妖怪の英才教育を受けた私が「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」に行ってきた
先日、両親と一緒に
「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」
に行ってきた。
開催概要は以下の通り。
タイトルの「妖怪の英才教育を受けた〜」とはどういう意味かというと、
母が水木しげるのファンで
家には母専用の本棚があり、そこには水木しげるが描いた漫画や画集、DVDやフィギュアなど、水木しげる関連の作品がほとんど置いてあり、
そんな母から生まれた私は
「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメは生まれてない頃のシリーズまで全部観たし、
(ちなみに私が生まれた頃は4期がやっていた)
小さい頃は絵本の代わりに水木しげるの画集を見て育った。
今思うとゾッとするようなビジュアルの妖怪や話なんかもあって、子供には刺激が強かったようにも思う。
妹なんかは「ゲゲゲの鬼太郎」ではじめて死後の世界を知り、地獄に怯えていて可哀想だった。
そんな私が久しぶりに水木しげるの作品に触れた。
「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」では100点を超える原画が展示されていて圧巻!
大昔の絵巻物や文献の挿絵から描き起こされたものも多く、
元となった絵と水木しげるの原画を見比べるのが楽しかった。
特に私が気に入ったのが
「疫病神」である。
「疫病神」とは疫病を流行らせるという恐ろしい神なのだが、
水木しげるの作品も元となった絵も、どこか可愛らしい
何で5体いるんだろうか
担当する疫病とかあるのだろうか
とか想像を膨らませるのが楽しかった。
何が可笑しくて笑っているんだろうか…。
ポストカードが売られていて私は「古狸」を買ってしまったのだけど
あったなら「疫病神」を買えばよかった…。
妖怪英才教育を受けていただけあり、この展示では初めて見る妖怪はいなかった。
そこにいたのは全員漫画やアニメ、画集でみた懐かしい妖怪達で、
何だか古い友人に会ったような不思議な気持ちにさせられた。
まだ名古屋ではやっているようなのでぜひ。
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