MCTオイルをはじめてみた
MCTオイルは、中鎖脂肪酸(Medium-Chain Triglycerides、MCT)オイルの略では、近年注目を集めている健康補助食品の一つです。MCTオイルは特定の脂肪酸の組み合わせで構成されており、健康、ダイエットやパフォーマンス向上への効果が知られつつあります。
1 MCTオイルとは何か?
MCTオイルは、ココナッツオイルやパームオイルから抽出される中鎖脂肪酸のブレンドされたオイルです。これらの脂肪酸は、通常の食事で一般的に摂取される長鎖脂肪酸よりも短い鎖のものです。最も一般的なMCT脂肪酸は、カプリル酸(C8)とカプリン酸(C10)です。ココナッツオイルには、MCT脂肪酸が多いと言われているますが、MCTだけではないので注意。
2 MCTオイルの効果と利点
エネルギー源としての利用:MCTオイルは肝臓で速やかに代謝され、体内に蓄えることなくエネルギーとして利用されます。これにより、即効性のあるエネルギー補給が可能となります。
ケトン体の産生:MCTオイルの代謝により、ケトン体と呼ばれる代謝物が生成されます。ケトン体は脳のエネルギー源としても利用されるため、ケトンダイエット(ケトジェニックダイエット)のサポートにも適しています。
食事制御と満腹感:MCTオイルは脳に対して満腹感をもたらすホルモンの分泌を刺激するため、食事制御や食欲抑制に役立つとされています。
脂肪燃焼の促進:MCTオイルの摂取は、脂肪酸の酸化を促進し、脂肪の燃焼を助けるとされています。
3 MCTオイルの利用方法について
コーヒーに混ぜる:最強のコーヒーとして知られる、コーヒーにMCTオイルとグラスフェッドバターを混ぜる方法が一般的。これにより、エネルギーと集中力を高めるとされているみたいです。
サラダドレッシング:MCTオイルはサラダドレッシングの成分としても使われ流みたいですが、塩やコショウを足した方がいいかも。
スムージーに加える:野菜やフルーツのスムージーにMCTオイルを加えることで、一緒に栄養価を高めることができます。オイルの風味も軽減します。
自分のやっていることは…
そのまま飲んでます:コーヒーに混ぜると、MCTオイル特有の風味(ココナッツの風味?)がコーヒーに残るので、自分はMCTオイルを数mlをそのまま口に入れてから、普通のコーヒーを飲んでいます。お腹に入れば同じかなと思ってます。
グラスフェッドバターはお高いのでどうしようか考えてます。
最後に、MCTオイルの副作用
MCTオイルは一般的に安全と言われていますが、、高用量を摂取する場合には消化器系の不快感、下痢、または脂肪の吸収障害を引き起こす可能性があります。
特に消化管に油が入ることによって、水分が腸管から吸収されない浸透圧性の下痢をすることが起こるので、はじめるときは、お手洗いのことを考えながらの方がいいと思います。MCTオイルを開始した日や翌日に、遠出したりすると最悪なことになります。
胃腸の副作用を防ぐためには、少しの量からはじめていくのがいいと言われていますが、あまりにひどい時はMCTオイルが合わないことあるのでやめてみる方がいいと思います。
MCTオイルは、エネルギー源としての利用、ケトン体の生成、食事制御、脂肪燃焼の促進など、多くの健康効果をもたらすことが科学的に確認されています。適切な用量で摂取すれば、健康とパフォーマンスの向上に役立つ可能性がありますが、個々の体質によって反応が異なることを理解し、摂取しすぎには注意するようにしましょう。
今、使用しているのは成城石井で見つけたシンガポールのMCTオイルです。
自分は数日前から始めているのですが、朝に摂取すると、食欲も抑えられていい感じです。