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私の世界線のデデデデ。君は僕の絶対なのです。

Netflixで「デデデデ」を見た。
ここから先はネタバレを含みますのでまだ見てない方はどうぞ先にデデデデアニメのご視聴をおすすめしたい!!

デデデデ、浅野いにお先生か〜。重そうだなぁ〜というのが、偏見で出来上がった私の脳みその第一印象だった🧠

でも話を進めるにつれて、ふとした瞬間に記憶の断片が描かれているのを見て、これは並行世界の話なんだとすぐに理解した。

何を隠そう。隠せてないけど。
私もタイムシフターである⏰と結構ガチ目に思っている。

てゆうか、私がシフターでなくとも、誰かのシフト後の世界線かもしれない。

いつもふと思うことがある。
私に子供がいて微笑ましい家族を作っていたならば、あのまま地元に残っていれば、暗黒小学生時代のまま大人になっていれば…

ひとつひとつの私の選択で世界は大きく変わっている。
その選択肢の度に、並行世界は生まれる。

私が今生きている世界🌍、何も完成度は高くないけれど、大切な友人、そばにいてくれる愛猫、やりたい仕事、さらに成長したいと思える日々。わたしは今の世界が好きだ。

あまりにも暗黒な幼少期だった私は、齢3歳にして、「あー、この世は全然面白くないし誰も私に興味がない」と明らかに思っていた。

そんなもんだからもちろん幼稚園、小学校、中学校と誰にも目立たないよう過ごしていた。
てゆうか何をしても興味を持たれないから自分は透明人間なのだ、とも思っていた。

中学の時に同じ学区の同級生が居ない塾に通い、そこで人生が一変。
今でも大切な友達に出会い、恋をして、当時理解不能だとからかわれていた服も褒めてくれる。
あぁ、電車に乗って15分で世界は変わるんだ🌍と心底感じた。

今思うとあの電車がタイムシフトするマシーンだったのだ。🚃🚃

大人になったら誰にも文句を言われないように、自分でお金を稼ぎ、自分が好きだと思う人やモノにだけ触れていたい、と月刊りぼんの最後の広告ページを読みながらいつも思っていた。

20歳を過ぎた頃から、「15年前の私、見てるか?大人になったら結構楽しいぞ。しかもそこそこ可愛いとか言われるぞ。彼氏も友達もできるよ!」と、時空を超えた念を自分に飛ばしていた。今も地味に念を飛ばす✈️

未来はちゃんと楽しいから、落胆せずクソみたいな小学校をちゃんと生き抜いてくれ…!と自分に手紙を書いていた。

あのまま生きていたら私の人生はとてもとてとつまらなく他人の顔色ばかりを伺う大人になっていたと思う。

あの電車に乗って、あの塾に通う世界線の選択は、今も私の背中を強く押す。(塾の先生元気かな。会いたい)

たまにふと思う。
あのまま育った、もう一つの世界線の小さい私は元気だろうか。

ちゃんと笑って生きてるだろうか。
今の世界線の私に出来ないことをやってるんだろうな。それはそれで羨ましく思う。

そんなことを常日頃ぼんやり考えているもんださら、デデデデを見た時こころが震えた。

どれだけやり直しが可能だったとしても、「マコト」のように、自分が生きてる世界はここだから、とタイムシフトしないこともある。

私もしない。

全然順風満帆じゃないけれど、今の友達や大切な人、猫たち、大好きな仕事をもっともっと大事にしたい。

「シュレディンガーの猫」や「相対性理論」など、リアル哲学のことはちんぷんかんぷんだけど、常にいつももうひとつの世界が常に存在している。
何を根拠でもなく、きっとそうであって欲しい、と私自身が強く望んでいる。

今これを書いてる私は「今の世界線🌍」でしかあり得ないことなのだけど、インターネットという摩訶不思議な電波が別の世界の私に届けてくれるかもしれない。

私は元気です。
あっちの私も幸せでありますように。と願う。
はにゃにゃふわ〜!




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