「車の聖地」ニュルブルクリンクを自転車で爆走『Rad am Ring24時間耐久 2023』後編
みなさんこんにちは。
気づけば8月も後半に入り夏の終わりが近づいている事に驚いているKです。
今回は前回、前々回に引き続きTeam 639のメンバーと共に7月末に参加したニュルブルクリンク24時間耐久の話を書きます。
なんとか読みやすいように工夫…できたらいいなぁって思いながら書くのでお時間あればお付き合いください。
いつもお世話になっているKEIMASA CYCLEが作成してくれた今回の動画はこちら
イベントスタート
KEIMASAが出走してから約40分、『そろそろ帰って来るな』という事で2番の私は自転車に乗って待機していました。
やっぱり最初の周は緊張します。
普段の心拍数は80~90の間ですがこの時は125でした。ノミの心臓なのでちょっとしたプレッシャーに超弱いんですよ。
当初の予定通り約45分ほどでKEIMASAが到着してスタートしました。
1週目(13:47〜14:40)
久々のニュルブルクリンク、ドキドキしながらもグランプリコースを通り、いざ北コースへ。
最初の感想ですが。
風が強すぎます。
やばいとしか言いようがないくらい風が強いです。
昨年度はほぼ無風の中での走行だったので全く気になりませんでしたが今回は本当に危なかったです。
時速70km以上出して坂道を下っている際に横風が来ると平手打ちされたんじゃないか?ってくらい凄い勢いで前輪が左右に揺れるので本当に怖かったです。
K「ほわー!風強すぎるんだけどー!!」
出走から10分、大パニックで叫んでました。
1年ぶりのYOKOHAMAゲート、ほぼ強制最速更新タイムです。
昨年の最高速度はビビりまくった事もあり時速80kmでした。
今年こそはと意気込んでいましたが風によりハンドルが激しく揺れてまともに走る事ができませんでした。
1周目は最高速度時速79kmでした。
下りが終わり上り区間。
みんなでヒーヒー言いながら上っていた時、おそらくスタッフであろう方がコースの点検も兼ねてマウンテンバイクで走っていました。
それがE-Bike(電動自転車)だと知った参加者達が「電動なんか使ってんじゃねぇ!ふざけんな!」と、面白いぐらい八つ当たりしていました。「おい!あいつ電動乗ってんぞ!」って周りに言い触らしたの私なんですけどね。
あっという間に17%区間です。
昨年も大変な思いをしながら上っていましたが今回は6月の富士ヒル、7月初頭のエタップの際に使用していたシマノ105 11-34Tをそのまま採用したので上りはかなり楽でした。
最も斜度が上がる坂に差し掛かる頃でしょうか、斜度のキツさに耐えかねて上るのを断念して歩こうとした参加者がステンレス製のボトルを誤って下に転がしてしまいました(落下音はよく響いた)
17%の坂から転がると当たり前ですがあんなに加速するんですね。
K「ステンレスボトルって落とすとめっちゃいい音すんだね…じゃねぇ!危ねぇ!」
私は運良く反対側にいたので被害には遭いませんでしたが、縦横無尽に転がり落ちるボトルの軌道が全く読めずにどこへ転がるのかわからないので軌道上の参加者たちは大絶叫です。
運良く誰にも当たりませんでしたが最初の周からとんでもない目に遭いました(ボトルはコースを駆け回った後、コース脇の芝に入って行った)
上り切った後はグランプリコースまで上ったり下ったりを繰り返します。
この際、個人部門で走っていた参加者達と1000番代の気が狂った猛者達が物凄い勢いでアウディストレートを引っ張ってくれたので一気にグランプリコースまで帰還できました。
1周目はこの日最速の53分でした。
2周目までの間
淵さんが走り終わり4人目の小野くんが出走してから50分後の話です。
KEIMASA「小野くんとは位置共有してるんだっけ?今どこらへん?」
K「ちょっと見てみるわ。うん、もう来るよ…えっ!?もう来るよ!?」
KEIMASA「まじか!速すぎんだろ!」
顔を上げたら本当に来ました。
なんと小野くんはこの日チーム最速の51分で帰ってきたのです。
これには驚きました。
2周目(17:26〜18:20)
1周目同様に風が強すぎます。
