ここはさながらバンコクのよう
休日にタイフェスティバルに参加してきた。
コロナの影響で4年ぶりに開催されたとのこと。
タイ料理の屋台や雑貨屋がところせましと並び、異国の言語が飛び交う。
しかもその日は気温が30℃を超えていたのもあり、
さながらバンコクのストリートのよう。
(タイ行ったことないけど)
まずは何かお腹にいれようと屋台をぶらりと一周することに。
パクチーのような、ナンプラーのような、独特な異国の香りが漂っていて食欲が湧いてくる。
定番のガパオライスやパッタイも良いけれど、せっかくなら食べたことのないものを!と思い
「カオソーイ」を頼んでみた。
カオソーイはタイで親しまれているカレーラーメンらしい。
ココナッツ風味のカレースープになんとチキンラーメンのような「揚げ麺」と「ゆで麺」の両方が入って驚いた。
具はホロホロに煮込まれた手羽元と、紫たまねぎ、高菜、と面白い組み合わせ。
独特なクセも無く、とても食べやすいし、値段が600円とラーメンにしては安くて最高。
次にタイ風焼き鳥「ガイヤーン」とタイのビール「シンハービール」で乾杯。
「ガイヤーン」の味は見た目通りというか、塩胡椒で味付けがされていてビールによく合う。
「シンハービール」は古くからタイで製造されている由緒あるビールで、ラベル上部に描かれている仏教とヒンドゥー教の神話に登場する神鳥ガルーダの紋章はシンハービールがタイ王室に認められた証だそう。
「シンハー」はタイやインドの神話に出てくる獅子が由来でラベルに描かれているのも獅子のようだ。
ビールの味はスッキリしていて、暑い日なんかはゴクゴク呑んでしまいそうで危険なうまさ。
ひとしきり、タイ料理を堪能したから次はタイの雑貨やムエタイの試合を見ようと思っていたがあまりの混雑と暑さ断念。
いそいそと涼しいカフェに入り豆花を食べて帰路についた。
タイは憧れの地ではあるけれど暑さに自信が無いので
来年もタイフェスティバルで本格的な「さながらバンコク」を楽しむことにしよう。