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2度目のエタップ•デュ•ツールへ向けての準備
みなさんこんにちは。
気づけば2024年も半分を過ぎました。
6月後半に入り唐突に夏日が訪れて喜びつつも身体が全くついていかず焦りまくっているKです。
今回は昨年初めて参加したサイクリングイベントの最高峰であるエタップ•デュ•ツールに向けての準備の話を書きます。
次回以降参加したい方達にとって少しばかり参考になれば幸いです。
⇩前回参加した際の話⇩
エタップって何?
まずはここから説明します。
毎年夏になるとフランスにて世界最大級の自転車レースであるツールドフランスが開催されます(近年は開催地を隣国で行い数日後にフランスへと移動します)
約3週間をかけて全21ステージを走り抜く超過酷なレースです。
エタップはそのうちの1つのコースを一般人が走る事ができるイベントです。
説明は以上です。
(気になった人は調べてみてね🤭)
イベントに向けての必需品
まずは自転車(当たり前か)
今回も愛車のROSE X-Lite06の色(自分で名付けた)を連れて行きます。
軽量オールラウンドモデルの自転車なのでエタップのような山をアホみたいに上るイベントにはもってこいです。
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完成車で6,8kg
今回の開催地は南フランスに位置するニースです。
私の自宅からは車で行くと15時間以上かかるので今回はデュッセルドルフ国際空港からニースのコート・ダジュール空港まで飛行機で向かいます。
と言うことで自転車を輪行バックにて詰め込んで移動します。
輪行バックは安全と信頼がおけるシーコン社のAEROCOMFORT 3.0 TSAを使用します。
それと前後のライトです。
フランスでは前後ライトの装着が義務化されています。
イベント中は装着しなくても良いとの事ですが宿泊地から会場入りするまでの間に警察の御用にはなりたくないのでしっかりと準備します(装着していなくても当日はおそらく見逃してくれます)
前のライトはキャットアイ社のVolt800Neoを、後ろのライトはガーミン社のVaria RTL 516を用意します。
自転車のパーツ面に関しては普段使用しているシマノ社のスプロケットの11-30Tから11-34Tに変更します。
普段は山道を走行する事はほぼないので30Tで十分です。
しかしこのイベントではアホみたいに山道を走行するので30Tでは全く足りません。(数字が大きいほど進まなくなるがペダルが回しやすくなる)
パーツ関係は以上です(書いておきながら実はほとんと変更していない🤪)
それとアホみたいに山を上ると言うことは、アホみたいに山を下る事にもなります。
ブレーキ関連の確認は怠らないようにしましょう。
補給関係
イベント中には多くの休憩エリアがありその都度食べ物や水を補充する事ができます。
しかしイベントの参加人数が16000人と超大人数なので休憩エリアに到着しても物がなかったりします(後ろのグループで走るほど休憩エリアの物がなくなるから補給ができずに完走が難しくなる)
その為、ジェルや食べ物をサイクルジャージの後ろにつっこんで走行することになります。
私が持って行くジェルはPower Bar社のパワーゲル(りんご味)です。
他にも食べ物等を持って行くつもりですがそれはイベント事前受付会場で現地調達します。
人によっては現地の物が口に合わなかったりするので日本からの参加の場合は慣れ親しんだ補給食を持っていきましょう。
ポーチや工具類
チューブはイベント運営側からの推奨で最低2本以上と言われているので2本持っていきます。
それと携帯空気入れ、タイヤを外すレバー、そして携帯工具です。
それ以外にも荷物を用意したい方はサドルポーチやトップチューブポーチを用意しましょう。
おそらく前日受付の際にエタップ柄のトップチューブポーチをもらう事ができるので用意できなかったとしてもそこまで問題はありません。
私の自転車にはそれがつけられなかったので昨年度は全て背中にぶち込んで参加しました(フレームが太すぎた)
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何度も参加すると自宅がこれだらけになる
夏のフランスを走るためにあると良いもの
昨年参加した際に感じた事ですが、日差しが超強いので日焼け止めは必須です。
男女問わず日焼け止めは必ず用意しましょう。
それとあまりの暑さで熱中症になって走行不能からの救急搬送される参加者が後を絶ちませんでした。
首に巻く冷却タオルがあると疲れが出てくる後半にはかなり役にたってくれます。
ジャージの後ろやポーチにスペースがあるなら冷えピタ(熱さまシート)を持って行くのも良いでしょう。
それとイベント時は1500m以上の山を上ります。
上っている際は暑くても頂上へ行くとかなりの気温差で身体が動かなくなってしまう場合もあります。かなりかさばりますがもしもの事を考えて薄手のジャケット等を持って行くと安心です。
海外イベントを走る際に用意しておく物
日本から参加する際には必ず英語表記されたエマージェンシーカードを持って行きましょう。
「安全に走るからそんなの要らない」という方もいると思います。
しかし一緒に走るのはプロ選手ではありません。
下り坂を走行している際にブレーキが間に合わず突っ込まれたりする事もあります。
万が一崖付近で巻き添えを喰らってしまった場合、ダイナミックにお空を飛ぶことになるのでほぼ緊急搬送です。
その際に緊急連絡先がないと言葉が通じない救急隊員の方々は困ってしまいます。
もしもの事を考えてしっかりと情報を書いたカードや紙を準備しましょう。
以上で前準備の話を終了します。
最後に
昨年初めて参加したエタップ•デュ•ツール。
距離は150km程と比較的短いものの、やばい山のオンパレードで大変な思いをしながら10時間近くかけて走り切りました。
幸いにも用意した物で事足りましたが何かあった場合は即リタイアと常にリタイアとの緊張感と闘いながら走った記憶は今でも忘れません。
同時に自転車大国でもあるフランスの文化と応援してくれる人達の温かさに触れて最高の思い出になったのも事実です。
あと数日でまた同じ祭典に参加できると思うと今からとてもワクワクします。
今回は私の確認用の記録として書きましたが今後参加する予定の方にとって少しでも役に立ってくれるのであれば幸いです。
ではでは✌️
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景色に気を取られると崖から吹っ飛んでお空を飛ぶことになる