去年は爆速、今年はのんびり。レースシーズン開幕1発目『Eschborn Frankfurt 2024』
みなさんこんにちは。
ついに夏が始まり最高にはしゃいでいるKです。
しかし今年は花粉が超遅れてやって来ているので現在超絶目が痛いです😭
今回はようやく始まったドイツレースシーズン開幕を告げるEschborn Frankfurt(エシュボルン フランクフルト)に参加した話を書きます。
頑張って短めに書くのでお付き合いください(言うのはタダ)
昨年の話
コース紹介
まぁ、毎年同じコース設定です(コース説明は以上です)
今回の参加者
今回はいつもの様に自転車仲間であるKEIMASA CYCLEのKEIMASAと参加しました。
いつもの様に動画を投稿してくれているのでぜひご覧ください。
それと現在ドイツに遊びに来てくれているさんたろうさんも参加しました。
日本では既に富士ヒルクライムにてレース系イベントを経験しています(レースと言って良いのか)
日本とドイツ、その違いを体感して欲しかったので今回参加してもらう事にしました。
それと私とKEIMASAが所属しているTeam 639のメンバーも参加します。
移動からの会場入り、ゼッケン受け取り
KEIMASAの車で現地入りした私達は会場近くのホテルにてチェックイン。
準備が済み次第ゼッケンを受け取りに行きました(ゼッケンは前日に受付会場で受け取ることができる)
久々に来ましたが活気が凄いですね。
あと車の渋滞がやばいです。
イベントに参加しない帰宅勢の方々にとっては超迷惑だったと思います。
ゼッケンを受け取ったらホテルへ戻り夕ご飯を食べに外へ。
安定のイタリアンでお腹パンパンです。
私はレース前日でも当たり前の様にビールを飲みます🍻
その後はホテルに帰ってゼッケンの取り付けをしました。
これが超面倒です。
そしてその写真がありません(ごめんね🙏)
シートポスト(サドルの下の棒)に装着するシール式の参加ナンバー(計測器も兼ねている)を綺麗に貼ろうと奮闘していたところ、背後から忍び寄ったKEIMASAにどつかれてしまってとんでもない貼り方をしてしまいました🤤
奇跡的にしっかり貼れたので良しとしましょう。
さんたろうさんから聞きましたが本人はとても楽しそうに私をどついたそうです。
止めてくれよ(笑)
朝も早いので夜更かしせずにすぐに寝ました😪
レース当日
さぁレースの日です。
準備をぱぱっと済ませてホテルをチェックアウトします(車は駐車場に置きっぱなし)
ホテルを出るとローディー達の大群が見えます。
皆、高級ホイールを装備しているので超うるさいです(高額なホイールは後輪の空転音がうるさい)
参加者は8000人以上いますからね。
もはやただの騒音です。
祝日の朝っぱらから住宅街でこれをされたら住民達はブチギレる事でしょう。
会場入り後はすぐにチームの人達と合流。
記念撮影です。
今回の参加ブロックは
私は例年通りKEIMASAと同じ第3グループでの出走予定でした(全部で第9グループまである)
しかし今回はドイツレース初参加のさんたろうさんと一緒に第9グループから出走する事にしました。
そりゃ、ドイツレース初参加の女の子をいきなり単体で放り込んだら思い出じゃなくてトラウマができますからね。
他のメンバーの方達は第7、第8グループでの出走でした。
ここがドイツの良いところ
時間になったのでグループごとの列へ並びます。
しかし係の人が全くおらず、あるのは看板と区切りの縄だけ。
周りを見たら普通にグループを誤魔化して並んでいる人だらけです。
というわけで私達もチームの方々がいる第7グループに入りました。
日本でやったら怒られそうですがこっちだと当たり前の事なので誰も文句を言いません。
なんなら第1グループの人が第7グループにいます。
グループごとでの出走ですが参加カテゴリー(40、90、100km)はごちゃ混ぜです。
背中には黄色(40km)緑(90km)黄緑(100km)とすぐに区別ができますがこのレースでは調子が良かったらカテゴリーを上げても良い方式なのであんまり意味がありません。
なんなら100km部門での出走だけど体調が悪いから40kmで早めに終わらせると言うことも可能です。
結構なんでもありです。
早速スタート
前のグループ達が続々とスタート。
それに続いて私達も少しずつ前に進んでいきます。
スタートラインで一旦止まるのかな?なんて思っていましたがそのまま止まる事なくスタートしました。
早速イベントの盛り上がりポイント
他のメンバーの方達には見事に置いて行かれてしまったのでさんたろうさんと2人で走り始めます。
