかを告発する本は多数出ている。本シリーズの第2巻でも、戊辰クーデターは「維新」などと美化されるものではなかったことを順を追って解説したが、そのクーデター後に始まった明治という時代を作った明治新政府は、やはりダメダメだった。副題では思いきって「馬鹿が作った」と言いきっているが、では一体どのへんが馬鹿だったのか。
例によって、講師と生徒一人の対話形式で、講談を聞いているようにスラスラ読める。
-----内容の一部-----
οゴシップ記事から見えてくる明治政府の主役たちの素顔(女狂いの伊藤博文、渋沢栄一。黒田清隆の「妻殺し」。彼らの裏に見え隠れするロスチャイルドの影)
οないないづくしで発進した明治政府、兵制と御親兵を巡る対立、廃藩置県というクーデター、福知山線事故は明治政府の責任?
ο征韓論という病理、台湾出兵というガス抜き策、欧米にしてやられた以上のことを朝鮮にした日本
ο廃仏毀釈という悪夢、破壊されたのは「もの」だけではなく人々の心
ο司法卿をまともな裁判もせずに斬首・晒し首、西南戦争の実相
ο渋沢栄一成功物語の裏にある藩閥政治、渋沢は日本初の銀行の「創設者」ではない、渋沢と岩崎弥太郎の違いと共通点
ο自由民権運動とは何だったのか?、板垣は藩閥政治が産み落とした鬼っ子、福島事件の実相、板垣は死せずとも自由は死んだ?
ο薩長閥 vs 大隈・板垣の権力闘争、大日本帝国憲法は「伊藤憲法」、大日本帝国憲法という呪い
ο日清戦争への助走、当時の中国と朝鮮もトンデモな政体だった
ο日清戦争と日本の戦争依存症、大院君vs日本の裏工作対決
ο日露戦争勝利という歴史の番狂わせ、ポーツマス条約という「成功」を理解できなかった日本国民
ο満州と朝鮮への進出という毒饅頭、ハーグ密使事件と伊藤の韓国保護政策、伊藤博文暗殺で韓国併合が加速
ο大逆事件と特高創設で終わる明治時代
『真・日本史(1) -縄文時代~黒船来航まで- 1万年の平和を壊し続けた者たち』
弥生時代を築いた渡来人は2系統いた。1000年の「暴力団時代」の後に訪れた奇跡のような戦のない200余年。西郷、大久保、板垣らが「まともな維新」をぶち壊して、イギリス傀儡政権を作ってしまった。
……学校で刷り込まれた日本史を今こそ正しく上書きしよう。講師と生徒一人の対話形式で、スラスラ読める、まったく新しい「真」日本史読み物が登場!
旧版『馬鹿が作った日本史 縄文時代~戊申クーデター編』の前半部分を補完・改定してAmazon KDP版にすることで価格を大幅ダウン。
-----内容-----
1. 縄文時代~大和王権まで
「縄文時代」は1万年以上/「縄文人」は単一種族ではない/日本列島に殺し合いが持ち込まれたのはいつか/歴史から消された出雲王朝/邪馬台国は南九州にあった/西洋と日本の歴史を戦争の視点で比べる/空白の四世紀/「記紀」という権力者による歴史創作/日本書紀に記された原住民殺戮の記録/聖徳太子は架空の人物なのか?/大和王権成立までの大筋を推理する/ニギハヤヒは鬼伝説となって生き残った/現在も皇室の中に残る出雲の力/現日本人の特質は古代からの混血によって生まれた
2. 江戸徳川政権時代まで
朝廷の弱体化の下で暴力団国家となっていく日本/「下請け」が力をつけて成り上がる時代/合戦の時代に横行した略奪や奴隷売買/権力が弱まっても天皇家が消滅しなかった理由/徳川政権確立までの道のり/家康の「代わり」が務まる人物はいたか/徳川政権創生期を支えた裏方たち/天海とは何者だったのか?/戦争がなくなり開花していく庶民文化/江戸時代の特異性を世界史視点で考える/インカ帝国殲滅のようなことが日本で起きていたら?/島原の乱は「宗教戦争」ではない/「キリシタン」を巡るゴタゴタ/日本が西欧列強の植民地にならなかった理由/人が大量に死ぬ最大の要因は疫病/歴代将軍の治世を再評価/一気に花開いた江戸庶民文化
3. 攘夷テロと開国までの道のり
江戸時代の世界情勢/帝国主義と資本主義/産業革命の条件/ノーベル兄弟とロスチャイルド家/黒船来航前にあったこと/アヘン戦争ショック/ペリー来航前に書かれた一冊の「日本攻略本」/ペリー来航前の日本/マンハッタン号とクーパー船長/日本に憧れたマクドナルド青年/優秀な人材を生かせず、殺してしまった幕府/ペリーは日本の開国に失敗していた/日本を開国させたのはハリス/最高の人材ヒュースケンを殺した日本のテロリストたち/日米修好通商条約は「不平等」条約ではなかった
『真・日本史(2) -幕末史「戊申クーデター」の実相- テロリストと欧米エリートが壊した「維新」』
徳川政権が続いていれば日本の近代化(維新)はずっとうまくいき、イギリスの傀儡政府のようになることはなかった。幕末の「志士」や明治の「元勲」たちの残虐なテロ犯罪を検証していくだけでも、「明治維新」がいかに暴虐かつ無知なクーデターであったかが分かる。
旧版『馬鹿が作った日本史 縄文時代~戊申クーデター編』の後半部分を補完・改定してAmazon KDP版にすることで価格を大幅ダウン。
-----内容-----
1. テロリストたちが作った幕末史
日本崩壊序曲は水戸藩から始まった/幕末史の重要人物まとめ/優秀な人材はほとんど明治前に消された/幕末のテロ事件一覧/幕末日本に関わった外国人たち
2. 戊申クーデターまでの経緯
生麦事件と薩英戦争が大きな転換点だった/倒幕のキーマンは久光とパークス/西郷らにも影響を与えたサトウの「英国策論」/公武合体派の奮闘と挫折/長州藩唯一の良心・長井雅楽の無念/久光が動く/松平春嶽、横井小楠の悲運/「まともな維新」を不可能にさせた人たち/孝明天皇という最大の障壁/禁門の変という愚挙/中途半端すぎた長州征討/小栗忠順、栗本鋤雲、赤松小三郎らの無念/孝明天皇は暗殺されたのか?/坂本龍馬の実像/「大政奉還」「王政復古」の真実/江戸で大規模テロを起こした西郷隆盛の大罪
3. 戊辰戦争は日本史の恥
「国造りという仕事」を放棄して逃げた徳川慶喜/江戸「無血」開城の裏側/上野戦争の無残/シュネル兄弟と東北諸藩/「ジャパン・パンチ」から読み取る諸外国の動向/庶民が見た幕末を伝える「風刺錦絵」/奥羽列藩同盟結成までの経緯/恩賞原資としての東北侵攻/白石会議による東北諸藩の自衛団結/世良修蔵暗殺で始まった東北戊辰戦争/北越戦争の裏でも動いていたサトウ/東北戊辰戦争の悲惨と理不尽/東軍はなぜ負けたのか/「白虎隊の悲劇」をより正確に知る/二本松藩の悲劇/裏切り・離反の連鎖と庄内藩の孤軍奮闘/最後はイギリスがとどめを刺した/テロリズムと武力が作った明治政府
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現代人、特に若い人たちと一緒に日本人の歴史を学び直したい。学校で教えられた歴史はどこが間違っていて、何を隠しているのか? 現代日本が抱える…
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こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。