しかし坂道の走り方は完全に思い出したので2回目のYOKOHAMAゲートからの下はこの日最速の時速87kmを計測しました。
しかし1周目の際に走っていた個人部門の方達が一斉に引き上げた事により後半はかなりの向かい風の中で完全に単体で走る事になってしまいました。
まだ2周目なのにボロボロの状態で拠点に戻る羽目になってしまいました。
出走直前に淵さんが「次の交代の際にさ(バトンの)ボトル、リレーの様に手渡しにしてみない?」と提案してくれていたので試みましたが疲労で目線がぶれて手渡する事が出来ずボトルを落としてしまいました。
(このイベントではチップが内蔵されたボトルがバトンになる。私達は交代の際に別の人が差し替えてくれていた)
拠点から少し離れた場所でのやり取りだったので拠点まで20m程戻りました。
クリートを外そうとした一瞬だけ集中が完全に切れてしまい外した方向とは反対側に車体が傾きそのまま倒れてしまいました。
2周目は54分と悪くはないものの後味が悪い終わり方をしてしまいました。
3周目までの間
少しテントで転がって休んだ後、昨年は4周目あたりでお世話になった川口さんにマッサージをお願いしました。
昨年も常々思いましたが、川口さんのマッサージ…凄いですよ😳
何が凄いって聞かれたら言葉に表せませんが本当に痛みや疲労が吹っ飛んで行くんですよ。
私はこの時、ふくらはぎと腸腰筋(背骨から骨盤にかけて繋がっている上半身と下半身を繋ぐ筋肉)がかなり硬かったようで、そこを徹底的におらーってしてもらいました。
3周目(21:10〜22:07)
直前にチームTの宮野さん、チームAの末松さんが出走していたので『あの2人に追いつくのをこの周の目標にしよう』と意気込んで出発しました。
前半はまだ陽が上っていますが後半には陽が沈み暗黒区間に入る時間になります。
この周からフロントライトの装着が義務付けられます。
昨年はオーライトALLTY 2000を使用しましたが今年はキャットアイVolt 800 Neoに変更、リアライトは昨年使用したレザインSTRIP DRIVE ALERT STVYOではなくガーミンVaria RTL 516を使用しました。
フロントライト
変更理由
ライトの軽量化と今後の夜の戦力になるかの確認のため。
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リアライト
変更理由
後方からの他の参加者の接近を早くに察知、コース取りの際の接触や事故発生を防止するため。
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フロントライトは照らす範囲が狭まったものの夜道を走るにはかなり戦力になると実感しました。
リアライトは後方からの接近に反応してサイコンに通知をくれるので暗くなって周りが見えにくくなる時間帯で大いに役立ってくれました。
と言うのも、前述しましたがこのイベントでの夜間走行はライトの装着が義務です。
しかし中には無灯火で走るヤバい人達も多々います。
中でもヤバいのは『無灯火スーパータック』勢です。
気づいた時にはほぼ真横にいるので接触した場合はほぼあの世行きです。
出走前にマッサージをしてもらった効果が早速出ます。
身体が本当に楽でした。
更に1周目、2周目の際にあった風がなくなり身体と精神面にかかる負担が一気に軽減されました。
先に出走した2人を追って下り区間が終わる頃でしょうか、
コースから大きく外れた場所で歩いている人がいました。
よくよくみると…日本人に見えますねぇ。
マシントラブルでもなさそうだったのでそのまま通り過ぎました。
しばらくすると先程見かけたその人が私の横に追いついてきます。
「日本人の方ですか?」
K「はい、そうです。そちらも?」
「はい、マンチェスターに住んでいまして、今回初参加なんですけど…22周を目標に走ってるんですよ」
K「さっきコースから出てましたけど大丈夫でした?」
「サングラスが飛んでしまって…」
K「なるほど、無事で良かったです」
そんな彼の番号は猛者の証の1000番台。
K「まさかの1000番台の猛者でしたか」
「いえいえ…そう言えば、どちらにお住まいで?」
K「うちはドイツです」