走り出したら早速楽しい高速道路です。
久々なので超楽しいです。
簡単に時速40km後半が出ます。
しかも周りが遅いのでペダルを踏む力を入れていなくてもバンバン抜かせて超気分が良いです。
あっという間にチームの方々と合流しました。
と言うことで先程までチームの先頭を引っ張ってくれていた笹井さんと交代して私が前を引っ張ります。
相変わらず街中怖い
街中も爆走します。
先程の高速道路と違って道が一気に細くなるのと路面がボコボコしているので初参加の人は結構苦労します。
昨年の私はここで集団のとんでもない走行速度に引き摺り回されてしまい走れなくなってしまいました(完走はしたけど散々な結果だった)
そしてここのエリアにイベントカメラマンがいます。
街を抜けたら再び高速道路。
真後ろにいるさんたろうさんしか目視できなかたので『多分みんな付いて来ているだろう』と思い込みながら頑張ってペダルを回していました。
後ろを見たら彼女以外誰もいませんでした。
まぁいずれ追いついて来るだろうということで気にせず走ります。
楽しい時間だ
31km地点、最近走ったあいつが現れます。
みんな大好き石畳です。
50m程しかないのであっという間に終わります。
私にとっては舗装路です。
じゃあ初めて走行するさんたろうさんにとってはどうでしょう。
楽しそうです。
実はデュッセルドルフの練習ルートにも1箇所だけ★1(難易度5段階)を体験できる場所があります。
ドイツに来たばかりの彼女に「こっちの道の方が楽しいよ」と詳しい事は何も伝えずに走らせた事がありました(楽しそうに「うわぁ〜」って言っていた)
やっぱり経験しているかいないかで走り方はかなり変わりますね。
ちなみに私の住んでいる街には1つの地域だけ全て石畳という鬼畜の所業みたいなエリアがあります。
イベント最初の山場、フェルドベルグ
高速道路が終わったら少しづつ上り坂が増えていきます。
もう少しすると600mほど上るフェルドベルグに入ります。
遅いグループなので周りがすでにゆっくりです。
既に少し息が上がっているさんたろうさんの気を紛らわせようと横に並んで話しかけます。
K「良い話と悪い話があるよ」
さ「良い話から聞きたいね」
K「良い話はここからは応援がいっぱいあるから頑張れるよ」
さ「悪い方は(ゼェゼェ)」
K「まだフェルドベルグ始まってないよ」
さ「えぇ…」
困った顔をしていました。
気を紛らわせるという意図はどこへ行ったのでしょう。
あっという間にフェルドベルグです。
いっぱい上るよ!
山の入り口には計測開始線があります(12km先に終了線がある)
最初は2人で上っていましたがいつもの様に私の膀胱が破裂しそうだったので集団の中から抜け出してのんびりトイレ休憩をしていました(彼女には先に行ってもらいました)
いつの間にか他のメンバーにも追い抜かれていきます。
休憩が終わったら彼女を追いかけます。
いません。
見当たりません🤤
『もしかしたら凄い勢いで上っているのかもしれない』と思いペースを上げて走行する事にしました。
後ろからいかついお兄さんが頑張って付いて来ましたが気にせず引き離します。
ドイツ人、坂を上るの超遅いですからね。
と言うより、このグループ遅すぎます。
そしてさんたろうさんが見当たりません。
その間も皆さんをバンバン抜いていきます。
完全に超強いローディー気分です(長い距離の山は得意ではない)
せっかくなので応援してくれているほぼ全ての観客の方々に手を振りながら走っていました。
あっという間に山の中間地点に到着しました。
毎年そこを陣取るパリピ達の応援を受けながらのんびり頂上を目指します。
昨年、一昨年は飲み始めだったパリピ達、今回は1時間遅く来たので完全に出来上がっています🍺
さすがパリピ🎉
補給エリアが凄い渋滞
計測を終えて補給エリアへ入ります。
昨年のレースでは後半に水が尽きて大変な目に遭っていたので今回は水を補充します。
なんと参加者達で渋滞しています。
今までは前のグループで走っていたので気づきませんでしたが今回は後ろのグループなので…凄い人数です😅
水をもらうのに10分以上かかってしまいました。
山おしまい
頂上に着いた私はさんたろうさんを待ちます。
その間に他のメンバー達に抜かれて行きます。
無事で安心しました。
数分後に彼女が到着したので坂道を下ります。
これがエシュボルン
ここからは爆速下り区間です。
何もしなくても常時時速70km以上出ます。
怖くてこれ以上出せません。
ドイツ人達は爆速で私の横を駆け抜けています。
お前らに恐怖心はないのか?
