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ゼリーゼリーゼリー

最近、毎週のようにゼリーを作っている。

うちの2歳になる息子はくだものがわりとなんでも好きで、毎日のおやつにくだものをあげているのだけど、くだものがない日は缶詰めをあげることがある。

しかし缶詰めのくだものはいかんせん量が少ない。
食べるだけあげていたら、あっというまになくなってしまう。

そこで先月からこの缶詰めを、すべてゼリーにしてみることにした。
使うのはゼラチンではなく、イナアガーという粉末のゼリーのもと。原料は海藻だけど、寒天とは違ってゼラチンに近いと思う。
ゼラチンには特有の風味があるけど、イナアガーは無味無臭で使いやすい。

砂糖とイナアガーを混ぜたものに水を入れて火にかけ、沸騰し粉が溶けたら火からおろし、缶詰めのシロップとあればレモン汁を混ぜ合わせる。
(イナアガーは常温で固まる性質があるので、完全に冷めるまで待っているとそのまま固まってしまうので注意)
ガラスの器にくだものを入れ、粗熱の取れたゼリー液を入れて冷蔵庫で冷やしたら完成!

子どもが食べる小さなガラス容器なら大体4〜5個くらいできるので、子どもと一緒に食べる大人もご相伴にあずかることができる。

みかんの缶詰めやミックス缶詰めなどいろいろ試したが、ひと缶600円以上もする国産白桃の缶詰めは、シロップ含めびっくりするほどおいしかった。
いつもはできあがったゼリーを食べることはあまりないが、この時はつい2つも食べてしまった。
お中元でもらうゼリーの詰め合わせなんかよりよっぽどおいしかったんじゃないだろうか。
手作りをしていると、たまにこういうめっけもんがあるからおもしろい。

まあ、そんなに高級な缶詰めを買うことは、そもそもそんなにないのだけれど。

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