「もしかしてKEIMASA CYCLEさんの関係の方ですか?」
K「そうです、同じチームなんですよ」
こんな感じで少しの間でしたがお話しすることができました。
初参加の彼はなんと拠点を一切作らず前日入りしたそうです。
危うくレース前に天に召されるところでしたね(前日の夜は本当に寒かった)
しばらく一緒に走っていましたが休憩を挟んでいる私と休みなく走り続けている彼とでは体力の消耗具合が全く違うので少しづつ離れていってしまいました。
上り区間も終えて(宮野さんはカルーセル区間で見つけたので頑張って追い抜きました)終盤のアウディストレートに差し掛かることでしょうか、走者は多いものの、うまい具合に協調できていません。
『せっかく人数いるんだからみんなで走ろうで』と言うことで私が先頭に出て集団を引く合図を出します。
それを見た近場の参加者達は一斉に私の後ろに付きました。
そこから集団をグランプリコース直前の坂までの数キロに渡ってひたすら引っ張り上げました。
グランプリコース前の坂道で疲れ果ててしまった私は「もうだめー!抜けるから後は任せたー!」と言って列から抜けることにしました。
そしたら、先程まで私が引っ張っていた参加者の方々が「お前のおかげでここまで来れたんだー!後少しだ!頑張れ!」「後少しだ!付いてこーい!」「今度は俺らが引くぞー!」と、今度は私を引っ張りはじめてくれました。
結局この方々と一緒に拠点まで元気に走りました。
K「うちはここでお別れ!ありがとー!」
「こっちもありがとよ!またな!」
イベント時でのこういう出会いはやっぱり最高ですよね。
3周目は56分とタイムは落としていますが今イベントの中で最も充実した周でした。
先に出走した末松さんは残念ながら捕まえることができませんでした。
いやぁ、残念ですね。
4周目までの間
前日のKEIMASAの提案により次の周から各メンバーが2周連続で走ります。
4周目のKEIMASAから連続して走行するので休憩時間が2時間半から3時間半に延長されました。
この間にサーキット中央にあるシャワー室を使ったりのんびりゴロゴロ寝る事にしました。
私達の拠点と隣の拠点の間にはイギリスから1人で参加しているおじさんがいます。
本来はここではない場所で拠点を張る予定でしたが、間違えてそこに車を停車させてしまいその後隣の参加者が拠点を作ってしまったために身動きが取れずこのままここで拠点を作ったそうです。
寝る直前にふと『あのおじさんはまだ走ってるのかな?』なんて思いながら車の後ろを見たら毛布にぐるぐる巻きになって寝ていました。
遺棄○体かと思って叫びそうでした。
4周目(2:17〜3:24)
日付も変わりレースも後半戦です。
そして久々の暗黒区間での走行です。
はっきり言って何も見えません。
えぇ、本当に何も見えませんでした。
しかし既に3周走っていた事もあり身体はコースを覚えていてくれたようで感覚で走る事ができました。
夜道での走行は自分のフロントライトと前の走者のリアライトが頼りです。
しかし張り付き続けると前の走者の迷惑(フロントライトの光が前の走者の邪魔になる)になるので前に走者がいてもあまり近づかないようにしていました。
しかし運が悪い事に終始私の後ろに張り付いている参加者がいました。
私のライトより光の範囲が広い為、地面が照らされすぎて前が全く見えません。
なんとか引き離そうと走行ラインをズラすも相手も同じラインに何度も移動してくるので仕方がなく速度を落として無理やり追い抜いてもらう事にしました。
何も見えないのも恐怖ですが後ろに付かれ続けている方が危ないんだなと再認識しました。
4回目のYOKOHAMAゲートの下り区間は北コースにある数少ないライトが設置されている箇所です。
流石にここは用意してくれます。
ほぼ何も見えないながらも上り区間も難なく終わり無事に拠点へ戻ることができました。
この周は予想通りタイムを落として1時間7分でした。
無事に帰る事が重要なのでタイムが落ちたのは全く気になりませんでした。
5周目(3:24〜4:37)
水だけ補充してすぐに5周目へ出発します。
今回のイベントでは珍しくチームAとTも夜間走行をしていたそうです。
この周も怯えながらなんとか走ります。