本当はさんたろうさんと一緒に下山したい所でしたが、彼女と私とでは体重差が20kgもあるので秒で離れてしまいました。
今更だけど
紹介が遅れましたが、今回彼女が乗っている私の自転車にはKEIMASAから借りたヤバいホイールがついています。
日本でもお馴染みのSuperteam(スーパーチーム)のホイールです。
加速が抜群、走行の伸びも超良いです。
しかしリムハイト(ホイールの厚さ)が高いのでちょっとした横風でハンドルが超ブレます。
それとアブラゼミを飼っているのか?ってくらいラチェット音がうるさいです。
高速域走行に慣れていない女の子にこんなヤバい物を渡すのもどうかと思いますが「(貸すホイール)Drive(ドライブ)とスパチ、どっちが良い?」とKEIMASAに聞かれた際に何も考えずにこっちを選んでしまったので私にも非がありますね(ごめんね🤪)
予想通りかなり風に煽られたようで泣きそうな顔をしながら合流してきました。
目立つならここがおすすめ
あっという間に71km地点です。
そしてここにも楽しいあいつが現れます。
私おすすめのスポット、石畳区間です🤗
31km地点に比べて距離も長く石畳がボコボコしています。
速い集団なら一気に走り抜けますが私がいるグループは皆遅いです。
遅いと凹凸に気を取られて蛇行するの事になるので結構危ないですよね。
K「じゃあちょっくら行ってくるわ」
さ「気をつけてね」
私の脚質(得意な走り方)は石畳とかなり限定的なのでここぞとばかりに加速します。
そんなに速度は出していませんが明らかに1人だけ石畳をぶっ飛ばすヤバい奴が現れるので観客の方々も大盛り上がりです。
一瞬だけでしたが楽しかったです。
お別れの時が来たようだ
その後も何度も突発的な上り坂が続き、さんたろうさんの脚もかなり疲弊してきたであろう86km地点。
90km部門と100km部門の分かれ道が現れます。
K「残りはあと4kmくらい。ここからは1人になっちゃうけど頑張れる?」
さ「うん、寂しいけど頑張る」
K「よし、また後で会おう😃」
ここまで頑張ってきた彼女を見送って私は最後の激坂区間へ向けて走り始めま…あっ、その前にトイレ休憩です🤤
歳を取るとトイレが近くて困りますねぇ。
今回は本当に楽だ
集団があったら乗りたいところでしたが遅すぎて全く集団の恩恵を受ける事ができません。
本来ならこの時点でヘロヘロですが今回はここまで全く力を入れずに来たので脚が超元気です。
あっという間に最後の坂区間へ入ります(前半の斜度は10%、後半の激坂区間は19%くらい)
超余裕です。
昨年はこの激坂区間の目の前で脚が攣ってしまい一旦自転車から降りる羽目になってしまいました。
今年は全くそんな事ありません。
本当に脚が元気です。
なんなら観客に「もっと応援してや」という余裕すらあります。
そして後半の斜度が上がる場所へ突入します。
やっぱり楽です。
見える参加者は全員物凄い蛇行走行をしています。
しかし1人凄い勢いで上るので観客の方々大興奮です(今日何回これ書いたかな)
皆んな立ち漕ぎでなんとか上っていますがこちとら脚が元気なので座ったまま一気に駆け上がります。
あまりにも周りに比べて勢い良く上ったので坂の上で待機してくれているカメラマンが慌ててカメラを構えていました。
この後は約3km程のんびり坂道を上ります。
もちろん全員抜かします。
そしてもちろん観客達と楽しさを共有します。
子供達とはハイタッチをしていました。
タッチが強すぎて子供が回転していました。
上りが終わったら後は爆速で下山してゴールまで向かいます。
最後ももちろん高速道路
下山した後は再び高速道路を走行します。
本来ならここで集団を作って一気に走り抜けます。
誰もいません。
ちらほら走っている人はいるのですが皆超遅いです。
そもそも私が走行しているグループで100km部門の人はあまり多くないですからね。
時間的にも走っている人はいないのでしょう。
結局最後まで集団を一切作る事なくゴールしてしまいました。
K「盛り上がりに欠けるなぁ(笑)」
やっぱりレースは楽しいね
レース終了後はメダルをもらいたいところでしたが、その列が長すぎたので今回は時間の関係でもらう事なく他のメンバーと合流しました(KEIMASAは1時間以上早くにゴールしていたため先に車へ戻っていた)
もう少しイベントの空気を味わっていたい所でしたが帰る時間もあったので今回はぱぱっと帰ることにしました。
これにて、今シーズン1回目のレースも無事に終了してくれました。
終わりに
今年初めての市民レース、無事に完走できて本当に安心しています。
昨年はボッコボコにされたこのレースですが今回は今までとは違う楽しみ方ができました。
後ろのグループで走るのも案外悪くは無いですね。
来年はどのグループから出走するのか、時期が近づいたらまた考えるとしましょう。
やっぱりレースは最高ですね。
次回は今年2回目のレースイベントであるケルンの話を書きます。
良ければまたお付き合いください。
ではでは🫸🫷
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