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回避性パーソナリティ障害の治療、私の場合(継続中)

回避性パーソナリティ障害で心療内科もしくは 精神科に通院している人ってどれくらいいるんだろう。

その人たちはどれくらいの期間通院して、どれくらい改善が見られているのだろう 。

ある動画で精神科の先生が「回避性パーソナリティ障害の人は通院やめちゃう人が多い」と言っていました。なんとなくわかる気がします。

性格と障害の差がよくわからないし、自分でも結局性格の問題なんじゃないかと思ったりするからです。

私の場合も、一度通院をやめて、何年かたってもう一度通うようになりました。今は抗うつ薬と抗不安薬を処方されて飲んでいます。


回避性パーソナリティ障害の治療は、薬を飲むだけでは不十分で、精神療法(いわゆる カウンセリング)が必要と言われています。


私は、通っているクリニックの医師に2度カウンセリングについて話を持ち出してみたことがありますが、2度とも「カウンセリング なんて話を聞くだけですよ」と吐き捨てるように言われました。医師の口からです。

今時、少し ググれば 回避性パーソナリティ障害がどんな障害で症状の改善に何が必要か、薬物療法だけでは不十分であること、カウンセリングが必要であることなどだれでもわかると思います。

当然、精神科指定医である医師がそのことを知らないはずはないと思うのですが、どのような意図でそう言ったのかは分かりません。

自分が回避性パーソナリティ障害の患者に対して精神療法を施す能力がない、もしくは 時間がない。

るいは、地方なので優秀な心理士がいない、地方でなくとも優秀な心理士に出会える可能性は極めて低い、現実的には無理、そのように考えているのかもしれません。

だとしても、そのことをきちんと説明せずに、面倒くさそうに「あんなもん」みたいな言い方をする医師に対して、がっかりしてしまいました。


ここ数年、カウンセラーさんや 精神科の先生のYouTube動画をよく見ています。 

医師の動画を見ていると、言葉の端々に「診察の中で生育歴を患者に聞く」ということをちょこちょこ耳にします。

しかし、私の担当医は、生育歴を聞くどころか、私が母との関係について相談しようとした時、「それは対人緊張などの問題が軽くなって、今まで気にならなかったことが気になるようになっただけでしょ」の一言で片づけました。

「そんな話にまでつきあってられないよ」とでも言わんばかりの態度に、またがっかりしました。


通院を続けてもう5〜6年になりますが、「調子はどうですか」「変わりありません」以外の会話はほとんど したことがありません。
回避傾向が改善されたかどうかが話題に上ることもありません。


よく、治療には医師と患者との信頼関係(ラポール)が必要と耳にします。
私の担当医は私以外の患者にもこんな態度なのでしょうか。
それとも、回避性パーソナリティ障害なんて、しょせん性格としか思っていないのでしょうか。
はっきり言って薬出しておしまいです。

以上のことからもお分かりいただけるように、私は担当医に対して全く信頼を置いていません。精神科医としての彼の能力にも疑いを持っています。 

それでも通い続けているのは、他のクリニックの初診が取りづらいこと、あとは私の障害特性からくる、新しい場所や人に出会うことに強い抵抗感があるということもあると思います。


これを読んでくださっている人の中に、回避性パーソナリティ障害で通院を続けている方はいますか。

いらっしゃったら、診察ではどんなお話をされていますか。どのような診察がスタンダードなのか、私は未だに分かりません。



カウンセリングは、受けなくてはならないと思っていますが、50分8000円を週に1回受ける金銭的余裕はありません。正直、少し怖い気持ちもあります。

ですが、ダラダラ薬だけもらっていてもしょうがないので、他の支出を削ってもカウンセリングを受けて、自分の人生をじっくり振り返ってみたいと最近は思っています。 

考えすぎると動けなくなるので、 とりあえず大学院生が行っている 1回2000円のカウンセリングから始めてみようと思っています。

来月からバイトが増えるので、シフトがある程度固定されてから申し込もうと思っています(これも回避性の先延ばしかな…汗)

それまでは、できる限り規則正しい生活をして、マインドフルネス瞑想やジャーナリングなど、前頭前野を発達させる行動を習慣にさせていこうと思っています。

これで合ってるのかどうか分かりませんが、今のところ私にできるベストです。

自分の人生を受け入れて、自分なりの幸せを見つけることが私の今の目標です。

お読みいただきありがとうございました🙇


おしまい

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