しかし上り区間で突然お腹が減り始めてしまいました。
K『あっ、やべ。さっき何か食べんの忘れてたわ』
毎周何かしら食べてから出走しますが連続走行という事もあり食べるのを忘れて出走してしまいました。
激坂区間ではお腹が減り過ぎて目眩がしてきます。
K『ちょっとこれまずいな…頂上の休憩エリアに何か食べ物ないかな』
なんとか上り終え、休憩エリアにて食べ物がないか探そうとしました。
いっぱいありました🍌🍎🍊🧇🌭
特にソーセージがとても美味しくてバクバク食べてました。
「お前…そんなに食うのかよ…」
フードファイトの様に食べていたからか、後から来た参加者にドン引きされてしまいました。
K「これ美味しいから背中に突っ込んで行こう(サイクルジャージのポケット部分にまだ空きがあった)」
ということで5本ほど背中に突っ込んでそのまま走行しました。
それにしてもあのソーセージ(多分ソーセージ)めちゃくちゃ美味しかったです😋
アウディストレートでソーセージをかじりながら走る奴なんて全参加者を見渡しても私くらいでしょう。
最後の上り区間でもソーセージをかじりながら上っていました。
ホームストレートでもかじってました。
何度も書きますが本当に美味しかったです。
次に走る時は夜が完全に明けます。
恐怖の方が勝りますが、24時間耐久というイベントならではの夜間走行はやはり1度は経験しておくべきです。
タイムは1時間13分と更に遅くなりましたが気にせず拠点へ戻り淵さんへとバトンを繋ぎます。
(淵さんと小野くんには「頂上で食えるソーセージ、マジでうめぇ」と伝えておきました)
6周目までの間
次の走行まで約5時間程の休憩時間ができました。
まずはシャワー、からの睡眠です。
シャワー室へ行く途中、深夜にも関わらず参加者をひたすら応援し続ける人達がいました。
そういえば私も先程この方々に応援されていました。
やっぱりこんな時間でも応援してもらえると嬉しいです。
それにしてもやばいくらいハイテンションでした。
完全にオールするテンションですね。
とりあえず寝れる時に寝る、これがイベントの鉄則です。
他の人と話したい気持ちはありましたがパパッと寝る事にしました。
6周目直前の話
起きたのは8時半頃でしょうか。
テントから出て空を見上げるとあまり天気が良くありません。
前日から聞いていましたがこの時間帯に雨が降る可能性あるとのこと。
しかもKEIMASAと私が走行する時間にピンポイントで降るらしく『雨の中は走りたくないなぁ』なんて思いながら朝ごはんを食べていました。
KEIMASA「ちょっとこの天気怪しいね」
K「どうしようか?」
KEIMASA「まぁ小野くんが帰って来てから考えようか」
浅野さん「走らなくてもいいんじゃない?危ないし」
KEIMASA「そうしましょうかねぇ…」
しかしそうなると今回の走行周は5周で前回より2周少ないです。
流石にKEIMASAも物足りないと思ったのかやっぱり走る事にしました。
KEIMASA「行って来まーす」
K「気をつけての」
出走を見送り私も準備します。
浅野さん「おぉ、走るかい?」
K「はい、あいつが行ったので」
浅野さん「雨に降られたら諦めな」
K「そうします(笑)」
1時間後にKEIMASAは無事に帰って来てくれました。
6周目(10:32〜11:35)
これが今イベントでの最終周になりました。
というのも出走してピットエリアを通った際に私の目の前で救急車が出動したからです。
『落車かねぇ』なんて思いながら救急車の後ろを走っていました。
北コースに入ると他の参加者達がコース脇で立ち止まっているのが見えました。
最初は『なんで止まっているんだろう?』って思いながら走っていましたがおそらく救急車が来た事により走行をやめたのでしょう。
それにしても向かい風が強過ぎて最初の坂道で全く速度が出ませんでした。
横風よりはマシだったので気にせず下ります。
しばらく北コースを下っていたら先程出動したであろう救急車が停車していました。
通り過ぎる際に見たら明らかに重傷だと思われる女性と救助している救急隊員の方々が見えました。
おそらく下り坂で風に煽られてコースアウトしたのでしょう。
最後の最後で恐怖を一気に煽られます。
