中イキに感情の解放がなぜ必要なのか【脳編①】
【中◯キにはなぜ感情の解放が必要なのか】
みなさんこんばんは。
(1)脳の仕組みを知ろう!!
中◯キは、脳の中での脳幹のなかの脳神経の迷走神経の働きによるもの。
脳の仕組みを知れば、なぜ中◯キに感情の解放が必要なのかがわかります。
脳は大きく分けて
①大脳
②小脳
③脳幹
の3つの部位から成り立っています。
視床下部は、③脳幹のなかの、さらに間脳(視床・視床下部)という場所の中です。
また①の大脳は「大脳皮質」と「大脳辺縁系」の2つに分かれています。
大脳皮質は思考・判断・知性などを司る
大脳辺縁系は食欲や性欲、【感情】快・不快、怒り・驚きなどの情動を司る
脳幹にある視床下部は
この大脳の中の大脳辺縁系の影響も強く受けながら
自律神経(交感神経・副交感神経)の調整を行っているのです。
◯自律神経は「本能・欲求・情動・感情」に反応しています。
視床下部は大脳辺縁系などの影響を受けつつ
脳幹や脊髄に作用し自律神経活動へとつながります。
とくに大脳辺縁系からの情報が大きく影響しており、
自律神経は本能的な欲求や情動・感情などに反応します。
たとえば、急に後ろから大きな声で声をかけられたとします。
この時、大脳辺縁系に「驚き」という感情が生じます。驚きに反応した視床下部は自律神経の交感神経を興奮させ、交感神経は心臓の動きを速めたり血圧を上げたりするのです。
◯自律神経は心の動きにも敏感
思考(理性)と本能のバランス
私たちは、思考(理性)と本能という、相反するもののバランスをとりながら生きています。
思考(理性)の部分は大脳皮質、
本能の部分は大脳辺縁系(視床下部も大きく関与)
が強く影響を受けています。
しかし、本能的な喜怒哀楽が生じたときに、
思考が強く働いて感情を抑制する方が強くなってしまうと、
大脳皮質と大脳辺縁系の間に混乱が起きます。
たとえば、「辛い」「苦しい」などの感情を思考(理性)で抑制してしまうと、
視床下部はうまく情報を受け取ることができません。
すると、視床下部は自律神経のコントロールも失い
自律神経(交感神経・副交感神経)はうまく働くことができなくなったりするのです。
思考による感情の抑制の慢性化により
視床下部の自律神経コントロールは慢性的にうまくいかなくなり
多くの場合、交感神経が興奮したまま
ということが起きています。
ですから、
副交感神経が非常に重要な中◯キが
できるか否かに
思考による感情の抑制が
密接に繋がっているのです。
参考: https://setagayanaika.com/blog/1061
(2)この脳の仕組みと、中◯キがどうつながるか??
中◯キは刺激の世界ではありません。
続きはまた次回。