引き返したくてもほぼコースの中心地まで来てしまったので慎重に走ることにしました。
唐突のレース中止
上り区間に入ってしばらく経ってからでしょうか。
「おい、レースは中止だ」
突然横からスタッフだと思われる人に話しかけられます。
K「やっぱりさっきの事故が原因ですか?」
「見てたか、あぁそうだ。風が強すぎる。これ以上は危ないから中止だそうだ」
K「わかりました。教えてくれてありがとうございます。またあとで会いましょう」
「あぁ、それと来年も元気な姿でここで会おうな」
そう言ったスタッフの方は更に前の方へ走って行き他の参加者達にも声をかけていました。
K『今年も大変だったけどなんとか終わってくれそうだ。後は拠点に帰るだけだの』
先程の事故の件もあってかかなり慎重に走行して無事にグランプリコースへ帰ってきます。
イベント時間が短縮された事もありホームストレートゾーンには多くの参加者達が記念撮影をしていました。
スタッフの方が私にメダルをかけてくれようとします。
K「他のメンバーが拠点で待っているので後でもらいに来ても良いですか?」
「OK、後で待ってるよ。気をつけてな」
K「ありがとうございます」
そう言って拠点へと戻りました。
拠点へと到着したら知らせを既に知っていたメンバー達がカメラを構えて私を迎えてくれました。
KEIMASA「いいよ!Kさん、もう1周!」
お前は鬼か(笑)
淵さんと小野くんには6周目を走らせる事ができず残念でしたがニュルブルクリンク24時間耐久、無事に終える事ができました。
今回は残念ながらみんなで並んでゴールはしないそうです。
かなり残念でしたが撤収の時間もあるので仕方がないですね。
みんなでパパッと拠点を片付けます。
私もテントを片付けようとしますが片付け方がわからずエッティさんの指導の元、男4人がかりで1つのテントと格闘するという情けない片付け方をしました。
あっという間に片付け終わりメダルをもらったら挨拶を済ませて解散です。
K『今年も大変だったけど楽しかった。また来年も来よう』
そう思いながらサーキット場を後にするのでした。
帰路
サーキット場を後にしたら物凄い大渋滞に巻き込まれてしまいました。
ほぼ全員が参加者です。
KEIMASA「みんな疲れてんだから1人くらい間違えて事故ったりするよな」
なんて言っていたら本当に事故があったようで車の流れが完全に止まってしまいました。
更に待ち続けても全く車が動きません。
おそらくフラフラ運転していた参加者の車が対向車線にはみ出して衝突事故を起こしてしまったのでしょう。
幸いにも車を旋回できる場所にいた事もあり来た道を少し戻って別のルートから帰る事ができました。
その際に川口さんが運転していた車とすれ違ったので直ぐに連絡、その後事情を説明して私達の車に着いて来てもらい事なきを得ました。
数時間運転した後、無事に帰宅する事ができました。
KEIMASAはいつもの様に私の家で休んだ後、ゆっくり帰宅して行きました。
毎度の事ながら本当にありがたいです。
最後に
昨年参加してからあっという間に1年が経ち今回も無事に参加、そして走り切る事ができました。
『サーキット場を走る』そして『24時間耐久』
普段の生活では絶対に体験出来ない事を体験させてもらえるこのイベントは本当に素晴らしい時間でした。
3周目で知り合ったマンチェスターからの参加者の方とは再会できず残念でしたがその後連絡も取れたので運が良ければまた会う事ができるでしょう。
毎回人気過ぎてドイツ在住の人でも中々参加できないこのイベント、チャンスがあるならぜひ1度参加してみてください。
ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございます。
次回はハンブルクでのレースの話を書くつもりです。
日本の夏はまだ暑いですが皆さんも自転車ライフ楽しんでください。
ではでは✋🤚
追伸
イベントに参加したTeam 639の皆さん、お疲れ様でした。
そして、今年もとても素晴らしい経験をさせていただき本当にありがとうございました。
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